YUKARI note

大好きな建築をしながら過ごす日々

やしまーるへ行く。

2024-01-15 | 建築


やしまーる。香川県の高松市屋島という所に、2022年夏にできた高松市屋島山上交流拠点施設。
お正月休みの5日に初めて行ってきました。

まだお正月気分ということもあり、ちょうどいいくらいの賑わいでした。
なんとなく、今年の干支の龍にもみえなくもないな、と思いつつ、ぐるりと外の景色を眺めながら散歩。



ガラス張りのスロープを上ったり下りたり。サンルームのようで、ぽかぽかと心地よく。ところどころには、空調の吹き出しもありながら。
ガラス張りなので、外の豊かな緑もどこからも眺められて、まるで外を歩いているかのような気分。緩い起伏もさらにお散歩気分をあげてくれます。



少し上ってきたポイントから。屋根もいい感じです。色といい、薄さといい。建物全体の軽い印象を損なうことなく、かといってそっけない感じでもなく。材料は、香川県の有名な庵治石だそうです。自然素材なので、いろんな表情が眺めていても飽きません。後ろにちょこっと見える白と青の縞々屋根は、新屋島水族館のかわいい屋根。幼稚園の頃に遠足で行って以来、幾度となく訪れる好きなスポット。



床の厚みも、支える柱も、かなりの軽やかさ。最近、気づいたのですが。構造設計もすごく楽しそうだなと。渋いですね、構造設計。なかなかその楽しさに気づくのに時間がかかった気がします。



歩いていると気づかなかったですが、こんなにキュとしまった部分もあるのですね。下をくぐれるので、場所によっては、オモテのようなウラも必要ですね。単純でもなく複雑でもない、ちょうどいい感じの素敵なカーブでした。



子ども達が、楽しそうに走ったり、ご年配の方が腰かけて日向ぼっこしたり、あちらこちらに、座れるようにベンチやスツールがあるので、みんな思い思いに、のんびりと山頂の空気や眺めを楽しんでいたのが、とても印象的でした。愛されている感もありますよね。



屋島山頂からの眺め。



遠くには、建設中のSANAAさん設計の新しい体育館が見えました!



コメント (2)
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