楢篠賢司の『人間とは』

人間とは何かを研究しています。現在は経済学を自分のものにしたいと目下勉強中です。

私的なことでなんですが

2011-07-04 06:35:48 | Weblog
 6月30日の日、私の「新・貨幣論」を出した出版社から8月15日をもって契約が切れるという連絡がありました。私にとっては二つの事柄が発生します。一つ目は在庫本の引き取りか、もしくは出版社で裁断して処分してしまうかということと。もう一つは本で書いてきたことを8月15日過ぎには公開できるということです。

 現在まで購入し読まれた方が6百数十人ほどいます。ありがとうございましたとお礼を申し述べさせていただきます。

 私が今まで書いてきたこのブログにおいても貨幣を論じてきましたが、あくまでも本の中身とは別のものです。その中で今まで言われてきた貨幣の機能ということで、貨幣には三つの機能があり。第一の機能は交換機能であり、第二の機能は保存機能、そして第三の機能は比較機能であると。しかし私は今までこのブログでは比較機能については何も触れてこなかったわけです。

 私が考えるには貨幣の機能の中で比較機能においてはふさわしくないと判断したからです。なぜふさわしくないのかを本の中で書きました。その代わり貨幣が持つ機能として第三の機能として労働の細分化機能があると書きました。

 現在はまだ書けませんが8月15日が過ぎましたら契約が切れますのでこのブログで書いていきます。

 はや、来年には私も年をとり後期高齢者(75歳)になります。いつまでブログを書いていけるか分かりませんが、どうしても体の衰えは感じます。ここ1年ほどは快調に過ごしてきましたが、それ以前は毎年のごとく入院をしておりました。大学病院の先生のおかげで生を永らえていると私は感じました。それは1日20数回という大便回数。いつ出るか分からない恐怖、待ったなしのトイレ急行。それは生活しているというよりも毎日が過酷でした。

 昨年消化器内科のトップの先生に診ていただき9日ほど検査入院をし、毎日が検査の連続でしたがその結果大腸と小腸に潰瘍による穴が連結してしまい、小腸から大腸に直接内容物が流れているということでした。再手術をするか薬で潰瘍を抑えるかの選択でクローン病の薬で抑えることになり現在小康状態を保っています。

 なぜ上記の病のことを書いたのかといいますと、現在でも普通の倍以上の一日4000ミリグラムという薬を飲んでいます。そこで年齢とあいまっていつまでこのブログが続けられるのかということになるわけです。自分としてはイスラム金融を研究し始めたことでもあり、その宗教性とは関係なく良い点を未来社会に活かせるのではないかと考えているわけです。

 また別ブログで人間と宗教を書いていますがどうしても無神論的立場(あの世は無い)ですので今回の震災で多くの人が亡くなってしまった時期に書くことはできませんでした。

 元気でいる限り続けていきます。


写真は中国旅行時の雑技団鑑賞から