六枚目のコイン

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四盤掛けの秘法(Ⅱ)

2019年11月18日 19時27分51秒 | 運命学+占星術


昨日の続きです。
ちなみに、
前回載せていた四つの盤ですが、
ユーチューブをよく見ましたら、
年盤二黒土星中宮ではなく、
六白金星中宮のものになっていましたので、
改めて差し替えて載せておりますので、
ご了承ください。

で、これは占断内容を何も聞かなくて、
その盤から読み取って、
問題と答え、そして解決法を探り出そうという試みです。

なかなかむずかしいです。
それでも、
糸口を見つけようというのですが、
ヒントになるのは、
私の場合、
時刻盤と日盤、そしてそれらの坎宮です。

相談者はなにも良い話があるから、
聞いてほしいと思って、占者の方に行くわけではありません。
何か困ったことがあって、
その問題の解決のために、
おいでになるわけですから、
やはり、悩みごとの部屋である「坎宮」に入る星、
それを手掛かりにするのが常套だと見ますね。

時刻盤では、坎宮に九紫火星、
日盤では、三碧木星が入って、
時刻盤には三碧木星が暗剣殺のあおりを受けております。
ですから、
何かトラブルが起きたと予想出来ます。

そして年盤を見れば、
七赤金星が五黄土星の暗剣殺となっています。
これらを総合すると、
やはり、金銭の損失というのが浮上してきますね。

契約書とかの文書の問題で、
困ったことが起きたと考えられないでしょうか?
“自分の不注意から失敗・損失を招くのである”
という暗示が出てくると同時に、
“大事は退いて進むな、小事は急速に進んで成就する”
という暗示も出てきます。
また、盗難・詐欺の暗示もあるわけです。

これは利きますね。
このあたりが問題の急所ではないでしょうか?
この辺に何か問題がありそうですね。

で、
結局、四盤掛けに、艮宮に入って七赤金星掛かり。
土生金の大吉となって、
問題は大事には至らないように見えますので、
それはよかったよかったということです。

総括的にもう一度、問題を考えてみます。

改めて申しますならば、
これは意外に、みなさんお考えになられていないようですが、
その日においでになる方の悩み事・相談事は、
「坎宮」に入る九星をたよりに、
問題を探ることが常識ではないでしょうか。

そこで、
その日盤の坎宮に入る星を確認しますと、
三碧木星が入っております。

では、
その三碧木星の暗示するものは何でしょうか?

まず、
二黒土星の人と言えば、
主婦とか妻とか、肉体労働者とか、
他に、
会社役員であれば、専務、助役、不動産業者など。

これが中年の女性であるならば、
夫のことか、または自分の長男の問題、
または、跡継ぎ問題とか・・・。
そういうことを前提にして、
その坎宮に入った三碧木星の暗示をとらえるのです。

そして、
日盤中宮に七赤金星が入っているうえに、
時刻盤に本命星である二黒土星には、
一番掛けに六白金星が掛かっていることから、
妊婦と考えても良いわけですが、
私は、不動産業者を採用しました。

でこの場合、
三碧木星は、新規事業とか驚愕や、トラブルなどの暗示と採ります。
また、
再出発などの暗示も出てまいります。



六白金星は証券とか株、手形などが浮かびます。
それらを総合して、
私は不動産業者だと推察したわけです。

他の人を採っても良いのですが、
私は今回は不動産業者としました。
そして、
一番掛けに、二黒土星が震宮に入って、
六白金星が掛かりました。
そして、
土生金で大吉となります。
これは困ったことではないようです。
何か事業上のことでしょう。

そして、
二盤掛けに、離宮に入って一白水星が掛かってきております。
これは問題ですね。土剋水の大凶です。
ここに来て、
大きな問題が浮上してきたわけです。
それも、
火に入った水の暗示ですから、
ちょっと困ったことになっているようです。

離宮は九紫火星の定位ですから、
九紫火星の暗示するものが出てくるわけですね。
九紫火星と言えば、
文書とか、印章、証券、手形、債券など、
そして、火災、火の難、公難など。
火と水がぶつかると、これは少し問題ですね。

で、
ここにトラブルが暗示されているわけですね。
そして、
三盤掛け、年盤に二黒土星は坎宮に入っており、
日盤の三碧木星へと掛かってきております。

(つづく)
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