SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

黒と白

2024-09-13 15:36:00 | 日記





暑いですね
ここ2・3日は
又、厳しい残暑です
雷雨があるとの
予報は外れっぱなしですが
今日はどうでしょうか



  
   ✨✨✨✨✨





コルセットで絞り上げた
ロング・ドレスに
装飾過剰の帽子を被った
身体の自由がきかない
服装の時代
ジャージー素材の
動きやすい
ドレスを作ったのは
ココ・シャネルで
服装の大革命を
起こします

又、それまで「黒」は
喪服のイメージでしたが
シャネルは
リトル・ブラック・
ドレスを発表します

黒一色のドレスは
フォーマルから
パーティ、ビジネス、
お洒落着として
使い回しができる
ドレスだったのです

「沢山の色を使えば
使うほど醜くなることを
女たちは気づかない」

リトル・ブラック・
ドレスを
売り出したのは
40代のはじめでした

喪服の「黒」
そんな黒のドレスが
パリの街中に
あふれはじめます


ココ・シャネル

「私はあえて黒を
使いました
この色は
いまだに衰えて
いません
なぜなら黒は
他の色を
一掃するからです
黒にはすべてがある
白も同じ
その美しさは
絶対的なもの
それが完璧なハーモニー」
と言いました



シャネルのマークも
白黒です






   ✨✨✨✨✨


ピアノの鍵盤の
白と黒をイメージした
作品があります




ドビュッシー作曲
「黒と白で」

この曲について
ドビュッシーは
友人にあてた手紙に
「曲名については
あまり深読みしないで
下さい
ピアノの響きから
その色彩と感覚を
引き出したものに
過ぎないの
ですから……後略」と
書いています

第1曲 興奮して

第2曲 ゆるやかに、沈痛に

第3曲 スケルツァンド


マルタ・アルゲリッチ
イド・バー・シャイの
2台のピアノの
演奏です



ピアノのために書いた
最後の作品に
なりました