散歩道にある農業センターや公園で、直径5㍉前後真っ白な種子を纏った高木のナンキンハゼが寒風に揺れています。中国中南部が原産。江戸時代に和ロウソクの原料を採取してきたハゼノキと同じように蠟が採れる樹木として導入され、この名がついたとか。秋になって黒く熟した実が弾け、このような白い種子が顔を出します。ハゼノキはウルシ科、ナンキンハゼはトウダイグサ科で、両者は全くの別物だそうですが、ハゼノキと同様に有毒だそうです。