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愛しの “edward SCISSORHANDS”を語る

2011年07月11日 | ジョニーの映画でkatharsis

シザーハンズをスクリーンで観ました

ジョニーの初期の作品をスクリーンで観るのは初めて。

それも、ティムとのコンビのスタートの作品。

『感動・ただ感動』エドワードに逢えてよかった。

思えば

初めて買ったサントラが

初めてレンタルしたDVDが

初めてオークションで買ったパンフレットが

初めて買ったフィギアが

シザーハンズでした。

映画の中でエドワードが喋ったのはたったのこれだけ・・・

ストーリー展開に合わせてセリフを紹介します。

----お城で-------------------------------------

Don't  go.

I'm  not  finished.

He  didn't  wake  up.

Edward.

-----ペグの車で家へ・見る物がすべて------------------

I'm  sorry.


-----家に着いて---------------------------------

Thank  you.

Really?

------家族で夕飯------------------------------

Yes?

Sometimes.

Thank  you.

-----エメラルダがやって来て--------------------

We're  not  sheep.


-------バーベキューの準備をお手伝い-------------

Myself.


-----近所の人を招いてのバーベキュー-------------

Play  scissors  what?


I  did?

sisikababu-----?? si-si--kaba---bu--?


----キムが帰り大騒ぎの夜、お酒を飲まされ--------

What is it?

Glands?


----------ジョイスの庭で---------------------

Lemonade?


Oe---

---- キムの友人らと夕飯--------------------

Kim!

I'm  sorry.

---エーボンの社長に電話するペグ-----------

She had  some ideas.

-----手を研ぎに来てキムを見かけ-----------

Bye.

No.

-----テレビ出演----------------------------------

The friends I've made.

I'd  like to meet  him.

Yes, I  know.

------美容サロンにて-----------------------------

Peg  could  sell cosmetics.

Yes.

I  like that  one.



------レストランで-------------------------------

Sorry  I'm  late.

Mrs  Monroe  showed  me  where  the salon  will  be.

You  could  have  a  cosmetics  counter.

Then  she  showed me the back  room  where 
she  took  all  her  clothes  off.

The  bank?

-------ジムの悪巧みにはめられ-----------------------

This person stole from you.

Tell  his  parents  and  they'll  make  him give  it  back.


------警察から戻りキムと------------------------

You're  welcome.

I  knew  it was  Jim's house.

Yes.

Because  you  asked  me  to.


-----ビル(パパ)がお説教-----------------------

Give  it  to  my  loved  ones?


----クリスマスの飾り付け------------------------

Again?

Kevin, want  to play scissors,  paper,stone?

why?

------パトカーに追われ---------------------------


police!


------キムのもとへまいもどり-------------------------------

Are  you  OK?

Where  is  everybody?

I  can't.


-----車に轢かれそうになったケビンを助ける--------

Kevin!

Are  you  OK?

I'm  your  friend.

Kevin.

-----お城へ逃げたエドワード・別れ-------------------

They're  coming?

Did  I  hurt  Kevin?

Goodbye.



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如何ですか?

エドワードのセリフはこれだけです。言葉というより単語。
相手を誹謗する言葉はありません。

ジョニーが体全体、はさみの手で、心の動きを表現します。

秀逸なのは目の演技。

言葉のないセリフに私達は、エドワードの心の中を見ます。

息づかい、影でさえエドワードが訴えかけてるようです。

-------心に残るシーン------------------------------------

オープニング  街を見下ろす窓辺に佇むエドワード。

エドワードは今も、愛するキムを想い続ける。ずっとずっと・・・・・


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「お前には少し早いがクリスマスプレゼントだ

わたし、ここで一番泣きました。
エドワードが「喜び」を知った瞬間・・・直後に知る「悲しみ」


お城で暮らしていれば、知らずにすんだであろう「怒り」・・・

エドワードは自分を陥れたジムへの怒りではなくて、
愛する者を傷つけられた事への怒り・・・いえ悲しみなのかもしれません。
だから、最後まで自分を裏切った人を傷つけようとはしなかった。

アイスダンス
              
クリスマスに近い夜、一心不乱に氷を彫刻しているエドワード。

削った氷が雪になりキムに舞い落ちる。キムは雪の精になって踊る。
                    
それは、エドワードとキムが二人で踊るアイスダンス・・・・一つになって。


エドワードの心臓はハート型のクッキーで出来ています

とても壊れやすくて繊細・・・・・。そしてsweetなのかな?

純粋無垢で生まれたての赤ちゃんみたいな心。

そんなエドワードが少女に恋をした時、それは

悲しみも、喜びも、怒りも、哀しみも知ることになる。

でも、愛する事、愛されることを知ったエドワードは幸せだと思う。
           
お城で一人でいても一人ぼっちではないはず。

いつもそばにキムを感じるから。

ラスト、お話の最後にキムはこう言います。

if he weren't up there now, I don't think it would be snowing.

Sometimes you can still catch me dancing in it.


私の上に舞い散る雪もきっと、エドワードが降らせてるんだと思います。
    
エドワードの雪で、人々の心に宿る穢れを流すように・・・

*****ティムがばらしちゃいました***********

ジョニーの眉は剃らなかったよ。
眉を剃るのは怖い・・・・特殊メークで隠した。

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可哀そうにジョニーはこのテイクを20回やった。
撮影中に彼は2回吐くハメに。

こことラストで走るシーンだ。

その2つは知ってるよ。



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ラスト、警察から逃れるシーン。

これでジョニーは吐いた。

テイクは6回。
ひたすら彼は走りっ放し。

6回目は彼は戻ってこなかった。
茂みで吐いていたのさ・・・(笑)


2つは知ってるよ・・・って言ってるけど、この過酷な撮影だから、
ティムが知らないだけかもね。

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エドワードを演じるため、ジョニーは10k減量し

はさみの手を実際に付けて生活し役作りをした。
撮影に現れたジョニーの顔には本物の傷をつくっていた。

ホントは、はさみの手は遠隔操作で動かすはずだったのが
「自分でやってみたい」とジョニーの希望で変更されたそうです

そのおかげで、はさみの動きは殆どがジョニーの演技だった

フロリダの気温は38度を超え、湿度もある中

黒い革のボディスーツ、手にははさみ、かつら。

おまけに顔の傷跡はレイテックス製のものを貼付け,
毎日2時間かけてメイクを施した。

トイレに行くのも一苦労なので水分を取るのも我慢した

そんな・・・脱水症状おこして倒れちゃう

実際、気分が悪くたって、弱音はかなかったんだろうし。

ティムだって最初は「演技はへたくそだけど目に惹かれた」

ダニー(作曲)も「たかがテレビの俳優・・・」が

それが、一瞬にして魅了してしまったジョニーの演技。

共演者までもが惹きこまれたそうです。

まさに、ティムが見抜いたジョニーの魅力が開花したんだね。


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まつげの長さに改めて・・・・
画像では確認しにくいけどほんとバッサバッサ!!
この時のジョニーのまつげは茶色っぽく感じる。メイクなのでしょうか?

ティムが描いたエドワード

老博士役のビンセント・プライスはこの映画が遺作となりました。

ティム同様、1993年に亡くなるまで交流が続きました。
ジョニーにとっては父親的存在だったようです。

ビンセントはジョニーにこの世界の厳しさを教え
「絵などのアートを買いなさい」と助言したそうです。

今も、その教えを守ってますよね。

今のジョニーの素晴らしさ、輝きはこうした人生の先輩との交流が

大きく左右してると思います。

勿論、ジョニー本人の人間性は言うまでもないけど。

今回の「午前十時の映画祭・何度見てもすごい50本」で

シザーハンズが選ばれた事に感謝

そして「選ばれて当然だ!」って思いました

これから上映が予定されてる地域の方は

是非、何度でも足を運んでご覧になって下さい。

黄金コンビのスタートの「ティムジョニーの感動の映画」ですから。


ジョニー&ティムのインタビュー番組です。

ジョニーもティムも若いですね。
ジョニーの足の組み方って変わらない。ティムの足の崩し方も笑えます。

Johnny Depp & Tim Burton Interview - Arsenio Hall 1990 (FULL INTERVIEW)

シザーハンズの舞台になった街はこんな所だよ。