2018/11/03 12:28 高知県龍河洞。
龍河洞で見つけた素敵なビル。
戻って来て調べてみると「龍河洞国際交流会館」のようです。
設計された方までは、わかりませんでした。残念。
この断面台形のふたつを組み合わせた手すり。
そのふたつを繋いでいる鼓形。
木製家具等を繋ぎ合わせる堅木を彷彿。
それが、コンクリート造って。
階段手すりもなかなか素敵です。
曲線を作った型枠が細長い板を縦に繋いで作っている跡が
うっすらとわかります。
しかも、CON造なのに、笠木は笠木として存在するという。
ひと手間もふた手間もかけられています。
笠木の上端をコテで押えた職人さんの技に
思いを馳せながら登ります。
この丸い窓枠。そしてそれが白。
そして、タイルとの組み合わせ。
でも、樋がここを通ってしまうという
少しゆるい感じが私は、嫌いではありません。
(正面からは見えにくい場所になっています。)
なぜ、2階の軒天の仕上げだけが違うのだろう。
とか、この建物だけでこれだけワクワクしてしまいました。
設計された方や作った人たちの愛を感じるビルでした。
と、なぜ龍河洞へ行ったのかと言いますと、
事務所の名刺をデザインしてくださったアーティストさんが
イベントに参加されていて、そこへ。
この続きは、後日に。
(ビル話でボリュームが…笑)
松村建築設計事務所HP →http://www.matsumura-architecturaloffice.jp/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます