Harvest*

日々の中で感じたことや思ったことの記録

彫刻の小径

2015-04-04 21:21:35 | アート
まだ公園の芝生は青くはないですが、
いい天気に誘われて日本国花苑の彫刻の小径を歩いてみました。



冬桜が少し開花していました。
白くて小振りな花がかわいい。

日本国花苑には、桜の森彫刻コンクールで入賞した作品が
全部で41点常時展示されているそうです。



この作品が好きでした~。
楽しそうで近くに寄ると、自分も仲間の一人みたいな気分に。
「桜の木の下でー友と詩う」という作品でした。

パンフレットの制作意図を読んだらとても素敵な気分に。

4人の詩人が恵まれた空間の中で四季の詩を詩い、
宴を催し生命の讃歌を詩う。
一人は立ち詩い、一人はそれを聞き入る。
一人は座を外している。一人は自作を見つめている。
人生の詩を作り詩うー自由の世界観。

今この作品を見ている人が座を外している一人なのかな?
ストーリーがあって見ていて楽しいです。



I RON WILL 9
作品が置かれた瞬間から、その「場(自然)」のエネルギーの
バランスは崩れ始めます。
それは「自然」と「人」との関係を考えるとき避けては通れない事柄です。
しかし「時」が、あるいは「場」自身がその歪みを修復してくれるかもしれません。
そんな可能性を感じさせてくれる作品を提示したいと思っている。

カクカクしているのに、不思議と場とマッチしているような気がしたのは
そんな意図で作られたからなのかも…。
この制作意図がすごく好きでした。



パオーン。象がいた~。



水芭蕉が一つ、咲いていました。春~。



片隅でひっそり咲いているオオイヌノフグリ。



メビウスの輪~。
これ、前にも一度写したことがありましたが、
無限マーク好きなのでまた撮っちゃいました。



犬とカエルが。ピカピカしていて好きです。



てんとう虫がサイコロに~。2なんだね。



鳥と戯れる風の精。
下から撮ったら上空の方がすごく青くて綺麗でした。



この石がかわいくて。マトリョーシカみたい。
作品名に「瞑想の部屋」とありました。
それを見たら、急に一番大きい石の中に入りたくなったので
中に入って座りながら少しぼーっとしてみました。
いいなあ、このサイズ…。和む。

帰宅後に制作意図を読んでみたら、とっても素敵な意図でした。

瞑想の部屋ー北極星との交差
巨大な石のかたまりから石を抜き出して四角い部屋を出現させる。
この部屋を形づくっている石は地球の地殻から生まれたものであり、
部屋の中は地球内部そのものだ。
この部屋には真北の空に向かって仰角39°56'の穴が空いている。
北緯39°56'にある「日本国花苑」に設置されるこの石の部屋には
北極星からの光がいつでも入っている仕組みだ。
北極星の光を受けつつ、地球のフトコロの中で宇宙と一体になり瞑想しよう。


そんな意図があるとはつゆ知らず、
フラフラと誘われるようにあの中に入りたいと思いましたが、
あの空間の中には北極星の光がいつでも入っていたんだなぁ。
ロマンチック。



公園のすぐ裏に小振りな陽光桜が一つだけ咲いていました。



桜はやっぱり青空が似合う~。
久しぶりの快晴で気持ちがよかったです。

enra " pleiades "

2014-06-27 00:04:34 | アート
enra " pleiades "


幻想的~。思わず魅入っちゃいました。
enraさんは、映像などミックスしたパフォーマンス集団のようです。
他の作品も迫力あってワクワクしました。

見えてないだけで、日常こんな風にいろんなエネルギーが飛び交ってたりするのかなぁ。


禅タングル描き描き

2014-02-09 12:20:28 | アート
図書館でこんな本を借りてみました。

アートの知識や経験はいりません!
ペンと鉛筆、紙とこの本さえあれば絵を描くことが苦手な人でも大丈夫
今すぐあなたもアーティスト気分に!!


そんなキャッチコピーに誘われたのでした。



なにか絵とか始めたいなぁ…と思ってはいましたが、
水彩画のハウツー本をめくってみても、なんの気力も湧いてこないんですよ。
結局、「絵を描きたい」と思っても画材が必要になってくる。

その画材を用意するところから…と考えると、
気軽に出来ないハードルをそこで感じちゃいます。

長電話をする時など、わたしはよく目の前にあるメモ帳に
意味もない落書きをするのですが、
その時に描くような、パターンが沢山載っていました。

それを見て、これなら出来るんじゃないか~と。

ゼンタングルは造語で、アメリカのリック・ロバーツさんと
マリア・トーマスさんによって生み出されたようです。

マリアさんが装飾文字の中の単純で反復的なストロークを描いている時、
今そこにあるものだけに集中している状態であることにリックさんが気づいて、
そこから発展させて独自のメソッドを開発した、というようなことが
本に書いてありました。

単純で反復的なストロークを描いているときの
マリアさんの経験していることを詳しく検証した結果、
それが瞑想、精神を集中して無我の境地に入る=禅(ZEN)の状態と
同じであることがわかったそうです。

本を読んでいて、特にゼンタングルの理念と特徴が素晴らしい~と思いました。
この本の中で一番惹かれた部分を抜粋します。

注意すべきは「消しゴム」を使わないということ。
人生が後戻り(消すこと)ができないのと同じで、
一度紙に描いてしまった点や線は、
たとえ「間違い」と感じても消すことはできません。
前に進むためには、それを「間違い」ではなく「経験」と認め、
そこから学び、新たにスタートします。
それをどのように組み込んでいくかは自分次第。
模様を変更しなければならないかもしれないし、
「間違い」をそのままに残しておく選択肢もありますが、
いずれにしても消すことだけはできません。

まさに人生のよう~。
ということで、適当にあった紙をタイルっぽく切って早速描いてみました。

コマンドZのない世界…。本の模様を真似てカキカキ…。
黒ペン一発勝負なので、ほどよく集中します。
描いている途中、初めてということもあり、
「わたしは今なにをしているんだろう…」とか
「こんなことをしてなにになるんだろう…」という思いが頭をよぎりました。
が、それも段々集中していくと、
ひたすら「・・・・・・・」となっていきました。

一個、黒く塗るところを間違えました。
あっ!しまった!色塗る所ズレた!・・・・・(どうすっぺー)
なんとか色の塗り方を変えて切り抜けました。
完成してから見返してみると、どこを間違ったのかわからなくなっていました。



間違った時は、そこばっかり気になっちゃうけども、
気にせずまた描き始めたら、完成した時に全体を見ると、
それがとるに足らないくらい小さなものになっていたりして。

人生もそんなものなのかな~なんて哲学な気分に浸れました。
描き終わったらちょっと清々しい気分。

昨日の浄化の怒りの感情が吹き出してきたときにも一枚描いてみました。

描いているとやっぱりいつのまにか集中してる。
最初に描いたものよりも、テキストのものをアレンジしたりして楽しい!



で、完成するとうれしいし、
次はもっとこうしたいな~という思いが生まれてきて、
また一枚描いてみようかな、とつい思っちゃいます。
気軽に出来るってスバラシイ~。

これはついハマってしまう~と思いました。

粘土のピンクイルカ

2013-11-08 01:57:17 | アート
粘土作家のおちゃっぴさんが考案した粘土、
「おちゃっぴ粘土」のピンクイルカキットで
姪と一緒にイルカを作りました。

姪の習い事の時間にあわせ、
一時間以内に完成させないといけなかったので
慌ただしく粘土をこねて作成。
一緒に作る、と言っていた割に、
教育テレビに夢中になっている姪。
最終的に、9割はわたしが作った感じになりました。

出来上がったイルカは少しゴロリとした仕上がりに…。
見本の写真に比べて、とぼけた顔になっていました。

できたイルカを渇かしながら、
こういう手芸は、ゆっくりと時間をかけて
丹念に作ってこそだな…としみじみ思いました。

とはいいつつも、渇いたイルカを眺めていると
不格好ながらも愛着が湧きます。

いろいろな動物のキットがある中でも、
イルカのキットにしたのは、
イルカが地球の上に乗っかっている図がいいなぁと思ったからでした。

その地球も楕円形になってしまったけども…。

ピンクイルカは実際に見たら幸せになれるとか言われているし、
幸運のシンボルとして飾っておこうと思いました。

イルカのように流れに身をまかせてスムーズに生きたいという願いを込めて。