ぼちぼち日記

シニアの暮らし方や思い、猫たちのことなどをマイペースで記録しています。

母のこと。

2024-09-25 15:24:52 | 家族
昨日は半月ぶりに母の施設に面会に。
長女から何か買ってあげてと頼まれていたので、すてきなカーディガンとお菓子をもって。


施設に到着すると、職員さんから開口一番に「最近食事が入らないんです。傾眠でぼーっとしていることが多くて。」と言われた。
食堂に座っている母をみて声をかけるが、確かに痩せたし、表情はさえない。

しばらく話をしているうちにようやく私が誰かわかったようで、そのあとは一緒に帰りたいとしきりに訴えるのだった。
「無理してでも食事をとらないと入院になるよ。帰りたいならもっと体力をつけないとね。口から食べられることは幸せなことよ。」
・・・・・一緒にベッドに座って母に言い聞かせる。

こんなに老いて、出来ないことばかり増えて、自宅でのようにくつろげるわけでもない日々で、正気を保つこと自体困難だ。
いつまでもポジティブに生きている老人もなかには存在していて、私もそうなりたいと願うけれど、おそらく母と同じような晩年をたどるだろうと思う。
母に残された時間と、私の現在の時間。
まさしく老老介護の状態であるが、母が少しでも安楽に余生を過ごすための方策を、これから考えてみようと思っている。




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備え。

2024-09-13 18:25:03 | 家族
長女からたくさん食べ物が届く。
今回の病気のことで、食事が作れない時のためにと、おくってくれたもの。
職場へもお菓子を準備してくれて、どちらが母親かわからない。

遠く離れたところに行ってしまったことの罪滅ぼし、と娘は言っていたけれど、親と離れて暮らすのは当たり前のことで、そんなふうに思わせていること自体申し訳ない気もちだ。
缶詰やスープなど他にも沢山送ってくれたので、もう準備万端。
もちろん、寝込まないように日頃から注意しなければね。
(´Д`)


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花。

2024-09-10 15:23:26 | 家族
猫の花。
オバサンが何かある時には一番に心配してくれる。
はっと気がつくと顔が。


でもちょっと重たいよ・・・。
(´Д`)

・・・・・
ありがとうね。
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娘婿。

2024-08-27 21:36:17 | 家族
娘婿というと、長女は非常に怒る。ジェンダーだとか何とか・・・。
なら何て言う?
娘の旦那・・。もっとよくない響き。かといって娘の相方でも夫君でもしっくりいかない。
以前友人に尋ねたら、娘婿としか言いようがないでしょ、と即答。
ま、呼び名は別として、長女、次女とも、お婿さんがとても優しくて、彼らから「おかあさん」と呼ばれると、本当の息子が出来たようでとても嬉しい。




ところで、長女のパートナーK君。先日帰省した際に張り子の猫をプレゼントしてくれた。
以前私はインチキ張り子を作ったことがあるが、美術家のK君のは本格的。
型を作っているので、必要なら何個でも同じものが出来てしまうのだ。
一つは型から抜いたままなので、私が自由に着色できる。今度ゆっくり彩色をしてみようと思う。



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母のこと。

2024-08-25 16:47:15 | 家族
先月母に面会に行ったときのこと。
施設管理者から部屋で転倒したことを報告され(幸い怪我はなし)、動線を確保するために椅子や机、ロッカーなどを一旦下の倉庫に撤去したいとの申し出があった。
環境が大きく変わるので認知症が進むのではと言うと、「もうわからないと思いますよ」と、あっさりと介護責任者。



昨日、帰省している長女夫婦と母のホームへ。
部屋はかなり変わっていたけれど、予想外に母は落ち着いていた。

室内にあったティッシュも衣類も、私が持って行ったお菓子もすべて施設管理になっていた。
放っておくとめちゃくちゃにしてしまうらしい。
あんなに強かったこだわりが消えて、母は、何がほしいか何に困っているのかもうあまりわからなくなっているようだ。

衣服は最低限収納し、それをローテーションで着せれば、施設も管理しやすくなる。
どうせ認知症だから違いはわからない。
それはそうだけれど、やはり淋しい。

デイサービスで同じような服ばかりではと思い、季節ごとに色々服を買ってあげていたのに。
美味しいものを食べさせたかったのに・・・。

人間らしく生きるって、どういうことだろうな。
この施設を選んだことは失敗だったのではとつい思ってしまう娘。
でも、母はさほど居心地悪さを感じていない様子だ。

子育ての次は親の介護。
なんだかずっと手探りしている気がする。
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