12/22 爆音映画祭に行ってきました。
私はポール・マッカートニー&ウイングス/ロックショウ Rockshowを観ました。
ビートルズ解散後、自らの伝えたいロックを表現するため1971年に結成したポール・マッカートニー&ウイングス。
ビートルズでの偉業と80年代ソロ活動以降の充実ぶりの間とあって、
見落されがちなウイングス時代だが、ポールの実力はこのバンドのライブを見ずして決して測れない。
凄みさえ感じさせるベース・プレイやピアノ、アコースティック・ギター、プレイヤーとしての腕前もさることながら、
この時期ならではの気迫に溢れたヴォーカル・パフォーマンスは圧巻。
1976年(ポール・マッカートニー34歳)、名実ともに絶頂期を迎えたバンドの熱狂的ステージを
収録したライブ作品が、ファンの間で“レジェンド”として
語り継がれるコンサート・フィルム『ロックショウ』だ。(musicman-NETより)
01.ヴィーナス・アンド・マース/ロック・ショー/ジェット Venus And Mars / Rock Show / Jet
02. レット・ミー・ロール・イット Let Me Roll It
03. メディシン・ジャー Medicine Jar
04. 遥か昔のエジプト精神 Spirits Of Ancient Egypt
05. メイビー・アイム・アメイズド Maybe I’m Amazed
06. コール・ミー・バック・アゲイン Call Me Back Again(VHS、LD未収録曲)
07. レディ・マドンナ Lady Madonna(VHS、LD未収録曲)
08. ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード The Long And Winding Road(VHS、LD未収録曲)
09. 007死ぬのは奴らだ Live And Let Die
10. ピカソの遺言 Picasso’s Last Words(VHS、LD未収録曲)
11. リチャード・コーリー Richard Cory(VHS、LD未収録曲)
12. ブルーバード Bluebird
13. 夢の人 I’ve Just Seen A Face
14. ブラック・バード Blackbird(VHS、LD未収録曲)
15. イエスタデイ Yesterday
16. 幸せのアンサー You Gave Me The Answer
17. 磁石屋とチタン男 Magneto And Titanium Man
18. ゴー・ナウ Go Now
19. マイ・ラヴ My Love(VHS、LD未収録曲)
20. あの娘におせっかい Listen To What The Man Said
21. 幸せのノック Let ’Em In
22. 心のラヴ・ソング Silly Love Songs
23. やすらぎの時 Time To Hide
24. 愛の証し Beware My Love
25. ワインカラーの少女 Letting Go
26. バンド・オン・ザ・ラン Band on the Run
27. ハイ・ハイ・ハイ Hi Hi Hi
28. ソイリー Soily
まさに爆音とともに幕が開きました。
初めての大画面のサー・ポールは初めてです。
この頃の・・34歳のポールは若さに溢れ、エネルギッシュ。そしてカッコいい。
それに、こんなこと言っては失礼だけど、曲と曲の合間に見せる所作が
お茶目でかわゆい。
この観客へのアピールは今年の来日公演でもやっておられますね~。
wowowの洋楽ライブ伝説で予習していたせいか字幕無しだったけど
楽しむことが出来ました。
もっとも、MC以上に音楽で聴かせてくれますもの。
正直な話・・・・
タイトルではメロディは浮かんでこない曲ばかり。
すぐにタイトルから私の頭の回線が繋がるのは数曲。
but,
一回聴いたら魅了されちゃった~。
わたしはこのセットリストの中で一番好きなのは Band on the Run
キリング・フィルドのバックで流れますよね。
ところで・・・・
今回の来日公演ではお水を飲まなかったポール。
このロックショウではお水飲んでました。
それも、コップを恭しく(うやうやしく)掲げて、
「飲ませて頂きます」って感じでゴクゴク。
タオルで汗を拭く所作もお茶目なんだから~。参りました。
最愛のパートナーのリンダさんと、時折目と目を合わせる姿に
ご夫婦のかたい絆を感じました。
リンダさんが亡くなった時のポールの喪失感は想像を絶します。
それはウイングスのメンバーもそうだったでしょう。
リンダさんのパートを他のメンバーが補うんだけど・・・・ね。
イエスタデイ・・・・・鳥肌がぞわぞわ。
おーー。おーーー。これがこれが・・・・・
うるうる。なんで涙が出るんだろう。
何故?なんて理由はいらない。
ただ、心に響くそれだけ。
Maybe I’m Amazedも好き。
と・・・これ言い始めたら全部好きってなってしまった。
ラストはBand on the Runでした。
アンコール・・・アンコール・・・・
ありゃ、花火持ってるよ。 えーー火点いてるんだけど?
観客の表情が映し出されるけど、その顔がまたいい。
きっと、私も同じ顔してたんじゃないか?はははは~。
アンコールに応えてメンバー登場です。
そして
爆音が静かに幕を降ろす。
まだ耳がグワングワン鳴ってる。
拍手が起きました。
会場が明るくなって辺りを見回すと、
老いも若きも男も女も満足そうでありました。
ビートルズ/ポールと共に歩んでこられたファンはタイムスリップし、
若い世代は古さを感じさせない音楽に魅了されたと思います。
で!私の少なからずの後悔・・・
「あーー、リアルタイムでビートルズと共に歩んでみたかった」って。
で!後ろの座席の中学生からビートルズファン歴30年の方に不躾にも聞いてみた。
「お勧めのアルバム教えて下さい。入門アルバムって何?」
がははは・・・なんともザックリなお馬鹿な質問。
「全部好きなんだけど~」と言いつつ教えて下さいました。ありがとです。
だよね・・・全部好きに決まってるし。
私だって「ジョニーのお勧めの映画は?好きな映画は?」って聞かれても答えられないもん。
この会場に来てる人をそのままで、トークショウしたらいいなって思ったよ。
129分のロックショウ大満足でした。
帰りに缶コーヒーのお土産有難うございました。
来年・・・2013ポール来日公演なんか爆音でやってほしいな
エアロスミス、ローリング・ストーンズも希望いたします。
にわかビートルズファンの浅ーい映画鑑賞記でありました。ちゃんちゃん!
ってことで。。。。私の
ビートルズ・ポールのお気に入りのアルバム探しは続くのであった。
Paul McCartney & Wings - Yesterday -Movie"ROCKSHOW"
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