小学校受験 ママのモヤモヤ飛んでけー!

お受験という造語の中で揺れるママ達。小学校受験指導、20余年間の経験から、ズバリ!悩めるママ達に真のアドバイスを。

小学校受験 - 両親で、教育について話し合う

2015年02月06日 | その他、もろもろ
 「私立小学校受験を、とにかくはすることにしよう」「まあ、準備を始めたらいいんじゃない」「きっと遅れをとってるように思うから、幼児教室に行かせるのが先決
 こんな空気で、小学校受験の準備を始めるご家庭・・・多いですね。

 確かに 長年の「幼児教室マナーズ 代表」としての経験から、また、私自身や母としての経験から、私立小学校という教育環境は、非常に良い環境、意味のある豊かで尊い環境だと確信しています。
 でも
たとえそうではあっても、私立小学校とは、みなさまが大切な我が子を「託する場所」です。決して、たまたまその地域に住んでいたから、ここに行くことになったよ、という場所ではありません。

 この学校で学びたい この学校で教えたい そういう家庭と教育者が、各私立小学校の伝統のもと、時間を過ごす環境であることを思えば、「とりあえず、始めればいいんじゃない」という安易な考えは・・・違いますよ。

 まずは、是非ぜひ、ご両親で話し合ってみてください
  ご自分達は、どんな教育を受けてきて、それをどのように感じているのか?
  自分達が、子どもの教育環境に何を求めているのか?
  そのご自身の受けてきた教育と照らし合わせ、自身が親となった今、我が子にどういう教育を受けさせたいと考えているのか?

 こういうことをあらためて考え、我が子や教育に対するお互いの思いを確認することなく、見切り発車をするように、子どもだけを近所の幼児教室に通わせ始める・・・これでは、「魂の入らない仏様」のようなものです

 志望校を決めましょう、などと言っているのではありません。
パラパラと本を読んだり、各学校のサイトを見たり、いろいろなウワサを聞いただけで、大切な我が子を託する環境を早々と決められるわけがありません。

 昔から、こういうことわざがありますね。「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」要するに、馬には乗ってみなければ、その馬がどういう馬なのか?使い物になる馬になるかはわからない・・・人とは寄り添ってみて、初めてその人の良さがわかるもの・・・
 このように、実際には、その学校に身を置いてみなければ、本当のその学校はわかるわけはない・・・
とは言え、そう言ってしまったら、身もふたもなく、志望校を決められなくなってしまいます。ただ、少なくとも、まだ足も運ぶことなく、その学校の門をくぐることもなく、字面を読んでいるだけでは、その学校の「空気」は伝わってはきません。
 だから、志望校などは、最後の最後に「五感で感じることによって、やっと見えてくるようになってから決める」ものです。

 どうぞ、まずは、ご両親で話し合う時間を作ってください それがスタート、です。

                   


 みなさまが、小学校受験準備をチャンスとして、お子様を成長に上手に導いていかれることを・・・そして、豊かな思い出深い受験準備をされることを願い、様々なサイトをご紹介いたします。

   幼児教室マナーズ http://www.madoka-manners.com/
   まどか先生の親と子の相談室 http://www.manners-sodan.com/
   0歳からの小学校受験 http://www.madoka-smile.com/
   働くママ・ワーキングマザーの小学校受験  http://www.hataraku-mama.com/