時間管理のマトリックスを
自分や自分の周囲に当て嵌めてみました。
繁忙期に限らず、うちの会社は「緊急・急ぎ」が大好き。
「遅い」イコール「無能」の証明。
だからみんないつも急いでいます。
あまりの素早く動くので、みえないことも。
(嘘ですが、でもそれくらい早い)
10秒でメールの返事来るし、携帯に出られなかったり、
メールチェックが一日遅れると、
「どうしたんですか!」と叱られます。
さて、この時期、私の仕事の8割は、
「急ぎ」に属します。
マトリックスにある第一領域「緊急かつ重要」
(主に危機管理系)
に時間を割くのは当たり前です。
しかしこの表の第三領域に属する
「重要じゃないけれども急ぎ」が
くせ者なんです。
突然の来訪、言いたいことのわからない電話、
(顧客からのクレーム電話ではなく身内からのね)
人の尻拭いで便利屋扱いされて
「とにかくなんとかして」
とふられた仕事の締め切りは翌日だったり(笑)
みなさんも同じ経験ありませんか?
そして「緊急病」の人は、自分の仕事が一番緊急
(で重要)だと信じて疑わない。
でも急がせて、残業までさせておいて、
頼んだ書類は机に放置なんて
サラリーマンの世界ではざらです。
しかし第二領域「緊急ではないけれど大切なこと」は、
私たちの仕事においても人生においても、
とてもとても大切です。
これをやらないと心も頭も人間関係も枯渇します。
セミナーにいく、ビジョンを描く、振り返る、
友人と話す、良書を読む、ボランティアをする、
家族と過ごす。
予防策を考えるなどなど。
予防策を考えると第一領域の仕事も減ります。
時間は有限ですから、
これら大切なことをするためには、
第四領域(急ぎでもなく重要でもないこと)はもちろん、
第三領域から時間を引っぺがして来なきゃならない。
「これ大急ぎで」
と便利屋扱いで頼まれたら、
にっこり笑顔は保ちながらも、
きっぱりお断りすることも必要ですね~。
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