SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

今夜のディナ―。

2020-12-13 22:05:36 | 日記
今朝は待降節第3主日のミサへ。


夜は「メゾン・ド・タカ」さんに
お伺いさせて頂いたディナ―タイ厶。

素晴らしいお料理とワイン
でした。

先ずはルイ・ロデ―ルのShaンパンから。




クリスマス仕様のアミュ―ズ。



洋風茶碗蒸し?赤ワインとと共に。






次は白ワインと共にボタン海老のジュレ。





アワビのリゾット、白トリュフ添え。
白ワインと共に。



白ワインと共に
鰆の柚子風味。



鹿肉は赤ワインと共に。
お肉は少量にして頂きました。おかげさまでお料理も
どのワインもとても
美味しく、ほど良く頂く
事が出来ました。




お口直しに、、。






温かい栗のデザ―ト。




豊かな時間がゆっくりと
過ぎました。
ご馳走さまでした。


続モ―ツァルト

2020-12-13 21:37:46 | 日記
昨夜に引き続きしつこく
モ−ツァルトです。

これはピアノ協奏曲23番
「戴冠式」の3楽章の楽譜。
2楽章のアダ―ジオは
東山魁夷氏が「白い馬」の
インスピレーションとパワーを得られた傑作です。


このコンツェルトと同じ時期にオペラ「フィガロの結婚」
が作曲されたのですが、
序曲の楽譜がこちらです。



同じような8分音符が
ズラリと並んだ楽譜に
学生でオペラ初心者の私は
このテンポの早い
プレストのバカっぽい楽譜?(ぴったりの表現かも。)は放置してとりあえず
1幕から練習して
二期会の稽古場に伺ったのです。
本番の指揮者は秋山和慶氏。
練習前にピアノの横に
来られた秋山氏。

「序曲を弾いて」と言われ、
おずおず弾き始めたところ
「ちょっとかわってくれる」と秋山氏。

作曲家が楽譜に定着させた
音がピアノからまるで急流に放たれた魚のように
生き生きと泳ぎ始めたのです。あっと言う間の4分間。
見事な序曲の演奏でした。

ピアニストのように
毎日、練習しておられるわけではないのに
何故こんなに弾けるの?、、と驚嘆でしたが
ピアノに向かってがんがん練習しても
駄目だということもこの時に悟らせて頂いたのです。
半世紀前の話しですが、、。