ヒートアイランドだと思われる今年の猛暑・
実は、日本で「人工的」とも言える猛暑が問題化する一方、
世界ではこれまでの「地球温暖化説」に対して、
「地球寒冷化説」も唱えられ始めている。
つまり、気候そのものが涼しくなるというわけだ。
暑がりの人には朗報かも?
猛暑に乗じた人気取り??
国立天文台などの国際研究チームによる「地球寒冷化説」
今年4月19日、国立天文台などの国際研究チームによると、
世界最高の解像度を誇る最新鋭の太陽観測衛星「ひので」が、
従来とは異なる太陽の活動=太陽の磁場の反転を世界で初めて確認したと発表。
この現象は、約170年前と約370年前にも起きたと見られており、
それぞれその約10年後には太陽の黒点の数が減って、
地球が寒冷化していたという。
国際研究チームは、
「今回観測された現象も、
約10年後の地球の寒冷化など、
異常気象につながる可能性がある」としている。
寒冷化の時期は、別名「小氷河期」「プチ氷河期」と呼ばれるもの。
日本ではちょうど江戸時代に当たり、
享保、天明、天保期などに大飢饉を招いたと言われ。
今回観測された黒点の減少と気温変化との因果関係はまだ不明だが、
世界レベルで見れば、
ここ数年間の間に極端に寒い冬が訪れるようになった地域も多く、
すでに何らかの影響が出始めているのかも。
これはある意味、暑がりの人にとって朗報と言えるのでは。
だが、いくら涼しくなると言っても、
飢饉を招くほどの寒冷化はご免蒙りたい。
また、
「寒冷化説」は現段階で地球温暖化ほど研究が進んでいるわけではなく、
信憑性に疑問を唱える声も多いようです。
当面は我々がまず考えるべきは、この夏の暑さをどう乗り切るかだ。
エアコンの効いた部屋でビールばっかり飲んでないで・・
「家にずっといると、冷房の効いた部屋で体を冷やしすぎたり、
外の気温がわからずに外出してしまい、
急な体温変化で体調を崩すこともあるので、注意が必要です」。
冷房などで人工的に体温を下げながら、
たまには風の当たる場所で外の気温を感じ、
自然に体温調節することがお勧めだそうです。
しかし、それにしても暑い。
朝から30度越えはキツイ・
でも、京はもう地蔵盆、朝晩だけでも少しは涼しくなるはず・・・