小学校受験 ママのモヤモヤ飛んでけー!

お受験という造語の中で揺れるママ達。小学校受験指導、20余年間の経験から、ズバリ!悩めるママ達に真のアドバイスを。

小学校受験 - 傘の扱いに慣れさせる

2017年04月11日 | お受験ママへのアドバイス
 小学校受験を考え始めると、多くの方は「ペーパー学習」をバッチリすること・・・こんなことに気持ちがいきます。そして、「それこそが受験準備」と思い込み、過酷な準備は好まないとか、子どもに怒鳴ったり、自分がカッとなったりしたくない、等々、勝手な想像でぐるぐると考えあぐねる・・・
 最も多くの方々が「はまる」間違いです

 本当に大切な受験準備とは・・・我が子に「人としての力」をつけることです。
中学受験以降で使われる言葉で言えば、「偏差値をあげる事だけに躍起になって、人間性を育てることが疎かになる」
 こういうピーマンのような受験準備をする方ばかりで、本当に悲しいなあ・・・と思います。

 雨の日
あなたのお子様は、上手に傘を使っていますか?
また、上手に傘を扱えるようになるように、親身に教えていますか?

 実際に私立小学校に通うようになれば、ほとんどの子ども達が「電車通学」をすることになります。
 どんなに家から駅まで、駅から学校までが近くても、一切、傘を差さなくてOKというようなことは皆無でしょう。
 
  駅に着き、改札に入る時には、傘をたたまなくてはなりません。
  電車の中で開かないように、きちんとクルクルとまき、ピチット止めておかなければなりません。
  電車を降りて、改札を出ると、巻いた傘を開き、パっと傘を差して、歩き始めなくてはなりません。

 すべての行為は「速やかに」行わなければならないのです。なぜならば、もたもたとして、大人の動きの流れを妨げると、世の中は舌打ちをして通り過ぎるような人ばかりなのですよ
 誰一人として、「こんなに幼い子が、健気だな ガンバレ」というような思いで眺めることはない
 10人に一人、そういう眼差しでエールを送ってくれる人がいたとしたら、きっとそれは「ご自分の子どもが私立小学校に通っている(通わせていた)人」か、もしくは「ご自分が私立小学校に通っていたか」のどちらか、でしょう。

 私立小学校に入れば、子ども達は自分で登下校をします
 そんな日のために、傘を差す、傘を畳む、傘を丸める・・・という行為に、慣れさせておきましょう

 その日のためには、私は刺したり閉じたりする時に力が必要になるジャンプ傘はお勧めしません
 ジャンプ傘でなくとも、以前より、傘の開け閉めに工夫を凝らした子ども用の傘はたくさん出回っています。
 購入する時には、実際に子どもが自分で開け閉めを練習する時のことまで考えて、どれにするかを決めましょう。
 そして、雨が降っても子ども達がオドオドすることなく、自信を持って傘が扱えるように、事前にしっかりと練習をさせてあげることです。

 学校が求めている「生きる力」とは、日頃の暮らしの中から育っていくものばかりです。それを忘れない事

 「幼児教室マナーズ」のホームページが新しくなりました。 是非一度、ご覧ください。 



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