米下院、ボーナス課税法案を可決 AIG問題で
ボーナス受領者のリスト提出=米AIGがNY州司法長官に
【ワシントン=米山雄介】米下院は19日の本会議で、公的資金で救済された企業幹部の賞与(ボーナス)に対し、税率90%で特別付加税をかける法案を賛成多数で可決した。政府の管理下で経営再建中の米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の幹部らが受け取った総額1億6500万ドル(約160億円)の賞与を事実上返還させる狙いがある。 上院も同様の法案を準備しており、来週にかけて審議が本格化する見通し。上下両院で法案を一本化し、大統領が署名すればいったん支給された賞与を国が強制的に召し上げる異例の措置となる。 (08:12)
【ニューヨーク19日時事】米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が巨額の公的金融支援を受けながら幹部社員らに高額ボーナスを支給した問題で、調査を進めているニューヨーク州のクオモ司法長官は19日、ボーナスを受け取った社員のリストをAIGが提出したと発表した。
同長官はAIGの協力を得ながら、今後数日間かけて、ボーナスを返却した社員とそうでない社員の特定を進める。(2009/03/20-08:26)
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対抗策でましたね。さっき昼のニュースでもやってましたが米下院の本会議で公的資金を受けた
企業幹部の賞与に対して税率90%の特別付加税をかける法案が大多数で可決したとのことです。
あきらかにAIG幹部社員の高額ボーナス召上げ策です。日本もこのくらい素早く政治が動けば
良いけどね。この法律が施行されれば、いずれ日本でも同様な法律が出来るでしょうし。