先日、新聞でペンデレッキ氏の訃報を
拝見いたしました。
1994年に来日された折に
「ポ―ランド レクィエム」の
伴奏をさせて頂きましたが、
4月27日―5月6日までロ―マ演奏旅行、
伴奏をさせて頂きましたが、
4月27日―5月6日までロ―マ演奏旅行、
帰国後は東京演奏会と
一番忙しい時期に突然、
飛びこんできた仕事だったのです。
分厚いオ―ケストラ・スコアに
頭が痛くなりそうな複雑な和音やパッセ―ジ。
頭が痛くなりそうな複雑な和音やパッセ―ジ。
どなたも引き受け手がなかったとのこと。
必死の思いで譜読みを頑張ったけれど、
ほぼ1時間かかる大曲が
そんなに簡単に弾けるわけがなく、
未消化のままペンデレッキ氏の
未消化のままペンデレッキ氏の
レッスンの日になってしまいました。
無我夢中の3時間のレッスン。
ペンデレッキ氏は本番直前なのに
歯痒い思いでいらしたと思うのですが
ペンデレッキ氏は本番直前なのに
歯痒い思いでいらしたと思うのですが
我慢して下さったのです。(泣) m(_ _)m
折角の曲を充分に弾けなかった私は、
心は傷だらけ。
家に逃げ帰り、
楽譜は棚にほりこんだまま26年。
心は傷だらけ。
家に逃げ帰り、
楽譜は棚にほりこんだまま26年。
お知らせを聞き、
急に当時のことが懐かしく蘇り、
楽譜の発掘作業(笑)を始めたところです。
楽譜の発掘作業(笑)を始めたところです。
今は心からお礼を
申し上げたい気持ちで
いっぱいです。