去年の夏に一度だけ珍しく殻頂がしっかりと尖って残っているものを拾えたことがありました。
よく行く海岸にも頻繁にカズラガイは打ち上がるのですが、状態のよいものが拾えるかどうかは、他にも積極的に通い拾い集めている人がいるようなので完全に運任せ。
運良く拾えたとしても殻頂が波にもまれて丸くなってしまったものが多数です。
なので、割とたくさん打ち上がるだろうけれども、割れていたり、劣化していたり、拾われてしまった後の残り物だったりと、そこそこいい状態で拾えたものは数少なく、その中でも上の画像の二つが一番尖っていてよかったかなぁという感じです。
でも、その二つも拾った時はほんの少しだけ異臭がしたという苦い思い出があります。
結局ハイター数日つけても匂いがするので、その後は精油をティッシュにしみこませて1週間くらいずっとティッシュを詰め込んだらなんとか匂いが消した記憶が。
そんな去年の夏のほろ苦いカズラガイの思い出が再び。
先日のビーチコーミングでも2つ、珍しく割といい感じのカズラガイを拾いました。
が、この2つのカズラガイも臭いやつでした!
久しぶりにいい形のだ~と、この時期にそんな激烈な奴はないだろうと油断してしまいました。
でもこれが激烈!異臭!手袋がくさい!ちょっとした爆弾だなぁあれは。
悔しいからそのまま拾って今ハイターにつけています。
冬とはいえカズラガイを侮ってはいけない…。