たった一言で。

誰かの何気ない一言で、しょぼくれた気持ちが少し楽になることがあります。

子どもたちの心配事や悩みは言い出すときりがないから、妹にも友達にも
詳しくは言わずにいたけど、実家に行った時、ふと妹に愚痴ってしまいました。
言おうと思ったわけじゃなく、つい口をついて出たというか。

それについて妹は、うんうんと聞いてくれて、悩みの種の子どもたちのことを
否定するのではなく、違う角度からフォローするような言葉で、モーリーを
元気づけてくれました。
ハッとさせられたというか、そうか、それもそうだよね、と思わせてくれる言葉で、
落ち込んでどんよりした気持ちは少し持ち直しました。
きっと妹も今まで色んな経験をして、悩み苦しんだこともたくさんあったんだろう。
口数は少ないけれど、芯の強い妹、モーリーとはまるで違う。

自分も、こういう言葉をかけてあげられるような人でありたい。
悩みや愚痴をこぼした人に対して、例え解決出来ないとしても、ちょっとでも
元気が出るような、気付きをあげられるような言葉。