やや薄暗い半日陰の庭が似合うアセビの花。白と赤があり、白はよく見かけますが、今年は初めて赤いアセビが咲く姿を名古屋・鶴舞公園で目にすることができました。
アセビは日本や中国・雲南省などの原産。木全体に毒性があるといわれ、馬が食べると足取りが酔ったようになることから漢字では「馬酔木」と書くほど。他の動植物を寄せ付けないので庭木として広がったようです。
鶴舞公園で咲いているのは鶴々亭前の庭。ドウダンツツジに似た壺型の小さな花がボリュウム感のある穂状になって、常緑の葉を覆うように咲いています。花言葉は「献身」だそうです。