アーモンドアイのＧⅠ８勝なるか！？

【第70回安田記念】ＧⅠ　3歳以上　東京競馬場　1600ｍ
⑤アーモンドアイ(ルメール)は二度目の挑戦になる。昨年はインディチャンプの3着に敗れている。
この馬はレースに全力を出し切ってしまうので、レース後の消耗が激しいという。昨年は3/30のドバイターフで勝った後に6/2の安田記念に臨んでいるが、初の海外遠征の疲労残りが敗因だったのではないかと言われている。
前走ヴィクトリアマイル、ルメールは消耗を少なくするためか、ほとんど追わず最後は流していた。
だから、2番人気の⑥インディチャンプ(福永)に狙いが立つのかかというと、そう単純にいかないかもしれない。
アーモンドアイが勝つと、シンボリルドルフやディープインパクトの7勝を塗り替えるＧⅠ8勝の新記録になるそうだ。そうでなくても立派な名牝である。
新記録を達成してもらいたいが、1.4倍のオッズではねぇ。まぁ、記録と馬券は別だ。(惨敗続きでよく言うよと言われそう)

4番人気①ダノンプレミアムは天皇賞(秋)で完敗している。レーンに乗り替わっても逆転までは無理ではないか？
実力がよく分からないのが3番人気⑪グランアレグリア(池添)である。しかし、ずっと乗っていたルメールが高松宮記念から手離しているし、逆転まではないだろう。それよりは⑨アドマイヤマーズ(川田)が上だろう。朝日杯やNHKマイルＣで二度もグランアレグリアに先着している。
ただ、狙ってみたいのは②ダノンキングリー(戸崎)5番人気である。アーモンドアイとの対戦はないが、インディチャンプとは毎日王冠、マイルCＳ、中山記念において2勝1敗の成績だ。1敗のマイルＣＳは戸崎の落馬負傷で横山が初騎乗となった時である。互角以上じゃない？

戸崎圭太騎手の落馬事故は二度の手術を受ける大怪我だった。半年の故障休養明けで5月23日から騎乗して、安田記念が復帰後初のＧⅠとなる。ちょっと応援したいところ。
去年の安田記念でアーモンドアイに勝ったインディチャンプより勝るダノンキングリーという発想は、単純な手筋と言われそうだが・・・。