日日の幻燈

歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと

【note】美味なる馬刺しを求めて松本へ(1)-まずは北上、真田の里へ-

2017-09-10 | 日日の幻燈

職場の上司W氏から、松本(長野県)へ馬刺しを食べに行こう!と誘われたのがきっかけ。元上司のM氏を仲間に引き入れて、3人での1泊2日の馬刺し旅行。でも、ただ直行して馬刺しを食べて、ハイ、終わり-じゃ面白くないので、寄り道をしながらの旅となりました。


【1】9月9日(土)沼田城

【沼田城1】


東京から、まずは関越道を一気に北上して群馬県沼田市へ。去年の大河ドラマ「真田丸」で大いに盛り上がったであろう(…と思う)沼田城へ。

【沼田城2・赤の幟】


真田一族ゆかりの城として一躍脚光を浴びた沼田城ですが、上田出身の私としても、いつかは訪れてみたいと思い続けて、はやン十年。ようやく念願が叶いました。

【沼田城3・自販機】


やはり「真田丸」のブームは去ってしまったのか、観光客はまばらでした。それでも、綺麗に整備された城内(現在は公園)には、タイアップのキャラがここそこに。

【沼田城4・天守跡】


沼田城、なんとなく地味~なイメージだったのですが、何と江戸時代初期には5層の天守閣を誇っていたとか。ガイドブックによると、関東で5層の天守閣を持っていたのは江戸城と、ここ沼田城だけ。沼田の真田家が幕府により改易となった天和2(1682)年に取り壊されたそうです。
今は天守跡を示す石の標柱と、なんとなく盛り上がった地形でその雄姿を偲ぶしかありません(復元模型は現地の観光案内所に置かれています)。

【沼田城5・名胡桃城方面の眺望】


この日は快晴だったので眺めも抜群。写真は城の西側になります。秀吉の小田原攻めのきっかけの舞台になったとも言われる名胡桃城も、この方角です。「天空の城下町」を名乗るにはどうかな…?と思いつつも、小高い丘に築かれた沼田城から素晴らしい眺めを堪能しました。


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