お彼岸ですね。お墓参りに出かけることにしましょう。今日は曇りのち晴れの予報。気温も午後には20度を超える、穏やかな一日になるようです。
さて、今朝は本土最南端の佐多岬をご紹介します。北緯31度線上に位置しており、50メートル沖の大輪島には日本最古の佐多岬灯台が建っています。太平洋、東シナ海、錦江湾に面し、晴れた日には種子島、屋久島、もちろん開聞岳も見ることが出来ますよ。...
この写真は2年前のGW期間の特別公開の際に撮りましたが、鹿児島県が新年度で展望台などの工事を始めるようです。完成の日が楽しみです。ちょうど、観光遊覧船「さたでぃ号」が眼下にやってきていました。喫水線の下に客室がある半潜水艦タイプの船です。国内第1号の海中公園に指定された佐多岬周辺の色鮮やかなサンゴ群や熱帯魚の群れに出会えるかも。そして、真っ赤な屋根の建物は佐多岬の灯台まで行く途中にある御神社です。
お祀りしている祭神はイザナギ・イザナミノミコトとウワツツノオ・ナカツツノオ・ソコツツノオ(住吉の三神、海人が祭る神々)です。場所柄、海を行く人たちの安寧を祈っているんでしょうね。 薩摩半島の長崎鼻には竜宮神社がありますが、こちらの神社も竜宮城を思わせる鮮やかな神殿となっています。付近は熱帯植物がいっぱいで、さすがに日本の本土最南端を実感します。