変化を受け入れることと経緯を大切にすること。バランスとアンバランスの境界線。仕事と趣味と社会と個人。
あいつとおいらはジョージとレニー




ミニが欲しい。現行型の。
おいらはエンスーではない。申し訳ないが、初代のミニにはあまり興味が無い。

現在はドイツの大衆メーカー製のワゴン車に乗っている。1.8リッターの低圧
ターボ車である。
これはこれでとても気に入っている。速い遅いとか、広い狭い、豪華質素、
等々、そういった基準で図れないものがある。
敢えて言うならこの車は「いい」。
これが今度の春に新型に移行する。同時に車検が来る。
普通、買い替えでしょう。
と・こ・ろ・が。
今度の車検で5年落ちになる我が愛車の査定は、、、とても悲しい。
下取りだけでは頭金にも到底及ばない。
現在の収支バランスを考えると、新型への買い替えの線は無い。
ランクを落とした車にするか。
車好きにとって、これは結構な屈辱だと思う。
今の車にそのまま乗るテはある。しかし、来年には査定がゼロになる
ことだろう。下取り無しで買う、これつまり、買い替えじゃなく、
単なる新規購入だよ。余計にランク落ちるよ。

ミニは以前から気になっていたのだが、車検までに買い替えるのが有力な
オプションなので、各社ブッショクついでにBMWにも行った。
そして、心底ミニに惚れ込んでしまった。
試乗して、ぞっこんになった。
買えない値段ではない。
更に、ジョンクーパーワークスキットが、購入時に付けると後付の半額位に
なるという。
買いでしょう! これは!!

輸入台数の少ないミニ。普通に3ヶ月待ちだとか。
車検に間に合わないかも、のアラートが上がる。
そこに幸運の知らせが。
2月に国内に入ってくる1台が、今ならおいらに回せるというのだ。
おぉ、神よ、あなたはおいらにミニを与えたもうのか!?

ダークグレーの白屋根。パークレーンという限定車。
スーパーチャージャーに6速マニュアルミッション、フフフ。
試乗したのはクーパーSだったが、キットを組み込んだもの
は、更に「いい」はずだ。

よし、ハンコ持ってディーラーに行くとしよう。


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ウチにはネコがいる。
オス、8歳。
人間で言うと、高齢期に入ったところだ。
短毛だが、ティッキング(生え際から毛先にかけて色か変わる毛のこと)は
とても美しい。
体型も優雅で、座っていると「バレーキャット」の別名が大いに理解できる。
甘えた鳴き声はとてもかわいらしく、鈴を鳴らすようと形容されるゴロゴロ
声には耳を奪われる。
自慢に聞こえるかもしれないが、アビシニアン(猫種)と同居している人なら
同意してくれるはずだ。他の種でも、猫好きには通じると思う。

人間と他の動物の差異として、「笑顔」が挙げられることがある。
笑うのは人間だけだと。
第三者的に笑っているのが一目瞭然、という意味でそれは正しいだろう。
猫の表情は豊かなものだが、ウチの猫は笑う。
おいらにしか分からないけども。

そんなこんなを含めて、何とも愛しい存在である。
その彼が、老齢に入ったからだろう、寝ている時間が長くなった。
猫ってのはよく寝るものだが、以前と比べて相対的に。
他にも、老いが彼を被って行くのが見える。

現実は受け入れねばならない。
この先に訪れるだろう結末についても、受容できないなら最初から同居
を選択してはならない。

受け入れられるように心の準備をしよう。
そして、深い愛情と大きな感謝を彼に捧げよう。

しかし、人間本位だなぁと思う。
彼の一生は、人間を癒すためにだけ存在したのだろうか。

猫と暮らしてみて、感じたことがある。
人間と似ている。というか、まるで人のようだと思うことがある。
仏教を信じるなら、彼等の来世はきっと人間になるに違いない。
現世は修行の場であり善行を積む場なのだから、彼等は人間を
たくさん癒したことで人間に昇格するのだ。きっと。

さて、おいらの来世は人間から菩薩に昇格できるのか・・・?


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