小学校受験 ママのモヤモヤ飛んでけー!

お受験という造語の中で揺れるママ達。小学校受験指導、20余年間の経験から、ズバリ!悩めるママ達に真のアドバイスを。

小学校受験 - 焦らない!騒がない!

2013年08月08日 | お受験ママへのアドバイス
 小学校受験の時期が近づいてくる8月。関西では、すでに面接の始まっている学校もありますね
夏期講習たけなわのこの時期になると、保護者の方の中には、ひたすら焦り、一人で暴走し、子どもに怒鳴ったり、夫や妻に当たったり・・・と、困ったさんになる方が少なくありません

 考査直前の特別講習の受講のお誘い・・・学校別のそっくり模試・・・志望校別合否判定模試・・・仕上げの講座、etc. etc. 優秀と言われるお子さんを持っていても、問題児ですと常々ご注意を受けているお子さんを持っていても、結局は親の心ぐせ、思考パターン、親のタイプによって、焦ったり、騒いだりするのは同じなんですねえ

 どんなに「とっても素敵なお子様ですよ」と私が真剣に、一生懸命に伝えても、親自身がイメージしている「理想像」にならなければ、全く私の言葉などは届かない・・・一人でどんどん焦り、深夜までネットサーフィンをして、まるで自分で自分の首を絞めるように、新しい不安材料をサイトから見つけては、朝起きてきた夫や子どもを掴まえて、文句を言ったりわめいたり
 まさか、心当たり、あったりしないでしょうねえ?

 これからの時期、何より一番大切なことは、子ども達の「心の平安」です。
まだまだ自分の意思で大きなことを決めることのできない子ども達。今夜のお献立を「ハンバーグがいい!カレーの方がいいかなあ?」なんていう決定とはわけが違います。小学校受験をしようと考えたのは、ご両親・・・ですね。健気な子どもは、その決定についてきている。ちがいmすか?

 良い準備、子どもにとって大きな成長の糧となる準備をするのであれば、小学校受験準備は、この上なく素敵なチャンスです けれど、子どもに強いて、泣かせて、怒鳴りつけて、挙げ句の果てに「お母さんが情緒不安定」なんてことになれば、まさに子どもは悲劇のヒーロー、悲劇のヒロインでしょう

 子どもは弱者。お父さん、とりわけお母さんの心の動くをそのままでキャッチし、喜んだり、悲しんだり、不安になったりしていることをご存知ですか?

 親のイメージした勝手な理想像を受験の及第点と思い込み(先生から思い込まされ)、焦ったり、騒いだりしてはいけません
 「ママの笑顔」が何よりの環境であり、ママは家庭の中の太陽であることをお忘れなく