御父がどれほどわたしたちを愛してくださるか、
考えなさい。
それは、わたしたちが神の子と呼ばれるほどで、
事実また、そのとおりです。
世がわたしたちを知らないのは、
御父を知らなかったからです。
「ヨハネの手紙一」 / 3章 1節 新約聖書 新共同訳
困った時には手を差し伸べ
苦しい時には励まし
嬉しい時には
互いに手をとり合って喜ぶ
そういう人間関係を築きなさい。
あなた方が互いに
愛し合う、高め合う時
そこに神の国が造られるのです。
★アンティオキア総主教イオアン10世、バチカンを訪問
◆バチカン放送局2013年9月27日
エキュメニズム 2013-09-27 18:36:11
教皇フランシスコは、27日、ギリシャ正教会アンティオキア総主教、イオアン10世をバチカン宮殿に迎えられた。
教皇と総主教との出会いは、兄弟的な親しみに満ちたものとなった。両者の会談では、特にシリアと中東の困難な情勢、同地域におけるキリスト教徒の現状について意見が交わされた。
イオアン10世はバチカン放送局のインタビューで、教皇フランシスコが武力ではなく対話による平和構築を訴えることで、シリアやレバノンをはじめとする中東の教会や市民のために尽くしていることに深い感謝を表明。
教皇フランシスコは今月7日、シリアと世界の平和のための「祈りと断食の日」を呼びかけたが、イオアン10世は、アンティオキア総主教庁の信者たちもまたこの日教皇の招きに一致して祈りを捧げたと述べた。
今年4月、シリアで正教会の大主教2人が拉致されたことについて、イオアン10世は、現在彼らの消息に関する情報はないが、2人の大主教のために祈り続けたいと話した。
イオアン10世総主教は、教皇との会談で中東のキリスト教徒たちの国外流出という重要な問題についても話したと述べ、「キリスト教徒が存在しない中東を受け入れることはできない」と強調した。
※実際のアンティオキア総主教庁は、ダマスカス (シリア) にある。
★シリアで拉致された大主教、すでに殺害か
◆クリスチャントゥデイ 2013年07月29日23時31分
シリアで正教会大主教2人拉致
【CJC=東京】
4月22日にトルコ国境付近を自動車で旅行中、何者かに拉致されたシリア正教会ヨハンナ・イブラヒム大主教(アレッポ)とギリシャ正教会のブーロス・ジャズィジ大主教の行方が不明なまま3カ月が過ぎたが、トルコ紙「フリエット」は殺害容疑者3人が警察に逮捕されたと報じ、拉致直後に殺害されていたのではないか、との推測が裏付けられた可能性が強まった。
2人は2月に拉致されたアルメニア典礼カトリック教会のミケル・カイヤル司祭とギリシャ正教会のマヘル・マーフォウス司祭の解放の道を探ろうとしていたと見られていた。
容疑者は、中部トルコのケンヤと首都アンカラを結ぶ道路上で警備に当たっていた警察に逮捕された。
★在米カトリック教会主教らがシリア軍事侵攻反対
◆ The Voice of Russia 2013年9月7日
AFP通信によれば、米国におけるローマ・カトリック教会をつかさどる合議機関であるカトリックの主教会議は、オバマ大統領に宛てた書簡を送った。書面では大統領に対し、軍事作戦を行う代わりに、他国と協力してシリア内戦を停止させるよう呼びかけがなされている。
声明には、ローマ教皇フランシスコと中東諸国のキリスト教主教らはシリアにおける化学兵器の使用を糾弾しているものの、国際社会に対し紛争の武力解決は控えるよう呼びかけていると強調されている。