Harvest*

日々の中で感じたことや思ったことの記録

Diane Birch- Nothing But A Miracle

2014-11-30 21:54:17 | 音楽
Diane Birch- Nothing But A Miracle


動画で作業用BGMを聴いていたらこの曲が流れてきて。
イントロからすごい好みで好きだーと思って調べてMVを見てみたら

The 5 stages of grief

って最初に書かれていて。
どういう意味だろうと調べてみたら
これエリザベス・キューブラー・ロスさんの「死の受容」のことだったんですね。
この曲だと失恋の受容のようでしたが。
こんなところで見かけるなんて。

1. DENIAL(否認)

2. ANGER(怒り)

3. BARGAINING(取引)

4. DEPRESSION(抑うつ)

5. ACCEPTANCE(受容)

MVの中でDianeが途中で読んでいる本にも

A Practical Guide to the 5 stages of Grief(悲しみの5つのステージ実用ガイド)

というタイトルが。

うーん、今失恋しているわけではないけれど、やけに染みます。
いろんなことに、この5段階って使えるんだなぁ。

これ系の曲ってすごく好きだけど、不思議と何度も聴くと疲れるんですよね~…。

個人的にはKeaneのスローテンポで歌詞がちょっと暗い曲(BedshapedとかBad dream)も、
好きなのに気力がガリガリ削られる気がします。
なので、一気に明るい曲がききたくなったりします。

情感こもってる歌ってこういうことなのかなぁ。
この曲も、個人的にですがそういう系統な気がしました。
不思議な引力~。でもいい曲~。

ISOGIKU ~磯菊~

2014-11-27 18:14:29 | 自然・花


花の写真を少し撮り溜めていますが、
自分で撮ってきたのに、日によってまったく気分じゃない花と、
まさに、今日はコレ!という花があって。

この花がまさに今日の気分にピッタリでした。
フィーリングで。

昨日、おとといまでは、白地に薄く淡いピンクが
ほんのり色づいている花の色の気分でしたが、今日はこれでした。
この冷える季節に、外でひっそりと咲いている黄色い花。
葉っぱのフチが白いのがなんだかツボりました。
ほとんどの草木が葉を落として閑散としてく中で、
外でこういう黄色を見かけると嬉しい。
なんだか勇気を貰います。

花言葉は「感謝」「清楚な美しさ」

素敵な花言葉だ~。

公平さと小学校の頃の思い出

2014-11-26 18:00:56 | 日記
ふと女神のガイダンス。出たカードはマート。

エジプトの誠実、公平、正義を司る女神様。
マートが持つ駝鳥の羽根は真理の象徴とされ、
死者の魂を量るため、天秤の皿の一方に置かれたそうです。



マートは、ビジネスや個人的な人間関係で公平に扱われ、
尊重されるように守ってくれる女神であるそうです。
女神マートは当時助けられたようなこともあって、それからすごく好きになりました。

カードのイラストも好みです。

マートのカードを見ていたら、小さい頃のことを思い出しました。
小学校三年生のときのクラスの女子たちのこと。

クラスのボス女子的な子が、ある女の子をイジメてました。
といっても、なにかをするというわけではないのです。無視という形のイジメ。

で、ボス的女子が関わり合いのないわたしたちのグループにまで
そういうことを強要してくるのでした。

当時小学校三年生といっても、まだまだ子どもなので後先考えずに
なんだかイヤだけど、ボス女子も怖いからちょっとだけ
その子に対して、短い期間冷たい態度をとったりしたことがありました。
それだって、立派なイジメの加担なんですけどね…。

結局その事態は、担任の先生に知れ渡ることとなり、
クラスの女子たちは放課後に先生の元に集められることになりました。

その時の担任の先生は、いつもおどけていて
授業中も冗談ばっかりいっている愉快な先生でした。
ですが事態が発覚し、女子たちを放課後集めたときの、
先生の真剣な雰囲気は今でも印象に残っています。

首謀しいじめた子たちの気持ちも聞きつつ
その子に加担を持ちかけられた子たち一人一人のとった行動や
どう思っていたかも全部きいていきました。

いじめられた子がどんな思いをしていたか、
いじめられた子の気持ちを全員で共有し、
それがどんなに悲しいことかを静かに伝えてくれました。

先生はいじめた側を怒ったり責めたりしませんでした。
語気を荒げたりといったことは一切なく、
ただ真剣に、静かに一人一人の話をきいていたのを覚えています。

その真剣で静かな雰囲気が、かえっていじめた側の罪悪感に訴えかけてきました。

自分たちがしてしまったことの重大さに気づいて、
みんな泣いていました。いじめられていた子もみんな。

いじめるにいたった最初のきっかけが、
とてもささいな仲違いが原因だったことも、
先生が中に入って話すことによって明らかになりました。

わたしたち一人一人が断片しか知りえなかった
当時一人一人がどう思っていたかという気持ちを
みんなで共有し、一人一人がどう考えるかの機会を与えてくれました。

最後には自然にみんな「ごめんなさい」と謝っていました。

こういった対応って、出来そうでいて
実はすごく難しいのではないのだろうか~と今のわたしは思います。
どちらにも公平でした。

その後、いじめられていた子とわたしはなぜかすごく仲良くなりました。

でも、こういう行為って、誰かが裁いたりしなくても
因果応報で必ず自分に帰ってくるものなんですね。

そんな中途半端な形でいじめに加担したわたしは、
中学校の時、今度は自分が傷つけられる目にあいました。
いじめではなかったけれど、友達だと思ってた人から突然閉め出しをくらいました。

自分がしたものは、形を変えて巡ってくるんだなぁ、ホント。教訓になりました。
でも、一方でその時の因果が今生で巡って来てよかったなぁ…
なんても少し思います。

案外知らないだけで、過去には人を殺したこともあるかもしれないし、
それが巡って殺されたこともあるかもしれない。
そんな過去の知り得ないカルマが巡ってくるとかはゴメンなので、
学校の中でのイジメとイジメラレの形で今生で帰ってきてよかったです。

ちなみにその時のイジメを首謀した子の一人は、
今ではカウンセラーとして人のために働いていることを人づてに聞きました。
人生って不思議だなぁ。

わたしも、そういう小さい形ですが、
イジメる方とイジメられる方、どっちも体験してみて、
もうこういうのはコリゴリだと思いました。
でも、そういうどちらの気持ちも体験するのは貴重だったのかもしれません。

前にアトランティアンボトルをアートビーイングさんから購入したとき、
そのボトルに対応しているオーラソーマタロットのメッセージを見たことがありました。

その中に、「マインドで判断せず、ジャッジせず、ただあるままを受入れ聞いていく」
というような文章があって、わたしはそれがすごく好きです。

その文章を見た時、わたしもそんな風でありたいと思うようになりました。

なんとなく、公平さは、そういった質のような気がしています。

弁護士記章のひまわりの真ん中には、「公正と平等」の象徴として、
マートが持つ天秤が描かれているそうです。なんだか納得…。



マートのカードの写真を撮るときに、カードケースを台座にしようとして蓋を開けたら、
トートのカードが一番上で表になっていました。
しかも、女神のカードなのに間違ってアセンデッドマスターカードを開けてしまいました。
でも、マートとトートは夫婦なので、ちょっとシンクロを感じました。
しかし、トートのカードが「書く」だから、
やっぱりそういうカードがでると、ブログがすごく長い…。

シクラメンとか季節の花とか

2014-11-24 19:21:21 | 自然・花
ブルーメッセにぶらり。
こういう謎の柱を撮るの結構好きです。



水辺のあるところになぜかいつも近寄りたくなるのも妖怪のせい…。
古代ローマの水路みたいで結構好みの造りだなぁ。



11月後半て下手すると、雪が降っていたりする年もあるので、今年はお天気で平和~。
中ではシクラメンフェアが開かれていたようです。
色とりどりのたくさんのシクラメンが売られていました。



温室を散策~。
シクラメンフェアだけに、シクラメンがたくさん植えられていました。
綺麗だけど、花のタグが気になって仕方がない…のもきっと妖怪のせい…!
ということにしときました。
花壇の花は、タグがついていない方が個人的に好みです~。



綺麗だな。大きな鉢にいろんな花が入ってるのいいなぁ。
温室の方はポインセチアがたくさんありました。
この花を見ると一気にクリスマスっぽい感じが。



葉牡丹。
しれっと名前を書いていますが、名前を調べるまで
このキャベツはなんなのだ…と思っていました。
どうしても感じる野菜っぽさよ。



おもいがけないところに伏兵が!
なんだかゆるい気分になれました。
頭のねじり鉢巻みたいなのは一体…。



ハイ、チーズ!
小人がいい感じにまぎれてる。



ピンクのポインセチア。
何となく今日の気分はこういう薄いピンク色です。



出口のところに一鉢だけあった紫色の花。

写真を撮っている瞬間は撮ることしか頭にないから幸せかもしれない…
と思いました。没頭してる感が。

どうしたことか~。
花の写真を撮る人が不思議でならなかったけれど、
自分もいつのまにかそんな風になっていた…。

面白い。

オーニソガラムと希望の星

2014-11-23 01:06:41 | 自然・花


写真を整理していたら、春頃に撮ったこの白い花が気になりました。
白くて心惹かれます。

が、いつものごとく名前がわからない。

検索して花の名前を探します。
今回は名前を見つけるのに一時間くらいかかりました。
白い花しかヒントがなかったので、悪戦苦闘でしたが、
なんとかオーニソガラム・シルソイデスという花だとわかりました。

このオーニソガラムのウンベラツムという種類の方には
キリスト誕生の際に天空で輝いていた星、
「スターオブベツレヘム(ベツレヘムの星)」という別名があるそうです。

たしかに開いた花の写真を見たら、綺麗な星形でした。

星かぁ…。

今、ひょんなきっかけで「タロット大辞典」という本を読んでいるのですが、
預言者ザラシュストラと出会った一人の若者の、
愚者から世界へ至る物語にとても感動しました。

中でも特に、16塔のカードから、17星に至る物語になぜか胸打たれて涙が~。
悪魔たちに捕らえられ嘆きの塔の牢獄に閉じ込められている
若者の魂の救済の部分なのですが、なぜか物語の中でそこが一番響きました。

東條真人 タロット大辞典 
16 塔〈闇の牢獄にとらえられた魂たちの叫び〉より抜粋

彼は、いっそ死んでしまいたいと思ったが、死ぬことはできなかった。
彼は天使たちが、コスモクトラールと呼ぶ者のことを思い出した。
天使たちは、いつもこの名を口にしていた。
彼のことを語るときには、天使たちは深い尊敬の念をこめ、彼らの顔は希望に輝いていた。
その名は、天使たちに希望と力を与えていた。
彼の名はなんというのだったのだろう?
若者は、その名を必死に思いだそうとした。
彼は苦痛のなかで、必死にその名を探し求めた。
突然、その名が彼の頭に浮かんだ。
それは、まるで闇のなかに閃くいなずまのようであった。

彼は叫んだ「おお、ミトラさま!わたしの光よ!」

すると、その声に合わせて、たくさんの声が唱和した。
牢獄のなかで苦しんでいるのは彼だけではなかったのだ。
牢獄のなかには、たくさんの独房があったのだ。
魂たちの呼び声はひとつになって、次第に大きくなっていった。

「来れ、ミトラ! われらのために!」
「来れ、ミトラ! 真理の光、聖なる声よ!」
「来れ、ミトラ! 光の使者よ、無敵の光よ!」
「来れ、ミトラ! 苦しむ者の解放者よ、傷ついた者の癒し手よ!」
「祝福と勝利とともに来たれ、ミトラ、われらの救い主!」

祈りの声がひとつとなって、闇の牢獄をゆるがせた。
悪魔たちは彼らを黙らせようとしたが、黙らせることはできなかった。
合唱が最高潮に達したとき、ひとつのいなずまが闇の牢獄を打ち砕いた。


次の星のカードの物語で、ミトラが救出にやってきます。

17 星〈コスモクトラール=ミトラが救出に向かう〉より

「さあ、光の子たちよ、元気を出して、目を高みに向けなさい。
そこにひときわ輝く星が見えるはずだ。
その星から射す一条の光にしたがって、昇るのだ。
そこには光の船がおまえたちが来るのを待っている。」

星から射す光ーー希望の光ーーは、細かったが、決して切れない糸のように強靭であった。
魂たちは、翼を切りとられていたために飛べなかった。
彼らは天使たちに守られて、この光の糸をたぐって、はいのぼっていった。

魂たちは上昇をつづけた。魂たちにからみついていた闇の牢獄の鎖や枷が
つぎつぎとはずれて、闇のなかに落下していった。
魂たちは、本来の無垢な姿をとりもどしつつあった。
地上を見おろすと、裸の女性が大地と河に水を注いでいた。
若者の魂がミトラにたずねた。

「あれはだれですか。」
「あれは、光の乙女(the Maiden of Light, 観音ともいう)」だ。
彼女は地上のすべてのものに、生命の水を注ぎ、希望をあたえているんだ。」

ミトラはこう答え、彼女にむかって手をふった。彼女もそれに答えた。


希望の星にむかって魂たちが本来の無垢な姿に戻っていく。
この物語のその部分にとても感動して。

ちなみにオーニソガラムの花言葉は「純粋」「無垢」でした。

この物語に惹かれたり、オーニソガラムに惹かれたり…。
タロット大辞典のこの物語は、古代ペルシアの「光と闇の戦い」の神話が
とりあげられていました。

この物語に出てくるミトラは光の神で、さまざまな呼び名があると言います。

古代ペルシアではミフル、古代ローマ帝国ではミトラス、
中国では活霊(生ける霊)、古代スラブではバガミーロ。
ユダヤ教では大天使メタトロン、キリスト教では天使長ミカエル、仏教ではミロク、と。

メタトロンやミカエル、ミロクと聞いて、一気に聞いたことある感が…!

ミトラといえば、わたしの中では真・女神転生3で一緒にパーティ組んでいたなぁ…
というゲームでの認識しかなく…。光の神だったのかぁ。
今思えば、そのときのゲームの主人公につけた名前がマイトレイヤ(弥勒菩薩の梵名)だったので
意外なところで接点があったんだなぁ…と。ミロクとミトラ。

オーニソガラム・ウンベラツム(スターオブベツレヘム)って
フラワーエッセンスでもありますが、ショックやトラウマに効くんですね。
飲んだことないからどんな感じなのかわからないのですが、
そんな効果が書かれていて。

〈闇の牢獄にとらえられた魂たちの叫び〉の物語の中で若者は、
ミトラの名前を思い出し救い出されるまで
悪魔の手下に拷問され、はげしい苦痛と絶望に悶えていた、とあります。

なんだか、そういった絶望やトラウマに効きそうなことが書かれていたので
ちょっとしたシンクロを感じました。

というか、春に撮っておいたはずのオーニソガラムの画像に
今日惹かれるってことは…と思ったら、
そういえば昨日ちょっとショックを受けたことがあって
少し落ち込んだりしたっけなぁ…と思って
惹かれるものにはやっぱりなにかしら意味があるんだなぁ…と思いました。