この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

パソコンが直った

2010-01-07 07:32:30 | つれづれ記
パソコンが直った。依頼しても一週間ぐらい待たされると思っていたのだが、その日の午後すぐ来てくれると知って吃驚した。30分ぐらいでちょちょっと直して帰って行った。あちこち触っていたので無線ルーターが初期化されていてその初期設定をしただけだった。原因は不明のままである。わたしのIT音痴には困ったものだ。

ちょうど正月番組で、「ダイハード4.0」の映画を見たが、政府機関から金融機関そして、あらゆるライフラインのシステムを乗っ取った犯人を追うストーリーだったが、市民生活すべてがマヒしてパニックに陥っていた。
ブログは書けず、競馬もJRAVANが見られず、まして即パットの投票も無理で手も足も出ない。規模は違うが二、三日前のわたしも同じような目に会って右往左往していたのだ。

今回はフィクションだったが、現実に、事故が連鎖して同様のことが起こることは考えられる。株式の電子化というのは進んでいるように思われるが、現物もなくなって電子化されたデータだけで、もしそれが飛んでしまったら一体誰が責任を持つのだろうか。ネット上に存在しないことは「無い」ことと一緒ですとあっさり片付けられるのだろうか。電力が無くなっただけですべてのシステムはただの鉄屑になってしまう。
進むIT化に不安を憶えるのだが。

話はがらりと変わるが、6日のyahooニュースで、うつ病患者が増加しているとあった。100万人を超え、この10年間で2.4倍に跳ね上がっているらしい。坑うつ剤(SSRI)の安易な投与が一因かとあったが、それより、「近頃の若者は!?」で触れたように、「実存的な課題」に皆襲われているのだと思う。

A・H・マズローは、欲求の五段階説で人は欲求が満たされればより高次の欲求に向かうと主張している。生命や安全の欲求(生理的欲求)が満たされたわたしたちが欠乏感を抱くのは愛と愛情の所属の欲求、そして自分自身を信頼する上で不可欠の自己尊敬、自尊心を満たす承認の欲求である。そしてさらに高次の自己実現の欲求へ向かうというのだ。
この三段階、四段階あたりで彷徨っていると言えるのではないだろうか。

「虚しい」と苦しむそのことに意味があって、とことん対面してみると「虚しさ」の向こうに存在神秘の驚愕体験に出遭うという。
アドラーも自己実現の欲求の果ての「神秘的体験-至高体験」を語っている。
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