「ウォルト・ディズニーの約束」を観ました。(公式サイトはこちら)
「メリー・ポピンズ」誕生に隠された感動の実話
影がミッキー・マウスとメリー・ポピンズだね。
ウォルト・ディズニー(トム・ハンクス) P・L・トラバース(エマ・トンプソン)
父/トラバース・ゴフ(コリン・ファレル) 母/マーガレット(ルース・ウイルソン)
レベッカ~!!!
子供時代のP・L・トラバース/ギンティ(アニー・ローズ・バックリー)
父娘のやり取りがよかったよ~。
リムジンの運転手 シャーマン兄弟
ラルフ(ポール・ジアマッティ) 弟/リチャード(ジェイソン・シュワルツマン) 兄/ロバート(B・J・ノヴァク)
驚いたのは、
メリーポピンズの作者P.L.トラヴァースの偏屈、頑固、ガミガミおばさんっぷり。
トラヴァースがアメリカへ向かう機中で、
自分の荷物を無理やり、押し込もうとしている。
「客室乗務員が違うところへ置きましょう。お手伝いします」にも頑として受け付けない。
「離陸の時間が迫っているので」にも耳を貸さない。
その時、赤ちゃん連れの母親が、自分の荷物をずらして事なきを得ました。
と!!そこでお礼を言うかと思いきや、なんと、
「ふん!」と鼻を鳴らし
「長時間のフライトに赤ちゃん連れで大丈夫か?泣かして煩くして迷惑かけないでね」
と言い放つ。
はははは・・・・。
母親、唖然。
一事が万事がこの調子です。
この性格がどう形成されていったか?
を軸にストーリーは進んでいきます。
そして、この頑固で頑なトラヴァースの閉ざされた心を開こうと
シャーマン兄弟、ウォルト、ラルフ(運転手)は辛抱強く接します。
しかし、彼女の傍若無人は続く・・・・
そして、
運転手のラルフと徐々に心を通わせていく。
ラルフの彼女の言動を受け入れ、しかし、媚びるのではなく・・・
はい、このやり取りは映画でご確認ください。
トラバースの回想シーン。
それにより、謎が解けていくにつれ彼女の事が好きになって行きました。
彼女が何故、頑なに「メリー・ポピンズ」を守ろうとしたのか?
もう、この頃には涙がじわり・・・・・・
そっか。そうなんだ。納得がいきます。
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長年にわたり映画化を熱望した「メリー・ポピンズ」
完成のパーティ会場でトラバースがミッキーマウスに
エスコートされる姿が印象的でした。
何故かって?
教えな――い。映画を観てね。
そこかしこにミッキーはいい働きをしてます。
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この映画の予習として私は、
「シャーマン兄弟」のドキュメント映画と「メリー・ポピンズ」を観ました。
これは正解だったと思います。
「チム・チム・チェリー」
「2ペンスを鳩に」
などの
珠玉のミュージカルナンバーの誕生シーンも楽しめました。
これから映画を観られる方には予習をお勧めします。
ちょこっと追記。
ラルフ役のポール・ジアマッティさん、『私がクマにキレた理由』に
ミスターXという傲慢でどうしようもない夫、父親で出てました。
スカーレット・ヨハンセンがナニー(乳母)をするんですけど。
何か共通点気がつきませんか?
メリー・ポピンズは不思議な力を持つナニーです。
それだけですけど・・・はい。
では・・・・またね~