落葉樹が相次いで裸になり、咲いていた草花が姿を消す季節。そんな中で、名古屋の鶴舞公園に出掛けると、咲き誇る数多くのサザンカが迎えてくれました。
赤・白・ピンク。広大な園内を歩くと、次々にサザンカと出会います。盛りを過ぎたのもありますが、たくさんの蕾が残る木も少なくありません。
何種類かの樹木が寄り集まった林に入ると、そのなかの落葉樹からの落ち葉が造った黄色いじゅうたんの風景も。2週間ほど前に、京都の東福寺や南禅寺で目にした真っ赤なじゅうたんとは違った趣を味わえました。
もう一つ、3か月前の9月に公園のシンボルツリーであるヒマラヤスギに「松ぼっくり」がなる様子を掲載しましたが、種子を飛ばした後に落ちた殻を一個だけ見つけました。直径6㌢余。バラのような形です。
晩秋に強い風が吹いたら拾いに来よう、と思っていたのに忘れていました。まだ残っているのか、落ちてしまったのか、見上げても枝の緑がうっそうとしてよくわかりませんでした。
まだ残る紅葉の中で
黄色のじゅうたん
ヒマラヤスギの松ぼっくりです