先日海辺で、袋を持った年配のかたがなにかを拾っていたので何を拾っているのか訊ねてみると、クルミを拾っているのだと言います。
袋の中を見せてもらうとクルミがどっさりありました。
浜にクルミが漂着しているのはたまに見かけてはいましたが、なんとなく勝手に食べれないものなんだろうなぁと思っていたので目からウロコ。
食べられるんだ~。
クルミって野山のイメージがあったので、てっきり山で拾うものかと思っていましたが、意外にも海で拾えることがわかって驚きです。
親切にもいくつか頂いたので家に帰って殻を割って食べてみると、これがとてもおいしい!
訊ねてみてよかった。
おいしかったので後日改めて自分でも海で拾ってみました。
クルミを頂いた際に、黒っぽい殻のものの方が新鮮だと教えてもらったのでそういうクルミを探してみると結構どっさり拾えました。
検索してみると、このクルミはオニグルミというクルミだそうで。
縄文時代の遺跡からもオニグルミは出土されていて、縄文の頃からすでに食されていたらしいです。
当時の貴重な栄養源だったのでしょうか。
クルミの健康効果には血液サラサラ、アンチエイジングなどいいことずくめ。
しかしオニグルミ、殻が硬過ぎてまさに鬼。なっかなか割れません。
軽く火であぶっても殻を割るのに苦労しますが、そのかわり中身はクリーミーでおいしいです。
教えてくれたご年配のかたは、このクルミを酒の肴に晩酌するのが楽しみなんだと語っていました。
たしかにこれは酒の肴によさそうだ~。