町田・多摩センターの司法書士ミヤの開業ブログ~生き生きと生きる~

『司法書士法人まちたま』の代表です。多摩センターと町田の2拠点で活動。備忘録として書きます。

世界一貧しい大統領

2018年05月02日 23時45分10秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。





結構古い話題ですが、改めてその言葉を噛みしめました。


世界一貧しい大統領』と呼ばれたこの人は、2012年のリオ会議で一躍有名になりました。

ご存知の方も多いと思いますが、ウルグアイのムヒカ前大統領です。




ムヒカ前大統領が「世界一貧しい大統領」と呼ばれたのは、その生き様が由縁です。


大統領時代でも公邸に住まず、運転手付きの公用車にも乗らず、飛行機はエコノミー。
そして、大統領時代の給料のほとんどを貧しい人や企業に寄付し、自分は質素な生活をしていたようです。





権力や地位は人を変えます。

スタンフォード監獄実験」でも現れたように、その権力や地位を与えられた者はそれらしく振舞うようになるという心理が働くようです



しかし、ムヒカ前大統領は違いました。

大統領という大きな権力、最高位の地位に就いたにもかかわらず、人間としての本質を失いませんでした、



ムヒカ大統領は言います。

貧しい人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、もっともっとといくらあっても満足しない人のこと』だと。


大事なことはその『考え方』だと。




さらにこうも言います。

「物」は人を幸せにしない。人を幸せにしてくれるのは「生き物」なんだ』と。



あ~ムヒカ前大統領と飲みに行きたい。(あんま飲めないけど。)





欲しい物を手に入れると確かに幸せですが、その幸せは持続しません。

僕が考える幸せとは持続的なものです。

その幸せは人との繋がりの中にしかなく、そしてそれは永続性を有します。



物を買っても物質的には満たされるでしょうが、精神的な充足は得られません。
精神が持続的に満たされるには生き物との関係の中でしかない。





ムヒカ前大統領は、贅沢な生活ができたにもかかわらず、それをしなかった。

やむを得なく貧しい生活をしなくてはいけないのではなく、自らその選択をしたことがすごい。
なかなかできるものではないと思います。



誰よりも豊かな心を持っているんでしょうね。

そして、おそらく本人は貧しいとは思っていない。
貧しさとは満たされない心を持っている人、と考えるムヒカ前大統領は、満たされている自分を貧しいとは考えず、豊かで幸せな生活を送っていると考えていると思います。


『世界一貧しい大統領』ではなく、『世界一豊かな大統領』と呼ぶべきです。




ちょっと話は変わりますが、僕の味覚は基本的に「うまい」か「超うまい」しかないので、よくバカ舌と言われますが、僕自身は「豊かな舌」を持っていると思ってます。笑
だって、満たされているんですから。










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