Harvest*

日々の中で感じたことや思ったことの記録

芸術の秋!十和田市現代美術館へぶらりドライブ

2019-09-23 21:58:08 | ドライブ・散歩

連休にふと思い立ち、十和田市現代美術館へ行ってきました。

自然豊かな十和田湖と奥入瀬渓流を通り抜け、十和田市現代美術館へ。

清々しい秋晴れの中、現代美術を堪能してきました~。

 

◆ストリート、アート広場作品鑑賞

 

駐車場に車を停めて、まずは美術館の外にあるストリートやアート広場の作品を先に巡ってみました。

ポール・モリソン「オクリア」

美術館の白い外壁に描かれている大きな作品。

神話に登場するリンゴの木がモチーフとありました。

神話のリンゴの木だったんだ~。ロマンある。

 

エルヴィン・ヴルム「ファット・ハウス/ファット・カー」

太った車と太った家。ぷにぷにしていそうでちょっと触ってみたくなる。

ファットウスの中に入ると、ハウスがしゃべっている映像が。

「私を作った人は建築家でも芸術家でもないわね。なら私はなんだろう?」

というようなことを言っていて、印象に残りました。

 

インゲス・イデー「ゴースト」

ふわふわと浮いている巨大なゴースト。

でかい。かわいい。とにかくでかい。

 

インゲス・イデー「アンノウン・マス」

こちらもゴーストと同じアーティストの作品。

建物をのぞいている、、、らしい。知らなかった!

水銀のようなものが垂れていて面白いな~と思っていたら生きていた。

しかものぞいていたって!

そんな設定とはつゆ知らず(入館する前に訪れたので作品の解説シートをもらっていない状態で見ました)

中はトイレになっていたので、ちゃっかり使わせてもらいました。

面白いな~。

 

草間彌生愛はとこしえ十和田でうたう

女の子やキノコ、カボチャに水玉がびっしりしていて楽しい世界。

写真はその一部。

一番かわいくて好きだった犬を一枚。

カボチャの中にも入れて、カボチャの内部から水玉世界を眺めるのも楽しい。

 

チェ・ジョンファ「フラワー・ホース」

再びフラワー・ホース。華やか~。花だけに…ハッ!(゚□゚;)

青い空と芝生が似合うなぁ。

十和田市の官庁通りは戦前、旧陸軍軍馬補充部が設置されていたことから「駒街道」という愛称で市民に親しまれています、と作品解説シートに。

だから馬なんだね。

 

美術館前の横断歩道にも馬の頭がモチーフの車止めポールがあって「何で馬なんだろう?」と気になっていたんだけど、元々馬と関わりが深い通りと知って納得。

この車止めかっこいい。

 

椿昇「アッタ」

大きなアリ!

偶然か、最近ウチにも急にアリがわき出して、置き型アリの巣コロリを買って、それが効くまでアリたちがうろうろしている様子を数日眺めていたのですが、アリンコも、人も、なんら変わらないな~というか、ちょっとした温度や環境の変化ですぐにダメになっちゃうんだよなぁ…って思ったことがありました。

夏が猛暑で暑くても、冬が極寒で寒すぎても生きていけず、ほんの少しの幅しかない温度帯でしか生きていけない人間。

寒くなると動けなくなる昆虫たち。

今、人間がこうやってなんとか生きていられるのってスゴいな~って。

この大きなアリの姿を見て、昆虫って小さいからまだいいけど、こんなに巨大だったとしたら人間は生きていられないよなぁ…なんて思いました。

 

他にも素敵な作品が外の広場にあったのだけど、夜にならないと見れない作品もあるようです。

ムムム、夜も見てみたい。

 

◆館内常設展示作品鑑賞


一通り外の作品を見て、入場券を購入して常設展示の方へ。

常設展示作品も一部を除いて写真撮影がOKになったようで記念に沢山撮ってきました。

 

ジム・ランビー「ゾボップ」

館内のエントランスホールの床。

ここで入館チケットを買いました。カラフル~。元気出る~!

 

ロン・ミュエク「スタンディング・ウーマン」

十和田市現代美術館といったらこの巨大なおばあちゃん、という感じ。

よく紹介されているのを見かけるので。

4メートル級巨人!!とつい思ってしまいました。(最近進撃の巨人見た)

外国に行ったら普通にそこらへんにいそうな感じの普通のおばあちゃんなんだけど、とにかく大きい。

でも、普通の人のサイズじゃないこと以外はみんな普通の人と一緒。

ふっくらとした指に指輪がしてあったり、中高年の女性特有の少しだらけた皮膚の質感や浮き出ている血管など、細かい部分がとにかくリアル~。

生きている人そのものなのに、サイズだけが大きくて不思議な気分。

 

大きさとリアルさに圧倒されました。

 

スゥ・ドーホー「コーズ・アンド・エフェクト」

すごい~!!

全部樹脂製の人型彫刻が延々と肩車してる集合体。

輪廻転生的な考えをモチーフにつくられているそう。

過去から現在へ連綿と続いてきた人の繋がり、命のリレー。

人の木みたい。

 

樹脂製って知らず、見た時はてろっとした輝きでガラスなのかな?と思っていたので近寄る時ドキドキしました。

全部で何体くらいあるんだろう…。

 

近くでみてもスゴイ。

どの作品もだけど、すごい圧倒される。その世界に。

その人だからその世界を表すことができた作品を見ていると、平衡感覚無くします。

 

ハンス・オプ・デ・ビーク「ロケーション(5)」

すごく好きだった作品。

なんだろう、本当にドライブインのダイナーカフェにいるような感覚。

窓から見える高速道路の電灯の色や奥行きに不思議な気分にだんだんなっていって、ここでも平衡感覚が狂って壁にぶつかったりしていました。

作品の中の世界、楽しいな~。

 

マリノール・ノイデッカー「闇というもの」

こちらもすごく好きだった作品。

美術館の中に暗闇と林が広がっていて。

歩いて行くと同時に木々にあたる光が変化して本当に林の中にいるような不思議な感覚に!

実際にその場で見ないと全然伝わらないけれど、光と影と林のコントラストがとても幻想的で引き込まれました。

楽しい~。

他にもその場でないと味わえない臨場感や驚きに満ちた作品が沢山あって、美術館を巡るのがとても楽しかったです。

 

◆企画展作品鑑賞


企画展示もしていたので見てきました。

AKI INOMATA: Significant Otherness 生きものと私が出会うとき

この企画展もとっても面白かった~!

生き物たちとの不思議な境界線。

 

AKI INOMATA「進化への考察 ♯1:菊石(アンモナイト)」

企画展の中で一番好きだった映像作品。

アンモナイトの中にタコが入ってうようよしてる様子が写されています。

透明のアンモナイトに本物のタコが入っている様がとても綺麗で思わず見入ってしまいました。

タコとアンモナイトは同じ先祖から進化してきたとされています、と作品解説にありました。

ちょっとアオイガイを思い出してしまいました。

ずーっと眺めていたかったです。

 

マイケル・リン「無題」

憩いのスペースの床も作品。カラフルだけどどことなく和風でわくわくするね。

絨毯みたい。

一通り館内を見終わった後、館内のカフェ&ショップで軽食を食べました。

 

カラフルな床と一面窓になっているカフェでサンドイッチを食べました。

いや~、天気もいいし堪能したなぁ。

 

最後に、美術館屋上から。

屋上から見える広場のゴースト。

やっぱりでか~い。

十和田市現代美術館、とっても面白かった!

実際にその場に行かないとわからない臨場感や、驚きの体験作品。

いい一日が過ごせました。

 

 



海で拾ったシーグラスとその日の夕日

2019-09-22 13:09:32 | ビーチコーミング

先週はずっと忙しくて辛かったので、久しぶりに海に行きました。

少しだけビーチコーミング。

シーグラスが少しだけありました。

このシーグラスの模様、星のような模様が残っていて面白かったです。

星が光っているようにも見えるし、米っていう文字にも見えます。

 

ちょっとだけだけど、カラフルに拾えました。

一つだけミニイタヤガイも。

 

その日の夕日もとても綺麗でした。

このあたり、黄金色がピークに。

海辺に人がちらほらと。

 

だんだんと日が沈んで淡い色になってきました。

雲にそれほど変化はなくても日はどんどん沈んでいくなぁ。

海と夕日は美しい~。

海に行く回数は前よりもかなり減ってはいるのですが、なぜか他のところでいつも海を見かけます。

なにげなくテレビをつけると南国の海で泳いでいるイルカの映像が流れていたり、テレビをつける度に海関係の番組をやっていて海と魚が見れたり。

眼科に行ったら待合室で待っている間じゅう、その時間海の番組(しかも地元の海の特集)やっていたり。

テレビ、つける度、チャンネルも時間も全部バラバラなのに海ばかり。

おまけにこんなこともあって少し笑ってしまいました。

先日友人とカフェに出かけたのですが、行ってみようと向かったそのカフェは営業日のはずなのにお休みで閉まっていました。

同じ地域にもう一つ行ったことのないカフェがあったのでそっちへ行ってみない?と提案してそちらに行ってみたら、店内にプロジェクターがあって海中で泳ぐイルカの様子やウミガメなど、海の中が映し出されていました。

山沿いの地域でまさかの海モノ。

ここでも海なんだな~、なんなんだろう最近の海推しは?と少し不思議でしたが、海へ頻繁に行けなくなった分、こうやっていろいろな場所で海に関するものや海の生き物が見られるのは嬉しいし、ま、いっかって思いました。

 

やっぱり海でみる夕日と空の色は格別だなぁ。


ビーチコーミング・2019年9月

2019-09-16 22:41:23 | ビーチコーミング

今年の夏はとても暑かった…。

夏の日差しが暑いの通り越してジリジリと焼けるように痛かったなぁ。

 

そんな夏の暑さもようやく少しずつ収まってきたので先週久しぶりにビーチコーミングしてきました。

最近は涼しい風が吹く日もあり清々しいーーー…なんて思ってビーチコーミングに行ってみたら、その日に限って気温が34度。

なんてこった!

でも浜辺に降りたら海からの風が割と強く、湿度が低いせいもあってかそれほど気温が気にならなかったです。

 

あっ!緑色の綺麗な石発見。

乾いていても緑色がうっすらと見えていい感じ。

拾っていこう。

なんて石だろう。後で調べる。

 

ごろっとした縞瑪瑙。

ごろっとしてるからゴロリと名付けた。ごーろり~♪

 

横からゴロリ。

側面にも縞があるのは嬉しい。

でも乾くと少し色がもっさり気味になるゴロリ。

 

黄色いミニサイズのプラスチック浮きがありました。

おっ!久しぶりにビーチコ-ミング感!

ドラえもんの鈴みたいだなぁ。

 

暑くて石が乾いちゃっている状態だけど木の上で一枚。

白っぽい縞のあるメノウといろんな石。

何個かある丸っぽい緑色の石は、濡れているとすごく鮮やかで綺麗な色になるので拾いました。

 

風は気持ちよかったけれど、日差しには勝てず1時間強で退散~

 

白っぽい縞瑪瑙まとめ。

縞がハッキリしているのはうれしいなぁ。

割と一番右端の丸っこいメノウも好き。

 

室内で改めて撮ってみた緑色の石。

光によってはこんな感じで見えたり。

いい色だ~。

こういう色の石に出会えるとうれしい。

 

水に濡らすとぬらっとしてみえる石。

この石もけっこう好き。

 

水に濡らすとこんな感じになりました。

カラフルカラフル。

暑かったけれど久しぶりに海で石拾いを楽しみました。