他の動物と比較してもしなくても良いのだが、人間の目というのは、とても
良くできている。性能もいいし、大切にされている。
人間の五感で、自らの意思で使用を放棄できる器官は、視覚くらいでは
なかろうか。目を瞑る、瞼を閉じる。
視覚への依存度の高さが、放棄する機能の有無で計れるというのは面白い。
音も匂いも、耳や鼻を閉じることはできない。嫌でも匂うし聞こえてしまう。
だからこそ、音や匂いに対するマナーは厳しいのだと思う。
味覚は・・・。口を閉じたり、食べない、という選択ができるなぁ。
まぁいいや。
おいらは温泉通だ。
自分ではそう思っている。余暇の過ごし方の一つ、という範囲の話だが。
色んな温泉に入ったもんだ。
最近は、訪れる地方毎にお気に入りの温泉があって、新規開拓は減って
きた。温泉との新たな出会いは、行ったことが無い地方に限られている。
とは言え、所詮は関東近県と、出身地である神戸周辺くらいの話。
他の地方については、数える程しか行ってない。
特に、おいらの温泉アンテナは、東北方面に照準している。行く機会が
少なかったので入った温泉と言えば、那須、鬼怒川、蔵王、裏磐梯くらいか。
・・・結構入ってるなぁ。
蔵王は評判負けしない素晴らしい温泉だった。うん。
残りの3箇所は、温泉目的で行くことはないだろうが、ついでがあれば
入るかな。
現在のターゲットは、鳴子温泉。きっとおいら好みに違いない。
もうちょっと暖かくなったら行ってみたいと思う。
あちこち行って色んな温泉に入って、基本的には批判の目ではなく、いい
処を見つける気持ちで来たつもりだ。
そんなおいらだが、どうしても受け入れられない、許せない傾向がある。
塩素である。
レジオネラ菌の事故が続いてから、塩素消毒する温泉地が増えたように思う。
古来からの名湯でも、安全のためと謳って憚らない。
塩素の匂いは、温泉気分を台無しにすると思う。
ここはプールですかって感じ。日帰り温泉ならしょうがない気もするが。
残念だ。
鼻にも蓋が付いていればよかったのに。
そんなこんなを含めて、今までに覚えた泉質の効能や良い入り方、場所毎
の特質等々、勿体無いから記録に残すことにしよう。
まずは、温泉宝庫である群馬の何処かから手掛けるとするか。
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