変化を受け入れることと経緯を大切にすること。バランスとアンバランスの境界線。仕事と趣味と社会と個人。
あいつとおいらはジョージとレニー




全身が凝り固まっています。
凝り性なおいらとしてはいつものことなんだけど、たまらなく凝ってダルくなる
ことがある。大概は下半身から。特にふくらはぎ。
という訳で、今は埼玉宅にお邪魔していることもあって、温泉に出掛けました。

秩父は皆野 満願の湯。

連休中だけに、混雑は覚悟していたのだけど、おいら史上最大の混雑でした。
脱衣所並ぶし、洗い場並ぶし、風呂入るの並ぶし・・・。

何で入場制限しないんだろう?

相変わらずのスタッフの感じの悪さと、この混雑。それらを差し引いたとしても、
「満願の湯」の泉質は特筆に価する。
源泉の温度は低いので、浴槽には加温して注がれている。おいら的に『加温』
は「温泉の魅力」判断に悪影響を及ぼさない。
『加水』は許せないし、『塩素消毒』にはがっかりする。『循環』もヤだ。入浴剤
ってのはダメ過ぎ。それぞれのダメには意味があるけど、何回か記録したので
今回は割愛。

さてさて、満願温泉。
なかなかこれだけの泉質には出会えませんよ。前回に入ってから半年以上の
ブランクがあったためか、こんなにいい泉質だったことを忘れていました。
露天風呂に浴槽が一つ増えていたのも朗報。
カラオケが・・・これはコメントすまい。

紅葉していれば、もっと素敵だろうな。
もっと人が少ない時なら、更に癒されるんだろうな。

草津やら山梨やら、他にも幾つかのおいら的優良温泉があるが、満願温泉も
充分以上に優良ってことが確かめられました。

しかし。
露天風呂が本当に気持ちいい季節になった。
秋から冬への変遷。
1年で最も素敵で、寂しげな季節。

今年は何が起こることやら。


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おいらはやや敏感肌。
アトピーと言う訳じゃないとは思うけど、症状が出始めたらエライことになる。
刺すような痒みというのだろうか。人間の我慢の限界を越えているとさえ思
う痒みと、ボロボロになっていく皮膚。湿疹もできるし色は変わっていくし。
そんな症状が出ないように、日常からスキンケアに余念は無い。

しかしながらここ数週間、ちょっとした軽い症状が出ていた。鼻の付け根と
表現すればいいのだろうか。
痛痒いという感じで、ちょっと赤みを帯びている。

ヤバイ。

集中的に色んなスキンケアを試みるも、改善されず。消毒系の薬品を使用
してもダメ。痒みも強いことから、僅かながらステロイドを含む痒み止めを塗
ってみた。これはしばらく効果が得られるんだけど、症状は改善しない。

ヤダなぁ。

ところが、現在は殆ど治っている。
要因は一つしかない。先週末に入った箱根の温泉。
そのお風呂は、温泉好きのおいらにしてみりゃ魅力が無かった。

 加水してるし、
 加温してるし、
 塩素消毒してるし。

それでもこれが天然温泉の力か。
今週末あたり、草津温泉等のお気に入り温泉に行って来ようかな。


クリックで治らないかなぁ。
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かれこれ20云年前。音楽の世界では、ヘビーメタルが流行しており(おいらの
周辺だけ?)、髪を伸ばしてるヤローは珍しくなかった。おいらも伸ばしていた。
どちらかと言うと、ロッカーというよりグループサウンズ的になってしまっていた
のは、顔の輪郭の問題か、髪の手入れの具合なのか。
現在のように髪を染める手段が手軽ではなかった時代、オキシドールを薄めて
脱色していたものさ。当然のように髪は痛み、かさかさになるし、引っ張ると簡
単に切れてしまう始末。ドライヤーが追い討ちをかけ、そりゃまぁ酷い髪でした。

あれから四半世紀が経とうとしている。そのこと自体も驚きだが、ロンゲが流行
していたあの頃と比較しても、今の方が髪を伸ばしている人は多いように思う。

だからと言う訳ではないが、久しぶりに髪を伸ばしてみている。特に動機は無い
のだが、ただ何となく。色はネイティブのまま(生まれつきちょっと茶)。
幸い白髪は多い方ではなく、目立たなくなる程度に抜くのは、そんなに大変で
はない。

さて、どうなのよ。
齢四十を超えてのロンゲってのは。
過去に経験があるせいか、自分では鬱陶しくはない。洗うのは大変だけど、いや、
乾かすのが大変なのだろうけど、この季節はそうでもない。
整髪料は必要だけど、これは短いから要らないというものでもない。消費量に差
はあるけども、まぁ、大したものではない。
流行のちょい悪オヤジでもなく、これからゴルフに行きそうでもなく、はたまた週
末の公園にいる微笑ましいパパでもなく、そして切れ者のビジネスマンからは程
遠い。

何を狙っているんだか。

困ると言えば、後ろ髪。風呂好きのおいらは、半身浴の後に必ず全身浴しちゃう。
後ろ髪が湯の中に浸かる。あらら。トリートメントやリンスが、流れ出すんじゃない
の? 後ろ髪が痛みそうだけど、毎度髪を束ねて入浴するのは面倒だし。

温泉成分、入浴剤の効能、これらは髪にはどういった影響を及ぼすのだろう?
例えば草津の強酸性の湯。いい刺激になるの?
あるいは山梨や秩父の強アルカリ性の湯。髪もしっとりするの?

なわけねぇ。

なにはともあれ。
うなじに宿るオヤジの哀愁、眉間に刻まれる年輪、目尻のシワ、口元のつっぱり、
それらが長い髪によって隠されてはくれまいか。

きっと隠れているさ。

何故隠すの? そこに問題の本質があーる。 きっと。


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今、諏訪湖付近にいます。
知人からもらった宿泊ギフト券を使っての宿泊。
こんな高級旅館に泊まったことが無いおいらとしては、おろおろしっぱなし
なんだけども、値段ってのは伊達じゃない。
部屋は綺麗だし、メシは美味いし、風呂は素敵だし、サービスは洗練され
ているし、仲居さんは美しいし。。
部屋の眺望も素晴らしい。チェックインしたのがちょうど夕暮れ時。部屋の
窓から見渡せる諏訪湖は、素晴らしく綺麗でした。
夜には、諏訪湖から花火が上がって、特等席にいるような感じも味わえたし。

さてさて、温泉をレビューしておくと。
諏訪の温泉はいわゆる単純泉。無色透明無味無臭の万能温泉である。
今回泊まっている「浜の湯」さんのお風呂は、必要に応じて適宜「加温」
「加水」しており、「循環」もしていて、「塩素消毒」もしている。
入浴剤は入れていないらしい。
この情報だけ見ると、温泉通的にはダメ風呂に分類される可能性が高い。
源泉掛け流しの要件は満たしていないのだ。
正直、おいらも最初はがっかりしたし期待もしていなかった。
ところが。
清潔で綺麗な脱衣所と浴場。美しくアレンジされた浴槽と景色の配置。
そして、あくまでも無色透明なお湯は決して汚れを知らない。日帰り入浴
施設のような塩素臭も殆どしない。
シャンプーやリンスは結構いいものだし、ボディソープや石鹸も悪くない。
角質除去ジェルや、潤い系の乳液が置いてある男性風呂ってのも珍しいと
思う。大浴場の入り口では、スリッパを脱いで脱衣所に入る。何処でも同じ。
ここが違うのは出る時。自分が履いて来たスリッパなんて、普通は分からな
くなっているもんだと思うが、ここでは消毒済のスリッパが帰り用に用意され
ていた。何とも気持ちのいいことではないか。
という訳で、顔からこんなに角質が取れるってことに驚きながらも、テカテカ
になってご機嫌のおいら。

こんな温泉があってもいいし、嫌いじゃない。

惜しむらくは、通信環境が極めて不安定なところ。おいらのモバイル環境は
AirHに支えられているんだけども、1分に1回は接続が切れる。部屋が10階
だからかなぁ。上下方向によわいんだよね、無線通信は。携帯で繋ごうにも、
充電機器を忘れたのでバッテリーダメだし。

なので、この記事の投稿も涙ぐましい努力がつぎ込まれている。
いつも立ち寄らせてもらっているお気に入りのサイトにも入れないし、戴いた
コメントにも返信できない始末。
インフラ関係のお仕事をしている方々、独特の大変さがあるんだろうなぁ。
どこの業界も大変なのは当たり前なんだろうけど。
分かっちゃいても、滅茶苦茶腹が立つすぃ、インフラがダメだと。

また切れてるよ、再接続の操作中にまた切れるって!

ムカつくぜ、全く。


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檜を組み上げて創られた浴槽は、膝丈まで掘り下げた地面に埋め込まれている。
同じく檜製の水路には、やや白味を帯びた源泉がとうとうと流れ続け、浴槽の中
をお湯で満たしていく。静かな湖面を思わす湯面は、水路から常に供給され続け
る源泉に叩かれ、わずかに波紋を広げている。
水の音。
静かな山並みは、小鳥のさえずりとかすかに吹き抜ける風の音が断続的に響い
ているが、掛け流される温泉の水流は、それらの音達と見事な調和を見せる。
光の色。
木々とその枝、そして葉。陽の光は緑を通り抜けて柔らかさに満たされ、かすか
に揺れる湯面に微妙で繊細な彩りを反射させる。
森の香り。
これこそ自然の匂い。それに源泉の硫黄臭が加わり温泉地独特の風情を醸す。
人の気配。
誰もいない。温泉街の雑踏とは切り離された世界。それでいて、孤独は圧迫感
を伴わず、様々な人々の意識の残留を感じさせる。

山あいの温泉。露天風呂。日本に生まれ育って良かった、と思う瞬間の一つ。

おいらが理想とする温泉とは、こんな感じなのかな。
最も近いのは、草津温泉「草津ホテル」の露天風呂。
行こうかな、もう少し涼しくなったら。

その前に、山梨の温泉達には入りに行くけど。

心身を癒す温泉。素晴らしい。
しかし、こだわるまい。
理想から遠いこと、僅かに違っていること、そういったことに立腹しては本末転倒
だよ。その温泉の良さを受け入れたい。受け入れられない所には、行かなければ
いい。それが温泉を楽しむ奥義、極意。

ほんまかいな。


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前にここに記録したと思うが、おいらの夏休みというか秋休みと言うかは、
ここ数年は山梨で過ごして来た。
今年は、久しぶりに海に出掛けて見た訳さ。
かれこれ10年以上はご無沙汰しているはず。

遠くまで出掛けるのはちょっとシンドイので、伊豆に行ってみることにした。
海目的で伊豆に来たのは・・・15年ぶり? 
温泉目的とか魚介グルメ目的なら何回か来てるけど、それでも平均する
と2年に1回位になるのかなぁ。

さてさて、今回の目標地点は「熱川」。
実際には初日に「今井浜」に行き、「熱川」に泊まり、「川奈」辺りに寄って
帰って来た。
砂やら塩で車が汚れるので、海ってのは基本的に嫌いだったのだが。
久しぶりに行ってみると、悪くない。
ビールも旨い。
魚は凄ぇ旨い。
温泉もそこそこ。
伊豆の温泉と言えば、全く何も期待していなかったのだが、いい意味で
裏切られた感じ。

初日は

こうだったのだが。


翌日も、

こんな感じ。

日焼け対策として、紫外線防止はガッツリ塗りたくって行ったのだが、油断
してはいけない。
だから、

こういうのも大切。



その結果は、

こんな風でもあるのだが、後はよくわからない。

こんなのも

採れたので食ったりして。


なにはともあれ。

何となく敬遠してきた伊豆。
綺麗じゃない。
旨いじゃない。

また行こうかな。

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夏と言えば海?
高原の避暑こそ夏?

温泉の無いトコロにおいらの休暇は無い。

海沿いの薄めで優しい温泉にするか。
高原や山間地の濃いめで効能豊かな温泉にするか。

迷いは尽きない。

ちょっとお疲れ気味の昨今。

楽しみだなーー!

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東北やら北海道やら、若かりし頃に周遊した思い出をここに記録したことだし、
少年おいらの他のぶらぶら記も残しておくかな。
起点は全て大阪。
行き先は、上越方面に北陸経由で入って、東海道経由で帰ったことがあった。
急行「きたぐに」だったかな。延べ5日間位かけて。この時は安宿とは言え、
2泊を除いて布団で寝たなぁ。
九州を攻めたこともあったっけ。往復夜行急行「雲仙、西海」だったと思う。今
はもう走っていないらしい。福岡県までしか攻め込めず、敗残兵よろしく帰還
したんだ。
もう一度東北に行ったさ。その時は贅沢で、東京までブルートレインに乗った
し。「あさかぜ」。これももう無いんだよねぇ。その他特急も多用の贅沢旅行。
山陰の大仙や出雲大社に行き、瀬戸内広島の風景を見て、他には・・・。
細かいのは覚えていないなぁ。。
四国がおいら的には未踏の地になる。30年位前に、家族で室戸に行ったのと、
鳴門大橋ができた頃に、徳島にタッチして帰ったことがあった程度。
関西から四国って言えば、近いのに。瀬戸大橋は未だ無かったとは言え。
近くて遠いってヤツです。

踏破した距離は、計ることができる。結構なもんだろう。

これが、人との距離感になると、なかなか計れない。
友人との距離。仕事関係の人との距離。「人生のパートナー」との距離。
そして。
おいらの距離感と先方様が感じている距離感。必ずしも一致しない。
近いと思っていた、近くあって欲しいと願っていた。
遠いはずだった、遠くであるべきと考えた。
誤算が誤算を呼び、入り乱れて混沌を成す。

物理的距離に左右されない心理的な隔たり。

役立つ人間は近しいのか。
それは好き嫌いを超越し得るのか。

好きな人と遠ければ悲しいのか。
嫌いな人と近ければ苦しいのか。

帯もタスキも何でもござれ。

人の間、社会の中、旅しているようなものなのかな。
金もかかるし工夫も必要。
いくらやっても思い通りにならぬのは、利害なのか、趣向なのか。

まずは自らを磨くこと。
好かれよう。
有無を言わせぬ力を得よう。

誰にさ?


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24年経つと、色んなことが大きく変化するもんだ。
前回の東北漫遊(?)記録に引き続き、今回は北海道編。
おいらが始めて津軽海峡を越えた頃、JRは国鉄だったし、青函トンネルは未だ
無く、青函連絡船が海峡越えの手段だった。
例によっての貧乏旅行。大阪から鈍行を乗り継いで、青森に着くまでに丸々
1日かかり、それから夜中の連絡船に乗り、翌朝になってやっと函館の大地を
踏んだ。季節は春3月。
あちこちに未だ雪が残っていて、兎に角寒いからー! 関西じゃもう春の足音が
響き渡っていたので、北国に出掛けるにあたって厚着はして来たんだけども、
明け方の函館は、とても寒かったのを覚えている。

持参した切符は「道南ワイド周遊券」。だったと思う。
札幌周辺から南側は、期間内乗り放題。道内は特急の自由席もOK。
この切符を片手に、北海道での5日間が始まった。

何をしていた訳ではない。
ぶらぶらしていただけ。札幌か函館の周辺を中心に観光し、夜になると列車に
乗る。当時は、函館と札幌の間を走る夜行鈍行があった。夜出て朝着く。この
列車を宿代わりにしていた訳さ。安上がり~! 
空いていたので、酷いときには駅の洗面所で洗濯して、列車の網棚に洗濯物
を干していた。やるね~、おいら。
ボロいけど味のある客車に毎晩ゆられていたんだ。この列車にもサプライズ。
窓が2重な訳さ。関西では有り得ない! おまけに、列車がボロいので、冷風
は2重の窓をもすり抜けて、安眠を阻害してくる。ムカつくったらありゃしない。
そんな思い出深い夜行列車も、今はもう無いという。

何か寂しい。

そして、当時はスパイクタイヤが全盛の頃。そりゃもう大サプライズでしたよ。
走り去る車達がもうもうと巻き上げる粉塵たるや、後のトラックが見えなくなる
程の凄まじさ。スタッドレスが必要になる訳さ、と妙に納得したのはこの後何
年経ってからだったか。
お陰でアタマはえらいことになってました。どんな強力なワックスやスプレー
でも、あそこまで毛髪を固定することはできまい。それ位ゴワゴワで、汚れが
髪を茶に染める。ちょっとしたロックンローラーでした。
なわけねぇか。

今では考えられないが、そんな状態だったにも関わらず、風呂に入ったのは
たったの1回!!!
札幌からちょっと西? 北? に行った、北広島とかいう所で入った銭湯のみ。

札幌でラーメン食ったのも1食だけだったし、小樽では魚介を食ってないのだよ。

あほちゃうか。

でも車窓から眺めた景色。
本州のそれとは明らかに違う風情。
今でも覚えている。
地域が変われば環境が変わるってことを、少年おいらが初めて味わった時。
今なら北海道じゃなくても、本州の中でも地方地域によって主張する微妙な
差異に気が付くだろう。
それも、あの時の経験が発端なのだ、きっと。

旨いモノに目がなく、温泉が好きで、努力が嫌いで、幸運を夢見る。
そんな動く退廃と化したおいら。
そのどれにも目もくれず旅した頃があった訳だ。

これって成長なのか、退化なのか。
またまた評価尺度の立場による、という結論か。

何だ、つまんねぇ。

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あれは未だ若い頃、というよりも少年時代。そんな時がおいらにもあった。
関西で生まれ育ったおいらにとって、東北地方は未知なるフロンティアで、
同じ日本であるという認識が無かった。
では、ということで、東北を周遊する旅に出た訳さ。
貧乏旅行で、7日位かけて回った。夜行鈍行を乗り継ぎ、ユースホステル
に泊まり。そう言えばユースホステルなんて最近は聞かなくなったように
思うが、おいらが属するレイヤが変わっただけなのかしら。「お帰りなさい」
と迎え入れられ、夜間ミーティングがある独特の風情は、懐かしくもある。
ま、二度とお世話になることは無いだろうが。

大阪を夜に出発する。いわゆる「大垣夜行」の上り版である。当時は単なる
普通列車だった。翌朝に東京着。詳しくは覚えていないが、未だ急行列車
も走っていて、鈍行やらを乗り継いで東北まで行った。
最初に泊まったのは仙台。有名な「七夕祭り」の直後。先ずは「青葉城」を
観光すべく、仙台駅でタクシーをゲット。新米運ちゃんが迷い、苦労の末に
辿り着いた。もうたくさん、と帰りは仙台駅まで歩いた。そして宿泊。仙台と
言えば、温泉も景観もグルメにも事欠かないはず。ところが、七夕が終った
祭りの後の虚しさ(吉田拓郎)だけを感じて、翌朝すぐに仙台を後にした。
塩釜の魚貝も仙台の牛タンも鳴子の温泉も、どれにも目もくれずに。

勿体無ぇ。今なら。。。

次に立ち寄ったのが青森。「浅虫温泉」という所に宿泊。お寺の離れにある
こちらもユースホステル。とんでもなく便所臭かったのは、故障していたのか
なぁ。ここでは部屋に入るなり事件が。財布が無い。それまでの道程を反芻
した結果、駅から宿までのバスに落としたことに気付く。慌ててバス会社に
電話したところ、事務所に遺失物として届いているという。
うん、東北の人は暖かい。正義感が強い。おいらの意識にはそう記録された。
そして無事に財布を取りに行った帰りのバスの中で、更に事件。切符が無い。
東北全土の周遊券(今は無いのかも)で回っていたので、これが無くなると足
をもがれたも同然。財布とは別に管理していた。同時に紛失することを防ぐ為
に。こちらは全く心当たりが無い。

どーしよー。

と嘆いていても、バスが宿前の停留所に到着するに躊躇は無い。途方に暮れ
ながら、宿があるお寺の境内に繋がる階段を上ろうとした時、地面に紙が散乱
しているのを認めた。おいらのキップやメモの類。どうやら財布を取りに出掛け
た時に、ポケットから落ちたようだ。戻って来るまでの小一時間の間、誰もそこ
を通らなかったのかなぁ。ここで、東北の優雅さというか、大らかな時間の流れ
がおいらの印象に刻み込まれた。

どっちも運が良かったと言える。
目に見えぬ何者かが、おいらを叱責し且つ守ってくれているに違いないと感じ
た事件だった。
ところで浅虫温泉。結構有名らしいが、入らず仕舞い。有名な「ねぶた祭り」が
間も無く開催されるという盛り上がった空気だけを吸い込み、夜明け前の霞に
島々が浮かぶ海辺の絶景を記憶に刻んで、青森を離れた。

今考えれると、東北には名湯秘湯が溢れているのに、何とも勿体無いことか。
楽しかったからいいのかな。
一つづつ、思い出の地を辿ってみようかな。これからゆっくりと。

懐かしくなって来た。
次は無泊8日で北海道に渡った旅行の思い出を記録することにしよう。
忘れないうちに。

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→今日は、珍しく昨日の続き。
山梨「ほったらかし温泉」の新源泉に入る計画を立てていて、行く前から疲れて
しまったおいら。
何しに温泉行くんだか。。

だからなのだ。
昔から「あなたの将来の夢は?」と聞かれたら、おいらの答えは一つ。
 自家源泉があり、
 海は怖いから丘陵地で、
 でも魚も好きだから海から遠くもなく、
 源泉は弱アルカリ塩化物泉以外で、
 防音が効いていて、
 庭のある一軒屋
に住みたいのさー!!!

いやぁ、いいわ、これ。いずれは、いつかは、きっと!

で、何すんの?
これだけじゃ恵まれた「隠居」生活になんない?
いいんだよー、それで。
本当に?
これって、到達目標なの?
それって夢なの?

そうかぁ・・・。
こんな恵まれた環境で生活できるようになっちゃったら、おいら、何をして
るんだろうねぇ。
単に時間を持て余したいと願うのは、今だから、なのかなぁ。
やりたりことはいっぱいある気がするんだけど、具体性は無いし。
すぐに飽きるのかなぁ。
飽きてみたい気もするが。

今、白洲次郎の生涯を綴った物語を読んでいる。華族の偉人。
歴史好きなのだが、明治以降の日本史にはめっぽう弱いおいら。名前しか
知らなかった。現在の日本、その基盤を造った一人なんだろう。スケールが
大きくて、とても興味深く読み進めているのだが、ちょっと中断。
小説を書くためのHowTo本を先に読むことに。このテのものは読んだことが
無いのだが、好意でおいらの作品をレビューしてくださった方が、薦めて
くれたのだ。
よーし!
ということでこれから熟読予定。
並行して複数の本を読む人がいるが、おいらの頭はそんなことができる程
高性能ではない。
なので、白洲次郎を中断。
何せ、小説は今月中の完成を目指しているのだから、大急ぎなわけさ。

いよいよ佳境!
やるぞー!!

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先日、職場のスタッフがご家族で温泉に行ったそうな。
山梨の日帰り温泉施設「ほったらかし温泉」。
おいらがここに初めて行ったのは、6年前になる。以来、毎年立ち寄っている
お気に入り温泉である。
当時は更衣室も簡素で、内湯も無く、ただ露天風呂が一つあるだけだった。
甲府盆地を見下ろす素晴らしい眺望と、肌に纏わり付くような強アルカリ泉
が忘れられなく、通い続けている。
行く度に『進化』していて、従来の木製風呂の下に大きな岩風呂ができたの
は、2年目にお邪魔した時。この時には内湯もできていたんじゃないかな。
次に行った時には、「あっちの湯」ができてた。従来のは「こっちの湯」という
命名だった。各々に入浴料を取るので、一度には片方だけ楽しむ訳だが。
そして、今年は新しい源泉を掘り当てたらしい。更にアルカリ性が強まり、ph
は10を超えたとか。
行ってみなければなるまい!
並み居るトラップを潜り抜けて!
※トラップ①:フルーツパーク富士やホテルの日帰り入浴。
  それなりに素晴らしい施設で、とても綺麗なのだが、ほったらかしの勝ち。
※トラップ②:日帰り入浴施設「赤松の湯 ぷくぷく」。
  山梨標準的には及第点だと思うが、ほったらかしを相手にはできまい。
※トラップ③:道無き道。
  綺麗に整備された道路が突然途切れ、車がすれ違うのも困難で舗装が
  ボコボコな道路に、この先に本当に温泉があるのかー!? 的な不安に
  陥ったのを思い出す。

車も新しくなったことだし、行ってみるとするか。
あの温泉は癒されるからなー♪

しかし、しかし、
順調に行くためには八王子ICを7時頃に通過したいところ。我が家からおよそ
100Km。フルーツパークを散策し、それから入浴かな。たっぷりつかろう。
それから昼食。贔屓の店が勝沼にあるので、そこに行こうか。BBQするなら
どこかな。そんでもって甲府を散策して、夕方には「山口温泉」で締めよう。
おいら的泉質No.1温泉、山口温泉。
泊まれるなら、ぶどうの丘のホテルを取るのだが。あそこの部屋風呂には、
日帰り入浴施設「天空の湯」と同じ源泉が引かれていて、部屋の方は塩素
消毒もしていないし、全く掛け流しができるのだ。行きてぇー!
それはぶどう狩の季節までオアズケにして今回は日帰りで我慢、我慢。
東京に帰って来たら、夕食は魚。海の無い山梨に行った後は、魚が食いたく
なるから面白い。

・・・行く前から疲れて来た。。

続く→

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毎年恒例、というのは季節感があってとてもよろしい。
前後に外すこともあるが、概ねGWの頃、キャンプに出かけることにしている。
一泊だけ。
宿泊施設を使うので、キャンプもどきかな。

今日はそのキャンプ場にいたりする。
埼玉県秩父の満願ビレッジ。
キャンピングカーを固定して、前にBBQ施設を併設したモノ。広くはないが、
キャンプだと思えば何の不満もない。
そしてそして。
ここに泊まれば併設の日帰り温泉施設に入浴できる。1回だけだが。
満願の湯。これがなかなか優れた泉質でして、キャンプ場ができる前から、
この温泉目当てによく来ていた所なのだ。強アルカリ性単純硫黄泉。

ちゅう訳で、かれこれ8年位になりますかな。
泊まり出して4年目かな、多分。
BBQして、温泉入って、翌日は蕎麦を食って。
それだけのこと。
そう言えば、長瀞ってライン降りくらいしか知らなかったんだが、蕎麦の名所
でもあったりする。旨い店もある。安いし。

色々と快適な空間なんだけども、問題もある。
通信環境。
おいらのモバイル環境では通信はAirHなんだけども、ここは入らない、
繋がらない。
携帯は入るけども、携帯で書き込み?
う~む。。

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東京の近場温泉には、「黒湯」と呼ばれる茶褐色のお湯がある。
太古の東京湾の海水が、地殻変動で地下深くに閉じ込められたものだという。
分類的には、弱アルカリ性ナトリウム強塩冷鉱泉になるのだと思う。
冷鉱泉、即ち、温度が25℃以下だったかな。なので、風呂に沸かし湯が入る。
侮るなかれ。混ぜ物せずにただ沸かすだけなら、泉質は殆ど劣化しない。沸かし
湯で近郊の有名処は、黒湯ではないけども「満願の湯」が秩父にある。
強アルカリ性単純硫黄冷鉱泉だったと思う。湯量が豊富で、沸かし湯だけど
とても素敵な温泉だ。高温泉を水でうめたのよりずっといい。
沸かし湯を掛け流しするにはコストがかかるので、循環も止む無しなのかな。同じ
秩父に似た泉質の温泉があるが、そこは循環している。名前は伏せるが、天地の
違いだよ。見分ける基準は湧出量かなぁ。少ない所は循環しないと、ね。

話を黒湯に戻す。
お台場の「大江戸温泉物語」に黒湯の湯船がある。地下1,400メートルから汲み
上げているとか。一度だけ行ったことがあるが、ここはいただけない。各種の多く
のお風呂があるのだが、黒湯が注がれている湯船は一つだけだし、それも強烈
に塩素臭いし。しょうがないのは分かるし、単に温泉を楽しむような施設ではない
のだろう。しかし、だ。だったらそういう宣伝しろ! と言いたくもなる。
ま、いいけど。そういうことなら、それはそれで楽しめる設備が揃っていたし。

我が家の近所に有名な商店街があって、その中に昔ながらの銭湯があった。
黒湯が出ていたのだが、普通の銭湯料金だった。ろくにシャワーも無い懐かしい
感じの銭湯だったんだけど、何年か前に閉鎖されちゃった。惜しい。

錦糸町の駅前にも黒湯が出ている施設(基本的にサウナ)がある。ここは肌色が
合わないので、一度行ったけど入らずに帰った。

ちょっと遠いけど、成田に湯船は小さいけどいい黒湯の温泉がある。「大和の湯」。
正真正銘の黒湯掛け流しらしい。いいけど湯が汚い。込み過ぎ。

他にも世田谷方面には有名な黒湯温泉がある。それらは今後入ってみるつもり。

銚子に天然温泉が出る前、海水を沸かした施設があった。それと黒湯は何が違う
の? 色だけ? おいらには未だ答えが無い。

しかし、太古の海水なら、使い尽くしたらそれでおしまいだろう。黒湯に限らない
だろうが、人間が資源を食い潰すのは何時だ? 
その前に代替品がテクノロジーによって生み出されるか。それには新たな資源が
費やされるだろう。
そういった行為の繰り返し。
いずれ人類は、相対性理論の呪縛から解き放たれるのだろうか。


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おいら、山梨に出掛けることが多い。年に3回は行く。基本的には夏。
ぶどう狩を楽しみに行っている。行き着けの農園にお世話になり始めてから、
今年の夏で8年になる。初夏から秋にかけて、お目当ての品種の収穫時期毎
にお邪魔するのである。
デラウエアから始まり、巨峰、ピオーネ、藤稔となり、カッタクルガンや
シトロンネルとピッテロビアンコの時期に遷移する。甲斐路やべりーAで締め
かな。それぞれ魅力があって、素晴らしく美味い。今年も行く事を誓う。

おいらの旅行には温泉がつきもの。実は初めて山梨に行った時は、あまり温泉
に期待していなかった。ネット上や旅行雑誌を調べて、幾つかに入湯してみました。
日帰りしたのは「ほったらかし温泉」と「笛吹川温泉」、その他に幾つか。
泊まったのは確か「湯村ホテル」だった。正直、驚いた。どれも悪くない。特に、
「ほったらかし温泉」は現在みたいに整備されていない頃だったが、あの見晴し
は絶景也! 泉質は強アルカリ単純泉だったと思うが、これも悪くない。
以来、ほぼ毎年行っている。

その後も山梨に通い続けているが、行く度に開拓している。そして昨年、とうとう
本当の名湯に出くわした。景色や施設としては並以下なのだが、
泉質が有り得ない! 山口温泉。今年も何を置いても行くに違いない。
残念ながら、石和温泉と河口湖の温泉は未だ知らない。ラジウム泉等も入って
みたし、富士屋ホテルの綺麗なお風呂も入った。
以上の経験では、おいら的にはほったらかし温泉と山口温泉が山梨のベスト温泉。
次点は「ぶどうの丘ホテル」の部屋風呂。源泉が各部屋にそそがれている。同一
源泉の日帰り施設「天空の湯」は、おいら的にはNG。塩素臭いし汚れているし。

懐かしい。。
初めて山梨に行った時は、仕事上の問題で、いつ肩をたたかれてもおかしくない
状況だった。いや、事実上はたたかれていたんだと思う。
心底悔しかった。許せなかった。見返してやりたかった。
東京を飛び出して、山梨の温泉に入って充電したんだ。
そのお陰なのかな、今も生き残っている。
残念ながら、あの頃おいらにダメ出してた人達はいなくなっちまった。
栄転した人、左遷された人、、恨み言の一言でも言ってやりたかったのに。

ちぇっ。

しかし、再びいつ足元をすくわれるか分からない。あの思いはもうゴメンだ。
油断はするまい。


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