引退を表明した宮崎駿監督。
長い間お疲れ様でした。
※あの時代にナイスキャッチという
ことばあったのかな。
わたしは、だれが死ぬのも喜ばないからだ。
神である主の御告げ
だから、悔い改めて、生きよ。
「エゼキエル」18章32節 旧約聖書 新改訳
歴史学者のシュペングラーは、
一年に春夏秋冬があるように、
文明もまた興亡盛衰を繰り返してきたと言いました。
今は、これまで栄えてきた大西洋文明時代が過ぎていき、
新しく環太平洋文明の時代が開く時です。
※中国の属国と化してしまうトンガ。
対外債務の6割を中国からの援助に依存してしまった。
★トンガに贈られた危険な中国機
◆産経新聞 2013年08月30日
撮影場所 インドネシア
▲インドネシア東部クパンの空港で
ハードランディングしてエンジンなどが
壊れた中国製「新舟60」を写した映像
=6月10日(AP)
南太平洋のトンガ王国に中国が無償供与した同国製小型旅客機「新舟60」について、ニュージーランド政府が自国民に「利用は自己責任で」と事実上の使用禁止を呼びかける事態になっている。2年前の墜落事故に続いて今年も3件の事故を起こし、世界最悪レベルの危険性が指摘されるためだ。アフリカで導入を見合わせる動きが出るなどメード・イン・チャイナ機への懸念が広がっている。
中国製のターボプロップ機「新舟60」は2011年5月にインドネシアで25人が死亡する墜落事故を起こし、今年5、6月にもインドネシアとミャンマーで3件の事故を起こした。ミャンマー航空当局は「機体に問題がある可能性が高い」として、同型機の運行停止措置を取った。
事故原因の究明も十分でないなかで、中国は7月、トンガに新舟60を無償供与した。トンガ政府は設立されたばかりの航空会社「リアルトンガ」に貸与し、8月から国内線の運行が始まった。
これに強い不満を示したのがトンガと関係の深い近隣のニュージーランドだ。マカリー外相は「新舟60には重大な安全懸念がある」と指摘し、問題が解消するまでトンガの観光促進に使われる約820万ドル(約8億円)の援助を停止すると表明。政府のホームページで、渡航する国民に対し新舟60の利用を控えるよう注意喚起を始めた。
一方、トンガのバイプル副首相は「金で命令することはできない」と反発。「国際民間航空機関に加盟する中国で飛んでいるのだから国際基準は満たしているはずだ。中国機の安全性は中国に言うべきだ」とメディアに不満をぶちまけた。
とはいえ、新舟60は、09年以来の事故が11件にのぼる「世界で最もひどい安全記録を持つ飛行機のひとつ」(テレビ・ニュージーランド)。中国の国有軍需関連企業傘下の西安飛機工業が00年に開発し、途上国に無償や低利融資を含めた供与がなされてきたが、厳しい審査を課す先進国への納入実績はまだない。
事故の続発には供与の多いアフリカでも懸念が出ている。カメルーンからの報道によると、同国では欧州の航空会社との提携に支障が出るなどの心配から、予定していた3機の旅客機導入を保留した。
▲インドネシア東部クパンの空港で
ハードランディングしてエンジンなどが
壊れた中国製「新舟60」を写した映像=6月10日(AP)
新舟60の無償供与は中国にとって相手国との関係強化の象徴でもある。人口約10万人の小国トンガがニュージーランドに強く出る背景には、1998年に外交関係を結んでから年々強まる対中関係がある。道路や公共建築物の多くに中国の援助や融資が入り、米紙ウォール・ストリートジャーナルはトンガの対外債務の6割以上は中国に負っていると伝える。
トンガ指導層と中国政府の癒着の噂も渦巻き、豪メディアは中国から王族系企業に不透明な金が流れているとの疑惑を報道。新舟60の供与を見越したリアルトンガの設立によって、ニュージーランドの航空会社がトンガから撤退せざるを得なくなったことも、今回の問題に影を落としている。
(坂本英彰)
★札つき「危ない中国製航空機」に
追い詰められる「トンガ王国」
◆産経新聞 2013年8月19日 07:00
南太平洋のトンガ王国に中国が無償供与した小型旅客機が、トンガとニュージーランドの外交問題を引き起こしている。この中国製飛行機「新舟60」は2年前の墜落事故に続き、今年も3件の事故を起こした札付きの「危ない飛行機」。安全性への懸念を理由にニュージーランドがトンガへの観光援助を停止し、これにトンガが不満を表明して批判の応酬になった。カメルーンの航空会社が導入を見合わせるなど、メード・イン・チャイナ機への安全懸念も広がっている。
(坂本英彰)
▼世界で最悪の“安全記録”誇る飛行機
7月6日、トンガの空港に中国・西安飛機工業製作のターボプロップ機「新舟60」の姿があった。国王ツポウ6世臨席のもとに行われた引き渡し式だ。交通相を兼ねるバイプル副首相は、中国への感謝とともにこんな言葉を口にした。
「この飛行機が米国やニュージーランドで承認されていないのは残念だ」
西安飛機工業は国有の軍需関連企業である中国航空工業集団の傘下にあり、新舟60は航空産業の世界進出を担う。2000年に開発され、中国国内ほか、英紙ガーディアンによると、今春までに80機が各国に納入され、3年先までの予定も165機にのぼる。ただし欧米先進国は含まれず、アフリカやアジア諸国への販促を狙った無償供与も多い。先進国で飛べる安全性を備えているかは疑問視されてきた。
疑いを強めたのが5月から6月にかけて立て続けに起きた事故だ。
▼はみ出し、折れる翼、墜落死…各国が警鐘、NZは「自己責任で搭乗を」
インドネシアの空港ではハードランディングでエンジンと翼が折れ曲がり、ミャンマーでは滑走路からはみ出す2件のオーバーランを起こした。いずれも人身への影響は軽微だったが、ミャンマー航空当局は「機体に問題がある可能性が高い」として、同型機の国内での運行を停止した。
11年5月には、インドネシア国営メルパティ航空の新舟60が東部の西パプア州で墜落、25人が死亡している。オーストラリアABCラジオによると09年以来、新舟60の事故は11件にのぼる。同ラジオは「世界で最もひどい安全記録を持つ飛行機のひとつ」と評した。
▼事故にあったら自己責任で…
トンガに供与された新舟60が同国内で旅客機として使用されるという事態を受け、ニュージーランド政府は7月、トンガの観光発展を促すために使われる約820万ドル(約8億円)の援助を停止した。
マカリー外相は同国メディアに「新舟60には重大な安全懸念があり、国民の税金を支出することはできない」と指摘。「安全性を調べる航空専門家の派遣費を持つという提案もトンガは拒んだ」と述べた。ニュージーランドはトンガへの旅行者に対し、「新舟60は多くの事故に関与しており利用は自己責任で」と、外務省ホームページで注意喚起の情報を流しはじめた。
トンガも黙ってはいない。新舟60の導入の中心人物であるバイプル副首相はニュージーランドのメディアに「中国で飛んでいるのだから国際基準は満たしているはずであり、中国の飛行機のことはトンガではなく中国に言うべきだ」と、不満をぶちまけた。
▼人口10万人の小国にあふれる中国人
援助停止の背景には、中国傾斜を強めるトンガに対するニュージーランドのへの政治圧力という側面もある。
ニュージーランドの庭先ともいえる南太平洋の国々で、中国の存在感は飛躍的に高まっている。トンガは1998年、台湾との外交関係を断ち中国に乗り換えた。道路や官公庁などの建物の多くに中国の援助や融資が入り、2006年の民主化暴動で破壊された首都ヌクアロファ中心部の復興にも約7千万ドルの融資を行った。米紙ウォール・ストリートジャーナルはトンガの対外債務の6割以上は中国に負っているとし、「中国は米国にとって戦略的重要な南太平洋の貧しい小国に静かに影響力を広げつつある」と指摘している。
人口約10万人の小国に、いまでは数千人の中国人が住む。日本の外務省が「中国人と間違われて白昼に暴行を受けるなどの可能性がある」と海外安全情報のホームページで注意を促すほどで、ビジネスなどで成功する中国人に対する現地の人々の感情は複雑だ。
トンガ指導層と中国政府の癒着の噂も渦巻く。今年5月にはオーストラリアのABCラジオが、王族系企業に中国の不透明な金が流れているとの民主化団体の告発を伝えた。また英BBCは7月、雨が降ればあふれて道路脇の家に流れ込む側溝や、冷房や維持費がかかる大仰な建物などを現地の気候や事情に配慮しない援助を報じている。
※『海洋へ膨張する中国』飯田将史 (資料写真)
▼王国を揺るがす危険な「贈り物」、欧州経由で日本に…
新舟60の安全性に関心を寄せているのがアフリカなどの国々だ。供与された1機を軍用に使用しているカメルーンは、予定していた3機の旅客機導入の一時停止を表明した。中国は連鎖反応による安全懸念の高まりを懸念しているとみられるが口を閉ざし、沈静化を待っているようだ。
トンガからの報道によると、リアルトンガは8月に入ってから新舟60の運行を開始した。操縦にはトンガ人とともに中国人もあたっているという。国際機関からの認証を得たとしているが、ニュージーランドが警告を発するなかでの運行開始。小さな王国に贈られた「危ない飛行機」はいまや、政治的にも危険な飛行機になってきた。
いまでは格安航空のメッカとなった関西空港だが、新舟60は日本の空には就航していない。ただウクライナの航空会社が新舟60を導入するなど商圏は途上国から拡大の様相。海外旅行で新舟60に乗り合わせる“危険”は増大しそうだ。
( 産経新聞 2013年8月19日 )
事故が起きてからでは遅い...。
▲映画『沈まぬ太陽』2009年 山崎豊子
空の安全を願いたい。
長い間お疲れ様でした。
※あの時代にナイスキャッチという
ことばあったのかな。
わたしは、だれが死ぬのも喜ばないからだ。
神である主の御告げ
だから、悔い改めて、生きよ。
「エゼキエル」18章32節 旧約聖書 新改訳
歴史学者のシュペングラーは、
一年に春夏秋冬があるように、
文明もまた興亡盛衰を繰り返してきたと言いました。
今は、これまで栄えてきた大西洋文明時代が過ぎていき、
新しく環太平洋文明の時代が開く時です。
※中国の属国と化してしまうトンガ。
対外債務の6割を中国からの援助に依存してしまった。
★トンガに贈られた危険な中国機
◆産経新聞 2013年08月30日
撮影場所 インドネシア
▲インドネシア東部クパンの空港で
ハードランディングしてエンジンなどが
壊れた中国製「新舟60」を写した映像
=6月10日(AP)
南太平洋のトンガ王国に中国が無償供与した同国製小型旅客機「新舟60」について、ニュージーランド政府が自国民に「利用は自己責任で」と事実上の使用禁止を呼びかける事態になっている。2年前の墜落事故に続いて今年も3件の事故を起こし、世界最悪レベルの危険性が指摘されるためだ。アフリカで導入を見合わせる動きが出るなどメード・イン・チャイナ機への懸念が広がっている。
中国製のターボプロップ機「新舟60」は2011年5月にインドネシアで25人が死亡する墜落事故を起こし、今年5、6月にもインドネシアとミャンマーで3件の事故を起こした。ミャンマー航空当局は「機体に問題がある可能性が高い」として、同型機の運行停止措置を取った。
事故原因の究明も十分でないなかで、中国は7月、トンガに新舟60を無償供与した。トンガ政府は設立されたばかりの航空会社「リアルトンガ」に貸与し、8月から国内線の運行が始まった。
これに強い不満を示したのがトンガと関係の深い近隣のニュージーランドだ。マカリー外相は「新舟60には重大な安全懸念がある」と指摘し、問題が解消するまでトンガの観光促進に使われる約820万ドル(約8億円)の援助を停止すると表明。政府のホームページで、渡航する国民に対し新舟60の利用を控えるよう注意喚起を始めた。
一方、トンガのバイプル副首相は「金で命令することはできない」と反発。「国際民間航空機関に加盟する中国で飛んでいるのだから国際基準は満たしているはずだ。中国機の安全性は中国に言うべきだ」とメディアに不満をぶちまけた。
とはいえ、新舟60は、09年以来の事故が11件にのぼる「世界で最もひどい安全記録を持つ飛行機のひとつ」(テレビ・ニュージーランド)。中国の国有軍需関連企業傘下の西安飛機工業が00年に開発し、途上国に無償や低利融資を含めた供与がなされてきたが、厳しい審査を課す先進国への納入実績はまだない。
事故の続発には供与の多いアフリカでも懸念が出ている。カメルーンからの報道によると、同国では欧州の航空会社との提携に支障が出るなどの心配から、予定していた3機の旅客機導入を保留した。
▲インドネシア東部クパンの空港で
ハードランディングしてエンジンなどが
壊れた中国製「新舟60」を写した映像=6月10日(AP)
新舟60の無償供与は中国にとって相手国との関係強化の象徴でもある。人口約10万人の小国トンガがニュージーランドに強く出る背景には、1998年に外交関係を結んでから年々強まる対中関係がある。道路や公共建築物の多くに中国の援助や融資が入り、米紙ウォール・ストリートジャーナルはトンガの対外債務の6割以上は中国に負っていると伝える。
トンガ指導層と中国政府の癒着の噂も渦巻き、豪メディアは中国から王族系企業に不透明な金が流れているとの疑惑を報道。新舟60の供与を見越したリアルトンガの設立によって、ニュージーランドの航空会社がトンガから撤退せざるを得なくなったことも、今回の問題に影を落としている。
(坂本英彰)
★札つき「危ない中国製航空機」に
追い詰められる「トンガ王国」
◆産経新聞 2013年8月19日 07:00
南太平洋のトンガ王国に中国が無償供与した小型旅客機が、トンガとニュージーランドの外交問題を引き起こしている。この中国製飛行機「新舟60」は2年前の墜落事故に続き、今年も3件の事故を起こした札付きの「危ない飛行機」。安全性への懸念を理由にニュージーランドがトンガへの観光援助を停止し、これにトンガが不満を表明して批判の応酬になった。カメルーンの航空会社が導入を見合わせるなど、メード・イン・チャイナ機への安全懸念も広がっている。
(坂本英彰)
▼世界で最悪の“安全記録”誇る飛行機
7月6日、トンガの空港に中国・西安飛機工業製作のターボプロップ機「新舟60」の姿があった。国王ツポウ6世臨席のもとに行われた引き渡し式だ。交通相を兼ねるバイプル副首相は、中国への感謝とともにこんな言葉を口にした。
「この飛行機が米国やニュージーランドで承認されていないのは残念だ」
西安飛機工業は国有の軍需関連企業である中国航空工業集団の傘下にあり、新舟60は航空産業の世界進出を担う。2000年に開発され、中国国内ほか、英紙ガーディアンによると、今春までに80機が各国に納入され、3年先までの予定も165機にのぼる。ただし欧米先進国は含まれず、アフリカやアジア諸国への販促を狙った無償供与も多い。先進国で飛べる安全性を備えているかは疑問視されてきた。
疑いを強めたのが5月から6月にかけて立て続けに起きた事故だ。
▼はみ出し、折れる翼、墜落死…各国が警鐘、NZは「自己責任で搭乗を」
インドネシアの空港ではハードランディングでエンジンと翼が折れ曲がり、ミャンマーでは滑走路からはみ出す2件のオーバーランを起こした。いずれも人身への影響は軽微だったが、ミャンマー航空当局は「機体に問題がある可能性が高い」として、同型機の国内での運行を停止した。
11年5月には、インドネシア国営メルパティ航空の新舟60が東部の西パプア州で墜落、25人が死亡している。オーストラリアABCラジオによると09年以来、新舟60の事故は11件にのぼる。同ラジオは「世界で最もひどい安全記録を持つ飛行機のひとつ」と評した。
▼事故にあったら自己責任で…
トンガに供与された新舟60が同国内で旅客機として使用されるという事態を受け、ニュージーランド政府は7月、トンガの観光発展を促すために使われる約820万ドル(約8億円)の援助を停止した。
マカリー外相は同国メディアに「新舟60には重大な安全懸念があり、国民の税金を支出することはできない」と指摘。「安全性を調べる航空専門家の派遣費を持つという提案もトンガは拒んだ」と述べた。ニュージーランドはトンガへの旅行者に対し、「新舟60は多くの事故に関与しており利用は自己責任で」と、外務省ホームページで注意喚起の情報を流しはじめた。
トンガも黙ってはいない。新舟60の導入の中心人物であるバイプル副首相はニュージーランドのメディアに「中国で飛んでいるのだから国際基準は満たしているはずであり、中国の飛行機のことはトンガではなく中国に言うべきだ」と、不満をぶちまけた。
▼人口10万人の小国にあふれる中国人
援助停止の背景には、中国傾斜を強めるトンガに対するニュージーランドのへの政治圧力という側面もある。
ニュージーランドの庭先ともいえる南太平洋の国々で、中国の存在感は飛躍的に高まっている。トンガは1998年、台湾との外交関係を断ち中国に乗り換えた。道路や官公庁などの建物の多くに中国の援助や融資が入り、2006年の民主化暴動で破壊された首都ヌクアロファ中心部の復興にも約7千万ドルの融資を行った。米紙ウォール・ストリートジャーナルはトンガの対外債務の6割以上は中国に負っているとし、「中国は米国にとって戦略的重要な南太平洋の貧しい小国に静かに影響力を広げつつある」と指摘している。
人口約10万人の小国に、いまでは数千人の中国人が住む。日本の外務省が「中国人と間違われて白昼に暴行を受けるなどの可能性がある」と海外安全情報のホームページで注意を促すほどで、ビジネスなどで成功する中国人に対する現地の人々の感情は複雑だ。
トンガ指導層と中国政府の癒着の噂も渦巻く。今年5月にはオーストラリアのABCラジオが、王族系企業に中国の不透明な金が流れているとの民主化団体の告発を伝えた。また英BBCは7月、雨が降ればあふれて道路脇の家に流れ込む側溝や、冷房や維持費がかかる大仰な建物などを現地の気候や事情に配慮しない援助を報じている。
※『海洋へ膨張する中国』飯田将史 (資料写真)
▼王国を揺るがす危険な「贈り物」、欧州経由で日本に…
新舟60の安全性に関心を寄せているのがアフリカなどの国々だ。供与された1機を軍用に使用しているカメルーンは、予定していた3機の旅客機導入の一時停止を表明した。中国は連鎖反応による安全懸念の高まりを懸念しているとみられるが口を閉ざし、沈静化を待っているようだ。
トンガからの報道によると、リアルトンガは8月に入ってから新舟60の運行を開始した。操縦にはトンガ人とともに中国人もあたっているという。国際機関からの認証を得たとしているが、ニュージーランドが警告を発するなかでの運行開始。小さな王国に贈られた「危ない飛行機」はいまや、政治的にも危険な飛行機になってきた。
いまでは格安航空のメッカとなった関西空港だが、新舟60は日本の空には就航していない。ただウクライナの航空会社が新舟60を導入するなど商圏は途上国から拡大の様相。海外旅行で新舟60に乗り合わせる“危険”は増大しそうだ。
( 産経新聞 2013年8月19日 )
事故が起きてからでは遅い...。
▲映画『沈まぬ太陽』2009年 山崎豊子
空の安全を願いたい。