初めての「トラ?」のお仕事は
ショスタコーヴィチの交響曲1番と
プロコフィエフのロミオとジュリエット。
オペラはいくら勉強しても
本番はオケですのでつまらない。
「オケ大好き人間」としては期待で一杯。
今でこそ、プロコフィエフはコマーSHAルの
BGMで流れていますが
半世紀前には聴いた事もなかった2曲に
ワクワクしながら練習場に伺いました。
ピアノのパート譜
「125小節 全休符」の楽譜を持って
ピアノの前に座りました。
指揮は名指揮者の山田一雄氏。
練習が始まりましたが
最初の数小節目でもう数えられなくなった。(泣)
いつ弾けば良いのか全くわからず
ウロウロしていると大音量のオケが
ピタッと止まった。
「あらっ?」と思っていると
指揮台を降りた先生が
コツコツと靴音を響かせて
ピアノの横まで歩いて来られ、
私の肩に手をかけ顔を覗き込みながら
「オケは初めて?ここは皆、お休み。貴女一人のソロなの。」と
ユーモアたっぷりにおっSHAったので全員大爆笑!
😨💦す・す・すみません。
その後は横の打楽器氏達の呼吸を感じつつ
気持ち良く練習終了。
本番は山田先生の熱い音楽に酔いしれた「トラ」デビュー。(笑)