「マンガで世界を変えようとした男」を観ました。
やっと、福岡で上映です。待ちくたびれたよ~。
しかし・・・・上映映画館は遠い。
高速を使って一時間、
JRだと2時間半は有にかかります。(方向音痴の私が順調にいって)
「迷子になる・・・迷子になる。きっと徘徊して帰ってこれない」と
騒いでいたら「連れってやる」って事で車でGO!
小倉の日明(ひあがり)ICからすぐの
「小倉コロナシネマワールド」
トランセンデンスのポスターとかスタンディとか横断幕とか期待したけど
なーーーーんも無かった。残念!!!!
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ジョニーの素顔、素が拝める、ナレーションは超お宝。
しかし、ラルフさんの世界も覗き見したかった。
ラルフさんの絵の製作過程や、画材など・・・・興味深い。
ずっと、身を乗り出してみました。映画ぴあ生活より
映画化もされたハンター・S・トンプソンの著作『ラスベガスをやっつけろ』の
イラストも手がけたラルフ・ステッドマンに迫るドキュメンタリー。
映画『ラスベガス…』で主演を務めたジョニー・デップをはじめ、同作の監督のテリー・ギリアム、
作家のウィリアム・バロウズら錚々たる人々が出演する。
監督は本作が初の長編となるチャーリー・ポール。
楽曲はスラッシュ
マンガで世界を変えようとした男のフェイスブックはこちら
映画はジョニーがラルフを訪ねる所から始まります。
テコテコ
もうもうもう・・・・・・ジョニー~。素!!!!!素顔!!!!!
始まってすぐテンションMAX。もう息切れしそう。
で!
好きなシーンをキャプって見た。
何ともジョニー・・・穏やかなゆるーーい笑顔、そして口調。
こ・こ・こ・これ~~悶絶。
わおわお!!!! フェイスブック For No Good Reason より
ラルフさんのわんこを描くシーンが大好き。
映画の中に
ハンター・S・トンプソン
テリー・ギリアム
ミック・ジャガー
キース・リチャーズ
ウイズネルと僕
ブルース・ロビンソン
ラスベガスをやっつけろ
ウイリアム・バロウズ
そして・・・ジョニーのお姉さんのクリスティ
ジョニーと係わりのある方が出てくる度に、「よっしゃ!よっしゃ!」
なんでよっしゃ!かは不明ですけど。
時間かけて行った甲斐は充分にありました。
ジョニーの穏やかな口調が心地いい。
あんな風に相手の話を聞くんだなぁ・・・・・・。
ジョニーがそばにいて、自分の話を聞いてくれたら、どんなに癒されるだろう。
幅広い年齢層からも愛される理由がここに有ると思いました。
ラルフのお人柄からして、あんなにも強烈な風刺の絵を描かれるとは思えない。
不適切、危険、残酷、過激、反体制的-。
ラルフ・ステッドマンの画はいつもこのように評される。
カウンターカルチャーが隆盛を極めた60年代後半にイギリスからアメリカに渡った異端児は、
社会への壮絶な怒りとアナーキーなエネルギーに満ちた風刺マンガで一躍名を馳せた。
優しいお爺ちゃんみたいなんですけど。
ところが、どっこい!
あのハンターと同等に付き合えるなんて只者ではないのは確かですよね。
ハンターが自殺した時の状況をジョニーとラルフが語るシーンは涙です。
二人の喪失感たるや、計り知れないものがあったと思います。
そして、この二人がこうやってドキュメンタリーで共演しハンターさんを甦らせた。
ハンターさんがご存命なら、この二人どう変わっていたのかな?
元気でジョニーをずっと、ハラハラさせて欲しかったなぁ。
ジョニーが結婚式挙げるなんて聞いたら、どんな暴言でお祝いしたかな?
ラルフのまわりの個性豊かな人間。(強烈な方ばかり)
過激なマンガ。
その中にジョニーの穏やかで出しゃばらない、心地よいナレーション。
とっても素敵な時間でした。
こちらで映画の内容が分り易く紹介されてます。マンガで世界を変えようとした男
映画『マンガで世界を変えようとした男 ラルフ・ステッドマン』予告編