YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

超過放電バッテリーは復活できず

2021年03月08日 | 雑記

 ちょっとしたルートでバイク用の小型バッテリーの中
古品を入手した。
使えれば屋内の電装回路実験や軽四号のバッテリー整備
時のメモリー保持用に使えて便利。

 早速電圧を測定してみる。

なんと1V以下の約0.6V。
これはかなり過放電している。
バッテリー上がりからの長期放置が原因だろう。
もしかしたらパルス波形式リペア充電で復活するかも
しれない。

 充電で内圧が高くなって膨張や爆発でも起こると困る
ので密閉フタを外した。


 リペア充電機能付き多機能充電器を繋げる。

これで一晩充電してみるのだ。

 翌朝に電圧を確認してみる。

12.8Vまで回復!
しかし見る見るうちに電圧が少しずつ落ちてゆくから、
普通とは違う感じだ。

 追加でもう一晩パルス充電してみる。

結果、電圧が落ちてしまったよ。w

 悪あがきで10時間ほど普通の充電器で追い充電して
みる。

この充電器は満充電すると維持充電へ自動切換えするから、
放置充電しても安心なのだ。

 追い充電の結果。

また電圧が下がってしまった。ww

 今回のバッテリーはかなりの過放電と放置期間が重な
ってたようで、復活できる仮死状態ではなく完全死亡状態
だったようだ。
内部の電極や絶縁体(セパレーター)の劣化でパルス充電
をきっかけにセルがいくつかショートや機能不全を起こし
てしまって電圧低下に至ったんだと思う。
ダメなバッテリーは何をやってもダメ。

復活できる程度の劣化バッテリーなら良かったのになぁ~。w