SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

モ―ツァルト。

2020-12-09 21:15:50 | 日記
今夜はキリキリに
冷えた小さなロゼShaンパン
あけました。





夕方、小さな方のレッスンは
モ―ツァルトでした。


モ―ツァルトが弾いていた
ピアノは鍵盤の幅も狭く
小さな楽器でしたので
親指は使わず4本の指で
演奏していたようです。
ザルツブルクのモ―ツァルトの生家で
弾かせて頂きましたが、
鍵盤は軽くて早いパッセ―ジは
とても弾きやすいと思いました。


大学卒業後、モ―ツァルトの
コンツェルトを弾くことに
なりましたが、
ピアノの先生に「まだ音が駄目ね。
もっと歳を重ねてから又、弾いてね。」と
言われました。
人生70年以上を過ごしても
音はまだまだですが、(笑)
その言葉の意味ははっきりと
わかるようになりました。

日本画家の東山魁夷氏は
「白い馬のいる風景」の制作中は
ピアノコンツェルト23番の2楽章を聴きながら、
インスピレーションとパワーを得ておられたそうです。




このような珠玉の作品に
小さな時だからこそ
触れてほしいと願いつつレッスンを
しています。