※2022.08.04更新 規格模様の蓋9枚、コンクリート製の蓋2枚、側溝蓋3枚、防火貯水道の蓋2枚を追加しました。
旧与野市の経緯は、明治22年、町村制の施行により与野町は、周辺の上落合村、下落合村、中里村、大戸村、鈴谷村、上峰村、八王子村、円阿弥村、小村田村の9村と合併し、新たな与野町が誕生します。その後、昭和33年7月15日に市制施行により与野市となります。そして、平成13年5月1日に大宮市、浦和市、与野市との新設合併によりさいたま市が誕生し、与野市は廃止となります。
旧与野市は、周囲を浦和市、大宮市に囲まれ、面積は8.29平方キロメートル、東西3.5キロメートルと南北に細長く、市域の大部分は大宮台地上に位置し、市の中央部を流れる鴻沼(こうぬま)川の両側には東西に低地が広がっています。(以上は、埼玉観光国際協会HPより)
市章は、与野公園の桜の花弁を「ヨノ」で表し、中央部は「Y」を象ったデザインのようです。(昭和8年9月18日制定制定)
市の花は「サクラ」、市の木は「カヤ」です。
前置きはここまでとし、次はマンホール蓋に係わる情報です。
さいたま市の状況から、旧与野市は埼玉県流域下水道に接続し、戸田市にある荒川水循環センターで最終処理され河川に放流されていたようです。
また、下水の排除方式は、JR高崎線と埼京線に挟まれる所はほぼ合流方式、他は分流方式が採用されていたと思われます。
それでは、マンホール蓋の整理です。
最初は、市の花「サクラ」と市の中央部を流れる鴻沼川を泳ぐ鯉をデザインしたカラーマンホール蓋です。
こちらには用途記載がないので合流蓋かも知れません。
こちらは、左蓋が雨水蓋、右蓋が汚水蓋です。
こちらは、ノンカラー蓋です。
こちらは用途記載がありません。
こちらは雨水蓋です。
こちらは汚水蓋です。
以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
はじめは、JIS規格模様の蓋です。
こちらは、用途記載のない蓋です。
いずれも、中央の市章の中心に下水道を表す「下」の文字があります。
こちらの蓋は、上部に「AV-2」の記号があります。(2022.08.04追加)
見ずらいですが、こちらの蓋は下部に「YM-2」の記号があります。(2022.08.04追加)
こちらは枠付きの蓋です。
こちらは雨水蓋です。
(2022.08.04追加)
見ずらいですが、こちらの蓋は下部に「YM-2」の記号があります。(2022.08.04追加)
こちらは枠付きの蓋です。(2022.08.04追加)
こちらは汚水蓋です。
こちらは枠付きの蓋です。(2022.08.04追加)
こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
市章の中央に「下」の文字がありませんので、下水道部門の管轄の蓋ではないのかも知れません。
(2022.08.04追加)
こちらは親子蓋です。
左蓋はΦ900、右蓋はΦ1200のサイズです。
(2022.08.04追加2)
こちらは、幾何学模様の用途記載のない蓋です。
こちらは、コンクリート製の用途記載のない蓋です。(2022.08.04追加2)
こちらは、小型マンホール蓋です。
こちらは、唯一見つけたコンクリート製の蓋です。(2022.08.04追加2)
こちらは、側溝の枡蓋です。
(2022.08.04追加2)
こちらは、コンクリート製の蓋です。
(2022.08.04追加2)
上水道関係の蓋は、埼玉県さいたま市のマンホール蓋のその2.上水道関係他で整理しましたので、そちらをご覧ください。
最後は、防火貯水槽の蓋です。
(2022.08.04追加2)
以上で、その4.旧与野市のマンホール蓋の整理は終了します。
その5.では、旧浦和市のマンホール蓋を整理します。