旧北海道庁見学
ホテルから歩いてすぐの所に「旧北海道庁」があります。開拓の歴史が刻まれた北海道のシンボル・北海道庁旧本庁舎、通称「赤れんが」を訪問しました。
現在の赤れんが庁舎は、焼失した開拓使札幌本庁舎の代わりとして1888年に建てられたアメリカ風ネオ・バロック様式の建築物で、建築の資材の軟石、木材など多くは北海道産品が使用されています。
樺太記念館
北海道では、古くから縁の深かった南樺太に関する資料の展示と現在のサハリンとの交流状況を紹介するために、樺太関係資料館を旧北海道庁舎の2階に開設しています。樺太関係資料館では、「歴史的・文化的遺産の伝承」、「樺太における戦争と平和」、「樺太引揚者の労苦」、「サハリンとの交流」の4つのテーマに分けて、解説パネルや写真パネル、資料等が展示されています。間宮林蔵の銅像や、樺太での暮らし、樺太の歴史を学ぶことができますが、私たちが決して忘れてはいけない事は終戦前の8月9日に日ソ不可侵条約を破り、ソビエト軍が樺太に侵攻し、我々日本国の領土と国民の命を奪ってしまった事です。それらの事が分かる資料の前では胸が締め付けられる心境でした。
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