YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

軽四号のバッテリー保守充電

2021年12月11日 | 雑記

 特に面白い話では無いけれど、めったに乗らない我が
軽四号のバッテリーを保守充電しておいた。
冬の恒例行事である。
問題はバッテリーをいったん下ろさないとコンセントが
ある場所で充電できない事。
バッテリーを長時間下ろす=電装系のメモリーがリセット
される=その後の設定がすごくめんどくさい。

 そんなわけでメモリー保持用にバイクYB号のバッ
テリーを使う事にした。

ジャンパーケーブルが無いので手持ちの部品でこんな
物を用意した。

 接続する。

極性を合わせて+には+、-には-を接続する。
義務教育時代に習った「並列接続」である。w

 端子を外して自動車バッテリーを下ろす。

安全のためにビニール袋で+端子を覆う。
ショート防止なのだ。

これで電装系のメモリーはバイクのバッテリーで保持さ
れる。
電動ロックの開閉も可能だから防犯も機能するのだ。

 うっかり始動行為を防止するために注意書きを貼る。

バイクのバッテリーと細い配線ではセルモーターの始動は
不可能だし大電流を流すと炎上して危険なのだ。

 下ろしたバッテリーを充電器で電圧測定する。

この充電器はコンセントを刺す前だと電圧測定ができる。


12.7Vで見かけは正常値。
だがセルモーターを回すとか大電流を流すとなると劣化具
合によっては大きく電圧が下がってしまうのだ。

 保守充電を行う。

パルス性充電で劣化の原因を除去して回復させるのだ。

 補水穴から電極の様子を見る。

電極はきれいで表面は鉛色。
充電開始で細かい水素泡が発生しだした。

 24時間パルス充電した。

水素泡が激しい。
電極表面はきれいのままで、前回の保守充電が効いてい
るんだろうな。
劣化が進むと表面に硫酸鉛の結晶ができて、まるで白い
サンゴのような膜が覆って充放電ができなくなるのだ。
それを防ぐのにパルス性保守充電が効く。

 充電直後の電圧は14.1V。

毎年冬になるとこうした保守充電をしてきたのだ。
おかげなのか、このバッテリーは購入から既に6年経って
いるにもかかわらず、車検時のバッテリー検査でも合格
だった。

 車に載せる。

端子を組み付けてボルトを締める。
そしてメモリー保持用のバッテリーを外して完了。

キーオンにしてオーディオなどの設定を確認し、ちゃんと
メモリーは保持されていた。
始動すると勢いよくセルモーターが回って一発始動できた。

ガソリン価格高騰でここ一ヶ月はほとんど軽四号に乗って
いなかったから、丁度よいタイミングで保守充電したわけ
だ。



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