前回紹介したアウトドア用の小型焚火ストーブのための
自動フイゴなモーター式送風ボックスの製作。
その実証試験をやったよ。
火遊び自炊セットに送風ボックスを追加して河原へ
やってきた。
早速セットする。
モバイルバッテリーが焚火の雰囲気を台無しにするのだ。w
テスターの温度測定機能を使って気温やケースの温度を
確認する事にした。
今日の気温は22度で日陰は快適だ。
着火剤は麻ひもと食べ終わって洗って乾かしたアイスの
棒。
麻ひもに火を点けるとすぐに炎が立つ。
これが自然燃焼の状態。
ドキドキしながら送風のスイッチをオン!
炎の勢いが増して燃え上がった。
そよ風程度の送風でも変化は起きるんだな。
追加で松ぼっくりを二個投入。
すぐに着火した。
試しに送風をオフしてみた。
勢いが減って少しくすぶりだした。
確実に差が起きている。
ゴトクを置き、追加の木材を投入。
送風するとしっかり二次燃焼まで起きた。
この間の時間は約5分程度で短い。
着火から実用までの時間短縮が送風で可能になったよ。
放置系大好きな俺にぴったりだ。w
ボックスの温度が気になるので測定した。
22℃から34℃に上がったけれど、体温よりも低いので問
題無い。
モーターも無事である。
燃焼効率が良いのか短時間で燃え尽きそうになった。
置き火にしたいなら、送風を止めれば良い。
せっかくなので鉄板を乗せた。
適当な枯れ枝などを追加投入して送風をONする。
ターボファイヤー!!!
楽しい。w
味噌漬け豚ロース肉を乗せる。
ジュージュー鳴って食欲をそそるのだ。
薪のくべ方や送風のON/OFFで火加減を調整する。
どうです?この焼き上がり。
おいしそうでしょ?w
実際、おいしい。
あっと言う間に無くなった。
燃えカスはこんな具合だ、
ほとんど白い灰になって消えてしまった。
送風のおかげで完全燃焼したようだ。
ストーブを除けてみると下にこの程度の灰が落下してた。
偶然だけど中底の穴と送風穴がうまくずれていたおかげで
直接中に落ちなかったようだ。
息を吹いて飛ばして終了。
ここまでの時間は着火から終わりまで約1時間弱。
今まで3時間ちかくかかった手間がいっきに短縮できた。
これなら日帰りデイキャンプでも手軽に火遊び自炊が
できるだろう。
目的通りの結果に大満足である。
以上、ネイチャーストーブ(別名ウッドバーニングストーブ、
ソロストーブ)用の強制燃焼式送風ボックスの効果でした。
それでは楽しいゴールデンウィークを!
ご安全に。