サイコロの効用、すでに十分ご存知のことと思いますが、敢えて。
昔は、子ども達はたくさんの「アナログ」な遊びをしましたねえ
昔・・・私は昭和33年生まれですが、私の子どもの頃は、まだまだ「蝋石(ろうせき)」などと言うものが存在し、表の道路に、その蝋石を使ってケンパの○を描いて、お友達と一緒に、ケンケンパッ、ケンパッ、ケンパッ、ケンケンパッ・・・などと、遊んだものです
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4,5歳になれば、練習などしなくても、自然に、「片足跳び、ケンケン」が出来るようになりましたし、もちろん、順番を決めるために、4,5人でジャンケンをし、当たり前のように、「○○ちゃんが1番ね、△△ちゃんは最初に負けたから5番・・・じゃあ、2番から4番までを決めるジャンケンをしよー!」などとやっていました
しかし。
今の子は、公園以外のお外で遊ぶことなどなく、家の前でケンパをして遊ぶ・・・などという、映画に出てくるようなレトロな遊びはしませんからねえ。
ケンパは、親が休日、一生懸命に公園で教えてあげなければいけなくなりました。
たくさんの人数で遊ぶこともあまりない現代、ジャンケンは、あくまで2人の「勝ち負け」のためにしか使うことがなく、多人数でジャンケンさせると、たちまち混乱してしまう子も少なくありません。
そのうちに、箸を持つ、整列をする・・・などとう、当たり前のことまで「幼児教室で習うこと」になってしまわないか、真面目に心配になるこの頃です
さて。
サイコロを使って遊ばなくなった子ども達。
以前、すごろく遊びのようなことをしないから、今の子ども達は、「○こ、進む」の意味が理解できない・・・と話しましたね。
同様に、サイコロを頻繁に見ないため、あのサイコロ特有の数の並び方を、あまり目にすることがないようです。
10年ほど前に教室に通ってくださった子ども達は、2列2段に並んだものの絵を見ると、「あっ、サイコロみたいに並んでる・・・」のように表現しました。そうなんですねえ・・・
2列2段だと「4」、2列2段の中央に1個黒丸があると「5」、3列3段だと「6」・・・と、視覚から数を瞬時に理解していたのでした。
じつは、こういう確固とした理解は、便利なんですね
数を数えたりするとき、数える対象がバラバラに散らばった状態であれば、一つ一つ数えなければ何個あるかはわかりませんね。適当に指でなぞって数えるのではなく、やはり一つ一つを斜線で消し、数える習慣をつけるのが良いでしょう
しかし、整然と列、段になって並んでいて、子どもも数えるのに慣れていけば、わざわざ、1、2、3、4・・・と、10以下の数を数える必要はない、と思うのです。
そういう時にわかっていれば便利なのが、上の段に2、下の段に2であれば「4」、上の段に3、下の段に3であれば「6」、上の段に4、下の段に4であれば「8」、と理解できるでしょう。(ただ、5個に関しては、無理に覚える必要なないように思います。なぜならば、経験上、子どもの視覚では、4と5には大きな差があるように思えるからです。)
でも、これは、あくまで「数えることに慣れていれば」という注釈つき、です
数え始める子どもに、最初からテクニックとしてこれを教えてしまうと、やはり、「数える」ことが上手になりません
バラバラに並んだものを数える時、やはり、「正確に、早く数える」必要はあるわけで・・・
いろいろとテクニックを会得し、上手に数えるためにも、まずは、基本中の基本「しっかりと数える」を得意にさせましょう
昔は、子ども達はたくさんの「アナログ」な遊びをしましたねえ
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昔・・・私は昭和33年生まれですが、私の子どもの頃は、まだまだ「蝋石(ろうせき)」などと言うものが存在し、表の道路に、その蝋石を使ってケンパの○を描いて、お友達と一緒に、ケンケンパッ、ケンパッ、ケンパッ、ケンケンパッ・・・などと、遊んだものです
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4,5歳になれば、練習などしなくても、自然に、「片足跳び、ケンケン」が出来るようになりましたし、もちろん、順番を決めるために、4,5人でジャンケンをし、当たり前のように、「○○ちゃんが1番ね、△△ちゃんは最初に負けたから5番・・・じゃあ、2番から4番までを決めるジャンケンをしよー!」などとやっていました
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しかし。
今の子は、公園以外のお外で遊ぶことなどなく、家の前でケンパをして遊ぶ・・・などという、映画に出てくるようなレトロな遊びはしませんからねえ。
ケンパは、親が休日、一生懸命に公園で教えてあげなければいけなくなりました。
たくさんの人数で遊ぶこともあまりない現代、ジャンケンは、あくまで2人の「勝ち負け」のためにしか使うことがなく、多人数でジャンケンさせると、たちまち混乱してしまう子も少なくありません。
そのうちに、箸を持つ、整列をする・・・などとう、当たり前のことまで「幼児教室で習うこと」になってしまわないか、真面目に心配になるこの頃です
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さて。
サイコロを使って遊ばなくなった子ども達。
以前、すごろく遊びのようなことをしないから、今の子ども達は、「○こ、進む」の意味が理解できない・・・と話しましたね。
同様に、サイコロを頻繁に見ないため、あのサイコロ特有の数の並び方を、あまり目にすることがないようです。
10年ほど前に教室に通ってくださった子ども達は、2列2段に並んだものの絵を見ると、「あっ、サイコロみたいに並んでる・・・」のように表現しました。そうなんですねえ・・・
2列2段だと「4」、2列2段の中央に1個黒丸があると「5」、3列3段だと「6」・・・と、視覚から数を瞬時に理解していたのでした。
じつは、こういう確固とした理解は、便利なんですね
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数を数えたりするとき、数える対象がバラバラに散らばった状態であれば、一つ一つ数えなければ何個あるかはわかりませんね。適当に指でなぞって数えるのではなく、やはり一つ一つを斜線で消し、数える習慣をつけるのが良いでしょう
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しかし、整然と列、段になって並んでいて、子どもも数えるのに慣れていけば、わざわざ、1、2、3、4・・・と、10以下の数を数える必要はない、と思うのです。
そういう時にわかっていれば便利なのが、上の段に2、下の段に2であれば「4」、上の段に3、下の段に3であれば「6」、上の段に4、下の段に4であれば「8」、と理解できるでしょう。(ただ、5個に関しては、無理に覚える必要なないように思います。なぜならば、経験上、子どもの視覚では、4と5には大きな差があるように思えるからです。)
でも、これは、あくまで「数えることに慣れていれば」という注釈つき、です
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バラバラに並んだものを数える時、やはり、「正確に、早く数える」必要はあるわけで・・・
いろいろとテクニックを会得し、上手に数えるためにも、まずは、基本中の基本「しっかりと数える」を得意にさせましょう
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