お話の記憶、という言葉を聞いてヒットする方は、間違いなく小学校受験の準備に取り組まれた方ですね。
実際の考査では、それほど難解で複雑、5,6歳児をまるでいじめるようなストーリーは出題されないものです。
しかし、親を脅かして?!、再度、再々度チャレンジしてもらわなければならない受験産業の一端を担う模試の出題者は、あり得ないほど複雑怪奇な物語を作り上げていきます
一度、「何軒もの店に立ち寄り、複数のお買い物を繰り返す」ようなお話や、「一度のお出かけで、朝から晩まで盛りだくさんの行動をする」ようなお話を、我が子になったつもりで、親も真剣に取り組んでみてください。きっと、満点を取ろうとすると、修行僧並みに神経を集中しなければ解けないはず、です
私の家の近所には、名門幼稚園、有名幼稚園と呼ばれる幼稚園が複数あります。
ちょうど登園の時間に家を出ると、何組もの親子に遭遇します。思わず目を細め、微笑ましい姿に見入ってしまう・・・という親子もおいでになれば、あらまあ・・・という親子も少なくないのが現実です。
数日前も、この時間に家を出ました。
大きな道を渡るために信号のところに向かっていると、そこにはすでに園服姿の男の子ときれいな身なりをしたお母様が見えました。
お母様は男の子を見下ろし、2,3度、帽子ごしにポカポカと頭を叩いていたのが遠目にもわかりました。「はっはっは、朝のお支度が遅かったとか、きちんと朝ご飯を食べなかったとか、あの子は叱られてるんだな
」と勝手な想像で、ほのぼのとした思いになって近づくと・・・
いえいえ
想像とは全く違うことでした。お母様は一生懸命に話していらしたのです。
「・・・そこで、くまちゃんが右に曲がってまっすぐ行くと、ケーキさんさんがありました。ケーキや屋さんは道の左側で・・・郵便局では、うさぎさんに会ったので、リンゴを2個あげて・・・」
信号が青にかわり、親子が横断歩道を渡り始め、私も後ろを歩いていったのですが・・・どうも男の子はお話を覚えられないようで、ママから質問されると答えられない・・・そのたびに、またポカっとやられます
信号を渡り終えると、今度はお母様の大きな声。「ほら、ちゃんと前を見て
自転車が来てるじゃない。危ないでしょ、もう
」
私はね、ママのお気持ち、よくよくわかりますよ
なんでなの?なんで聞けないの?なんで覚えないの?なんで覚えられないの?
そういう気持ちがお母様の中で渦巻き、どんどんと膨らんで、お母様自身が「何とかして~~~~~
」という気分になっていらっしゃることを。
でも
あまりにみっともない
その時、横断歩道を渡っていた人はみな、親子を注目していたのです。
もちろん、親子が何をしていたか?がわかる人はいなかったでしょうが、むしろ、だからこそ、朝からこの子はどうして繰り返し繰り返し、こんなにも親に叱られているのだろう? ママは、どうしてあんな剣幕で朝から子どもを鬼の形相で叱っているのだろう?
小学校受験は、「お受験」という不思議な揶揄的な造語がまかり通るようになって以来、世の中では「おもしろおかしく話題になるもの」です。
その渦中にいる家族は真剣で、この一大事に向かい、一生懸命になっています。他人が何と言おうと、そんなことは関係ありません。私もそう思います
誰に我が子を育ててもらっているわけではありませんからね。言いたい人には、何でも言わせておけばいい。その通りです
しかし。
私達は社会の中で生きています。人の目の中で暮らしているのです。やはり親である限り「今の親としてのあなたの姿や行動が、どのように人の目に映るのか?」ということを、意識することは大事なこと、だと私は考えています
小学校受験準備に「溺れてしまう」親達の多くは、自分の姿や行動を、冷静に、客観的に見ることが出来なくなった人達です
自分の姿・・・人に見られて、どのように人の目に映るのか?ということも、是非ぜひ意識してみてください。





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実際の考査では、それほど難解で複雑、5,6歳児をまるでいじめるようなストーリーは出題されないものです。
しかし、親を脅かして?!、再度、再々度チャレンジしてもらわなければならない受験産業の一端を担う模試の出題者は、あり得ないほど複雑怪奇な物語を作り上げていきます

一度、「何軒もの店に立ち寄り、複数のお買い物を繰り返す」ようなお話や、「一度のお出かけで、朝から晩まで盛りだくさんの行動をする」ようなお話を、我が子になったつもりで、親も真剣に取り組んでみてください。きっと、満点を取ろうとすると、修行僧並みに神経を集中しなければ解けないはず、です

私の家の近所には、名門幼稚園、有名幼稚園と呼ばれる幼稚園が複数あります。
ちょうど登園の時間に家を出ると、何組もの親子に遭遇します。思わず目を細め、微笑ましい姿に見入ってしまう・・・という親子もおいでになれば、あらまあ・・・という親子も少なくないのが現実です。
数日前も、この時間に家を出ました。
大きな道を渡るために信号のところに向かっていると、そこにはすでに園服姿の男の子ときれいな身なりをしたお母様が見えました。
お母様は男の子を見下ろし、2,3度、帽子ごしにポカポカと頭を叩いていたのが遠目にもわかりました。「はっはっは、朝のお支度が遅かったとか、きちんと朝ご飯を食べなかったとか、あの子は叱られてるんだな

いえいえ

「・・・そこで、くまちゃんが右に曲がってまっすぐ行くと、ケーキさんさんがありました。ケーキや屋さんは道の左側で・・・郵便局では、うさぎさんに会ったので、リンゴを2個あげて・・・」
信号が青にかわり、親子が横断歩道を渡り始め、私も後ろを歩いていったのですが・・・どうも男の子はお話を覚えられないようで、ママから質問されると答えられない・・・そのたびに、またポカっとやられます

信号を渡り終えると、今度はお母様の大きな声。「ほら、ちゃんと前を見て


私はね、ママのお気持ち、よくよくわかりますよ

なんでなの?なんで聞けないの?なんで覚えないの?なんで覚えられないの?
そういう気持ちがお母様の中で渦巻き、どんどんと膨らんで、お母様自身が「何とかして~~~~~

でも

あまりにみっともない

もちろん、親子が何をしていたか?がわかる人はいなかったでしょうが、むしろ、だからこそ、朝からこの子はどうして繰り返し繰り返し、こんなにも親に叱られているのだろう? ママは、どうしてあんな剣幕で朝から子どもを鬼の形相で叱っているのだろう?
小学校受験は、「お受験」という不思議な揶揄的な造語がまかり通るようになって以来、世の中では「おもしろおかしく話題になるもの」です。
その渦中にいる家族は真剣で、この一大事に向かい、一生懸命になっています。他人が何と言おうと、そんなことは関係ありません。私もそう思います


しかし。
私達は社会の中で生きています。人の目の中で暮らしているのです。やはり親である限り「今の親としてのあなたの姿や行動が、どのように人の目に映るのか?」ということを、意識することは大事なこと、だと私は考えています

小学校受験準備に「溺れてしまう」親達の多くは、自分の姿や行動を、冷静に、客観的に見ることが出来なくなった人達です

自分の姿・・・人に見られて、どのように人の目に映るのか?ということも、是非ぜひ意識してみてください。











