映画を作る時はいつも心のこもった映画を作りたいと願ってます。
人生を映像に再現する場合、悲劇と喜劇を混ぜ合わせなければなりません。
なぜなら、人生は悲しいものであると同時に少しこっけいなものであるから。
『ギルバート・グレイプ』は心の旅の物語です。
ラッセ・ハルストレム監督
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オープニングは・・・笑いから・・です。
ジョニーをイライラさせるものって何だったのかな
下書き(落書き)
この電話のシーンは、かなり刺激的なんですが
原作では何の何の「wow~!!!GAーー」
内容は、鼻血噴出・・で止めとく
危ないブログになっちゃうもん
一番大好き
映画の中で、唯一煌めく様な笑顔を見せるギルバート
なんと美しい。見惚れてしまう。
カーバーさんのお葬式のシーンだけど、
ギルバートの何ともださーーいお葬式ファッション
ちょこっと撫でつけた髪の毛
おじさんみたいな大きめのブルゾンにダブダブのズボン。
思わず笑います
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私が一番泣いてしまう
フードランドでケーキを買ったギルバートはラムソン氏に見られ
気まずい思いをする
そのケーキをつまみ食いをして台無しにしてしまうアーニー
ギルバートは感情を抑えきれなくなり力ずくで風呂へ入れようとする。
アーニーがギルバートの髪を引っ張り、シャワーから逃れる。
ギルバートがアーニーを幾度も殴りつける
アーニーが倒れ込む。
息を切らしたギルバートもシャワーを止め座り込む
突然、いたたまれなくなったギルバートが外へ走り出す
アーニーとベッキーが池で水遊びをしている様子に
そっと立ち去るギルバート
エイミーがアーニー車で迎えに来て走り去り
木陰で様子をうかがうギルバートにベッキーが気づく
立ち止まったギルバートの頬に涙が流れる
ベッキーがギルバートを抱きしめる
さぁ、服を脱ぐんだ。
動くな!
殴った。僕はあいつを本気で・・・
僕はいけない・・・。ママの食費を稼がないと・・・・
どうしようもない激情を抑えきれず、アーニーに暴力をふるう
そうだよね。ひっぱたきたくなるよ。
よくぞ、ここまで耐えたよね。って思う
ギルバートは今まで感情を表すことはなかった。
最初から死んでいるようだった。自殺したパパみたいに。
それが、生きる術だったのかな。
ベッキーがギルバートに風を吹き込んだんだよね
ベッキーの胸で泣くギルバートに胸が詰まる
これまで、悲しい時も涙を見せなかったんだろうね。
(原作ではパパが自殺した日を境に、涙を見せなかった)
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ほのぼの~
『アーニーとの兄弟愛』
「ふざけるな!戻ってこい!」
追いかけっこ。ほんとの兄弟そのもの。
アーニーが「兄ちゃん、これでおあいこだよ」みたいに頬を叩く。
少し大人になったアーニー。
そして、兄ちゃんが大好きなアーニー。
兄ちゃんから殴られた後、アーニーが少し利口に大人に見えませんか?
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可愛い
『ベッキーと』
取り替えっこしない?
タッカーとボビーが羨ましそうに見るのをちょい得意げ?
そしたら、カーバー夫人まで来ちゃってきまり悪ーい!
表情の変化がさすが!ジョニー!!!!
しかし、ベッキー羨ましいぞ
「あなたのママは勇気があるわ。偉いわ。お逢いしたいわ。」
ギルバートの髪を優しく撫でながら、初めてキスをするベッキー。
ぎこちなく抱き合う二人
ベッキーとの別れの日。
ジョニーの必殺技
ベッキーと抱き合いながら、背中をサスサス・・・・シマスぞ
で!いつもギルバートは受け身なんだよね。
カーバー夫人・ベッキーから髪の毛をかきあげられた時の表情が
もう・・・たまりませんよね~。
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悲哀
『ベッキーと』
自分には?自分の望みは?
いい人間になりたい・・・・
この時のジョニーの色の白さにビックリ。青白い?位なんだよね。
『カーバー夫人との別れ』
うちの子たちもいつかあなたのようにと・・・・あなたのように育ってくれたら嬉しいわ。
カーバー夫人との関係はギルバートが高校卒業の夏から。
7年も愛のレッスン受けてたのね。
ラッセ監督は原作よりもギルバートを優しい青年にしています。
カーバー夫人にも悪態ついてないし・・・
ジョニーならではのギルバートとカーバー夫人の別れのシーンです。
「こんなはずじゃなかった。このまま年をとるの?」
若い女の子に惹かれていくギルバート。年をとる焦り。
変化のない生活。気持ちのすれ違う夫との結婚生活。
(彼女の方が気持ちがわかるのが何だか悔しい)
このまま関係が続いてたら、若い二人に嫉妬・若さ自体に対して
彼女を苦しめたよね
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衝撃・・・え~なんで?
『ママの死』
パーティが終わり、ベッキーは旅へと戻って行く。
突然、ベットに向かって階段を上がって行くママ。
笑顔で横たわったママは再び目を開ける事はなかった。
こんな風になるつもりはなかったのよ。
ギルバート、お願いよ。黙って姿を消さないで
ギルバートはいままでママとこんな風に話したことなかったのでは?
このママに甘える様な仕草が好きです・・・母親と息子だよね。
笑いものにしないぞ。笑いものになんかしないぞ。
ママと共にパパの残した家が炎に包まれます。
やがてママのいる2階も炎が
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写真は載せてないけど、大好きなシーンがあるんだ
ベッキーの自転車をトラックにアーニーが積もうとしている
積むことが出来ないでいると、兄ちゃんがヒョイと軽々と積むの!
もーここ、萌えのツボです
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パンフレット(映画のシナリオが採録されてます)
ラッセ・ハルストレム監督
ジョニーは目で演技する若者で、その演技たるやとても繊細だから
口を出す必要は全くない。
ジョニー
自分に近い役を演じるとその役にはまる。その役になり切るまでは
いかないけれで、でも、撮影の間はかなりきつかった。
自分をかなり追い込んだんだ。食わずに、ただ酒を飲む。寝ない。
孤独だったよ。ずっと、独りだった。
レオナルド・ディカプリオ
ジョニーは気難しいみたいな評判を聞いていた。
でも、会った瞬間からブラザーシップを感じて
とってもいい関係が出来た。本当に兄貴が出来たと思った。
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それにしても!
日本版は何故に特典がついてないのだ!
us版では
てんこ盛りの特典がついてるのにね。
ブルーレイ、特典付きで再販して!!!
壊れかけた・・・否、壊滅状態の記事に長々と
お付き合いありがとうございました。
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ツーリストジャパンプレミアのジョニーを描きました
くまじゃないよ~。
スリーピース・空港・記者会見のジョニーだよ。
今週中にはなんとかアップ出来るかな。