上記タイトルは私のブログの下部分に貼られていた広告です。えー!、私と同じように考える人がいて、いや、それよりもっと深くアベノミクスとは何かを研究している人がいるのかと最初はびっくりした訳です。それも確か最初の株の1千円を超える暴落する前のことですから。
しかしクリックして中を読んでなーんだという感じでした。その中身の記事は以下
Question あなたに質問です
日経平均株価は騰がるでしょうか?下がるでしょうか?
そしてその下にグラフがありました。私のブログ下をクリックして見てください。
さらにこのような文章が続きます。
答えの前に・・・
あなたは株式投資に関して、こんなことで悩んでいませんか?
円安と120円と日本株のゆくえ、為替が株価に与える影響を理解する
日本株は回復して18000円を超えられるのか
安倍政権やアベノミクスなどの政治は経済にどんな影響を与えるのか
どの銘柄を買えば儲かるのか
プロはどのように銘柄を選んでいるのか
中略
実は・・・
株価が騰がるのか下がるのは、プロでも予想はできません。
この後もありますがこのくらいにして、内容のほとんどは株を学ばせるという目的と当然市場に参加をさせたい、つまり株は儲かりますよという類の広告でした。
円安が120円ということから輸出企業は利益が出る、そこで株式市場がにぎあう、多くの人が儲かるという言葉に乗せられ素人が株に手を出してしまった。
結果、宝くじを買ったのだったらしばらくは夢を見られるのだが、騰がるという言葉に乗せられ株を最終場面で買った人は数日の間は含み益からくる富者になったという儚い夢であったと後で気がついたと言えます。
日銀が国債等証券類を銀行から買い入れマネーを市中にばらまく、その結果飽和状態になつたマネーは最初株式等に向い、含み益を得た人はまさか急激に下がるとは夢にも思わず高額な自動車や高額な商品を買い少しは経済の活性化に貢献したと言えますが、あまりにも急激な反動から株は怖いものだという気持ちを多くの人に持たせてしまった。
私も個人的なことですが最初アベノミクスには、はたして景気が良くなるのかと否定的な思いと反対の立場、つまり夏の参議院選挙を勝ち抜くための演出に過ぎ無いのではと考えていましたが、株の値上がりから消費が動き出したという小さな実感を私も味わうことができ、設備投資を考えました。しかし今現在は設備投資のことは頭から消え去りました。これは多くの人が同じような経験をしたのではないでしょうか。
このような状況の中安倍政権が掲げるデフレ体質からの脱却はできるのかということですが(貧乏人はデフレの方が物価が上がらなく生活は楽と言える)
輸入に依存した商品は上げざるをえないと考えるが、そのことによって全ての物価が騰がるというインフレにはならないといえる。なぜなら企業は勝ち残るため少しでも安い労働力を求め海外の後進国に物を作らせる動きを強めてしまう。
日本がデフレに陥ったということは国内で作らせるよりも海外の安価な労働力を求めて海外からの輸入を増やしてしまったことによるものといえます。結果として国内の労働力コストと海外の労働力コストの競争に国内は勝てなかったことがデフレの要因と言っても過言ではないでしょう。そして安倍政権が掲げるデフレからの脱却を目指した国債残高の大量積み上げ、その先に見えるものは「円」という通貨の国際的不信任から来るインフレしかありえないような気がします。
それは不況下の物価高(スタグフレーション)という最悪のシナリオになるのでは、つまり現在の人々の心理的な要素として株の動きの不安定さからくる消費の減衰、一部の輸入商品の値上がり、再度円高に触れたとしても一度値上がりしたものは下げづらい等、
経済が活性化しなければ再度多くのリストラが待ち構えていることになるのではないでしょうか。