makoの喜怒哀楽

俳句は自分史・転記は禁じます

そうはいきませんよ

2020-08-06 | 日記

♪♪・・・白黒の美

 

二人連れ熟女お客様。

一人はスゴミを効かせている・「積りらしい 」熟女さま。   もう一人は細身で物静かな感じでもあり。この二人、すっとぼけ詐欺師のようだった。そうはいきませぬ。ぼーっとしているmakoであっても、レジは賢いですからね。そしてその賢さに的確に順応し、事の真相を見破った自分を褒めてやりたい出来事であった^^v

その真相はこう。

商品のレジ打ちをしたら、今までは、スタッフがカードをお借りしてレジにスリットさせてカードをお返しします。

ですが、システムが変わって、ポイントカードをお持ちであればお客様ご自身でカードリーダーに差し込んで読ませて貰う。でも、大方は裏表反対だったり ↓ を下にして差し込んで貰うという動作があべこべであったりするので案内をさせていただきながら手伝うことがある。ま、これは追々慣れて貰うしか仕方がないことで。

で、その例のお二人熟女さまのこと。ポイントカードをお出しになられて、差し込んでからチャージをしたいとおっしゃいました。チャージ金額は¥3、000也。丁度をお出しになられてチャージの分のレシートを渡しました。で、決済の段階で、今しがたチャージした¥3、000の中から引き落としですからもう一度カードを差し込んでいただきます。ですが、先ほどの¥3、000の金額が消えているのです。「あれ、オカシイですね、もう一度カードを差し込んでくだいますか?」

「あれ、今、払ったばかりやんか」・・・「チャージされてないんと違う?」

「いえいえ、レシート渡す時に、チャージの分のレシートですと、金額も確認していますから間違いなくチャージは出来ていますよ。レシートもう一度確認してくださいませんか?」

「うんうん、確かに¥3、000ってなってるわ」と言いながら財布を触っているのですが、財布にポイントカードがもう1枚入っているのを見逃さない私でした。「お客様。そのもう1枚のカードは何ですか?」全く同じカードをもう1枚も持っているのでした。よくよくみるとそこに名前も書かれている。

「あ、そうそう、2枚持っていたんやったわ、ゴメンゴメン、ややこしいね~」

「はぁ?ややこしいことしとるのはあなたでしょうが!」と言いたいのを我慢して、取り敢えずチャージされている元のカードで決済を済ませたことだった。その時に傍らで観ていた細身の人はこう言うのでした。

「あんた、使わんカードは同じ財布に入れとったらアカンわ」・・少しおどおどしているのも見逃しませんよ。二人でグルになって・・までとは言いませんが。

「お客様、全く同じカードを財布に一緒にしまうのは間違いのもとですから、別々になさって使い訳なさったらいかがでしょうか^^?」

「そやね、そうするわ」と。「ほれみ~!」と細身の方が。

でもね、あれは他所でも同じようなことをしているとふんだ私でした。流れをちゃんと知って手慣れた感じでしたが、レジの画面がどうなっているのか、そこまでは知らないのですからね。残念でした。バイトの子たちだったら狐につままれたように、頭真っ白になっていたでしょうね。そして、思わず決済ボタンを押してしまったかも知れません。でも、そもそも決済ボタンが効かないのかも知れません。やったことがないので判りませんが  ^^v

はい、私の中の「要注意客リスト」にまた一人加わりましたとさ。でも、今のお店のお客様はほんとに良い方たちばかりなのです。

昨日、一緒だったバイトの若い子が商品を入れ忘れました。電話を受けたのは私だったので、丁重にお詫びを申しあげました。いつもお越ししてくださる方のようで、どうも夜が殆どだとか。「次回の時に現金で返して貰えばそれでいいよ」とおっしゃってくださって。最初が肝心。自分がしたことでなくとも先ずはお詫びの言葉を丁寧に述べること。そして、「この度のことに懲りずに又お越ししていただきますようにお願いいたします」と付け加えて電話を切りました。

その一部始終をバイト君に伝えると、彼も素直な子ですから「すみませんでした」と。

コンビニ日誌でした。

今までには、苦い経験も一杯してきたのでその経験が役にたったのでした。決して自分を美化しているのではないので、念の為。