周囲の人に運動しているのかと尋ねられる度に、していない、と答える。今では散歩もしない。
友人の中には、フィットネスクラブに通っている人やサプリを飲んでいる人も。
欧米人の同年代比では、転倒して歩けなくなる人が日本でやや少ないと聞いたことがある。
おそらく畳の生活が大きな要因だろうとも言っていた。
高齢になると床からの立ち上がりが辛くなるので、椅子の生活となる人も多い。
立ち上がり時は楽だが、ずっと座っていると足のむくみや血栓などになりやすい。これは飛行機などのエコノミー症候群を思いだせばわかることだ。
私の場合、猫6匹の世話をはじめ立屈みは日に何十回と行い、万歩計をつけたいほど移動しまくっているので、お金をかけなくても適度な運動は出来ていると思っている。
歩くことは大切だけれど、股関節と足首の関節がよく動くことが重要。
高齢になると膝や腰などの関節痛をはじめ、あちこちが故障しはじめる。
大抵のひとが大なり小なりこの道を歩むことになる。
しかし、せめて先延ばししたい。
そのために無理のない範囲で、あえて便利さを手放すのもよい方法だ。
小さなことでも、思いついたら試してみるといいと思う。